「気がついたら、新しい年度が始まってた(汗」
「気がついたら、今年に入って3ヶ月が経過してた(汗」
「よし、やるぞ!と思って取り組み始めたけど、中途半端に終わった…(涙」
── あなたにはそんな経験、ありませんか?
「今年こそは」と心に決めた【本気の目標】。
あなたは今、どれだけ実現できているでしょうか?
読書かもしれないし、速読かもしれない。
その向こう側には、きっと本当に大切な、超本気の目標もあったはずです。
世の中には高い目標を達成し続ける人と、その逆の人がいる
これまで、フォーカス・リーディング集中講座を受講した大勢の方の中には、本当に尊敬するレベルで「設定した目標を確実に(想定以上に)達成する」というスゴい人がたくさんいました。
そういう人は「到達するレベルが高い」わけです。
ただ、面白いのは「もともと読書好きかどうか」がまったく関係ないんです。
実は集中講座を受講する人の「到達するレベル」は、講座をやり始めた当初、それまでの読書量で決まるものだと思っていました。しかし、同じように読書量が少ない人でも、何の問題もなく高いレベルに到達できる人と、そうでない人がいるんですね。
その「最終的に手にする成果の違い」は、講座の中で発せられる言葉や課題に向かう姿勢に現れていました。
1.課題に向き合うスタンスが違う!
すごい成果を叩き出す人と、思った成果を出せずに終わる人の違いの1つ目は、課題に向き合うスタンスです。
取り組む際に「絶対にやり遂げる」ことを決めているか、成り行きに任せているか、という違い。
自分でやれる(成し遂げられる)ことを確信し、「やる」と決断し、行動し続ける。
これが成果を確実に叩き出す人の共通の文化です。
このような「何かと向き合う時の心構え」のことをマインドセットと呼びます。
「今やっている方法で、自分の期待する成果に到達できるか?」ということ、そして「今、この段階で何を、どの程度やっておくべきか」を常に計算しているようにも見えます。
常に、この「プロセス」を大事にして、「今、自分が取り組んでいること」に最善を尽くします。
2.自分に対するフィードバックが違う!
常にゴールとの距離を図りながら、方向性が正しいか、成果が得られているかどうかをチェックします。その時のプロセスの評価、つまり自分で自分に与えるフィードバックも、大きな違いの1つ。
スゴくない人は「できた⇔できない」の「結果」だけにフォーカスした2分法でとらえがちです。
これに対して、スゴい人は「できている」と「できていない」の間に「何かを学んでいる」というプロセスを置き、そこをクールに分析・評価しています。
この「結果に焦点化しているか、プロセスに焦点化しているか」の違いは、とてつもなく大きな差を生みます。
プロセスに焦点化していなければ、
- 言われたことをやるだけ
- 無我夢中、必死にやるため、プロセスがモニタリングできない
- その場の思いつきレベルの試行錯誤に終始する
- 取り組みが上手く行かなかった場合「できなかった」とネガティブモードに突入しがち
ことになります。逆にプロセスに焦点化していれば、
- 自分の中に「今、何が課題か」を考えて主体的に取り組む
- 常に冷静に自分の状態、心身の反応をモニタリングできる
- 仮説を持って試行錯誤し、ゴールの「できたイメージ」に向けて自己調整できる
- 取り組みが上手く行っていない場合「何が学べたか」「思い切った方向転換が必要か」と、未来志向で検討できる
こういうことが可能になるわけです。
そして、このことが次の「発する言葉」につながります。
3.発する言葉がまったく違う!
自分へのフィードバックが違うから、レッスンの途中に「今、手応えはどうですか?」と問いかけたときの反応、出てくる言葉がまったく違ってくるわけですよ。



どんどん自分が進化していくのが実感できて楽しいですね!



いや、まったく手応えがありません…
こんな分かりやすい違いです。
ネガティブな言葉を語る人は、「できなかったらどうしよう」とか「あー、できてない」という結果に対する不安と戦ってばかりで、冷静にモニタリングできていれば受け止められたはずの小さなな変化をスルーしています。
いや、多くの場合は「何をやっているか分からない」と不安とストレスで立ち止まって、対象と戯れることすら放棄してしまうかも知れません。
ですが、小学生でもできることを、何時間もトレーニングしてるのに「まったく手応えがない」わけがないのですよ。
でも、必死だから、自分の内に生まれている些細な変化に気づけない。
そして「まったく手応えがない」と、自分の取り組みを全否定して、何もなかったことにしてしまうわけです。
ポジティブな言葉を語る人というのはプロセスにフォーカスして、そこからのフィードバックをポジティブに受け止め続けます。できていないことは「乗り越えるべき課題が見えた」としか感じないわけです。
4.「もういいや」のレベルがまったく違う!
まぁ、「まったく分かりません」という人は、全体の1%か2%というところ。そこまでひどくなくても、ちょっと残念というか、勿体ない人は一定数いらっしゃいます。
反復して練習をすることで感覚が磨かれていきますよね? その「磨き上げる」作業をどこまで追い込んでやるか、です。
講師が指定した時間、量をこなしたから「もういいや、寝よう」と思う人は、かなり残念なレベルで終わります。
「ギリ合格」とされるレベルに到達できたところで手を打つ人、それは越えたけど「そこそこ」で手を打った人も、もったいない人です。
せっかくつかめたのなら、なぜそこから追い込まない!と思うワケですよ。
実際、スゴい!というレベルに到達する人というのは、講師が指定した時間と量そしてレベルをクリアし、「いい手応えが得られた」状態からが本番です。自分が納得できる最高レベルに到達するまでやり切った上で、「よし、これで満足いく結果が確実に手に入る。これでもういいや、寝よう」と思うわけです。
この「もういいや」という言葉を使うタイミングを整理すると、こんな感じになります。
- レベル1:よく分からないから、もういいや。
- レベル2:最低限こなしたから、もういいや。
- レベル3:指定されたレベルにはギリギリ到達できたから、もういいや。
- レベル4:そこそこ納得のいくレベルになったから、もういいや。
- レベル5:自分が納得できる最高レベルに到達できたから、もういいや。
あなたは、どのレベルで「もういいや」と思うでしょうか。
到達レベルを決めるものは何か?
読書量が少なくても、とてつもなく高い速読スキルを手に入れてしまう人の正体は「レベル5で取り組める人」だったわけです。同時にプロセスを適切にモニタリングできる文化を持っている人でもありました。
もちろん、天才になるわけではないので、いきなり難しい本を速読して理解できるようになるわけではありませんけどね。
その時のその人にとって「無理だろ」と思うことでも、戦略的に攻めていきます。
取り組むプロセスそのものを楽しみながら、長い場合には2, 3年かけてでも、確実に自分が目指す境地に到達するんです。
つまるところ「高いレベルのもういいや」も「プロセスを楽しむ姿勢」も、「長い期間をかけてでもやり切る姿勢」も、すべては同じ根源から生まれていると考えられます。
それは「必要だからやるし、やるからにはやり遂げる」というマインドセット、つまり「文化」なんです。
自分の「文化」を見直そう
成果を決めるのは「文化」。
ちなみに「文化」というのは、その人の思考や行動が集積していって、無意識的・自動的に発動し「その人らしい思考と行動のパターン」として形成されたものです。
DNAや原始的な脳の反応回路による部分もあるでしょうし、家庭で親がかけつづけた言葉、学校の先生から繰り返し言われた言葉、何かの出来事をきっかけに獲得した信念などもあります。
最下層に【文化】が最下層にあり、何か外からの刺激があると、この文化のレベルで反応して、多くの場合自動的に【思考・決断(意思)】が生まれます。ついついネガティブに考えてしまう人、逆に向こう見ずのレベルでポジティブに行動する人など、「その人らしい行動・決断のパターン」ってありますよね。そしてそれが【行動・言葉】が表出されます。
何か外からの刺激に対して【文化(習慣)】 のレベルで反応し、思考・決断し、行動・言葉として表出してくる…という具合です。(下図)


フォーカス・リーディングのような今までに経験したことのないことに挑戦する時というのは、その人の「文化」がいろいろなところに出てきます。
これまでに社員研修でスタッフさんをお預かりするケースも多かったのですが、終了後に「○○さんは、こういう思考の癖があって、こういうワナにハマりがちかも知れません」という具合に、寸評をお送りすることがあります。
そうすると、社長さんから「うちの人事による評価とほぼ一致しています!」と驚かれます。
それくらい、その人の【文化】というのは、いろいろなところに顔を出すものなのですよ。
そして、文化が行動を生み出している事は間違いないわけですが、同時に、私たちは「意志の力」を持っています。
自分が刺激に対してどういう反応をしているかを冷静に感じ取り、すぐに反応してしまわず、意志の力で反応し方、行動への表し方を選ぶことが可能なのです。
この「意志の力で行動を選ぶ」ことを繰り返すことで、私たちは新しい文化が宿るのです!
マザー・テレサの語った言葉として有名な
思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。
これと近い発想ですね!


もういいやの使い方で、自分の文化を変えていこう!
あなたもぜひ、ご自身の使う「言葉」を確認してみてください。
何かをやり遂げたいと思って動き出したときに、まだ成果も見えていないのに
もう、いいや。これくらいで。(手応えないし)
と行動を止めてしまったことはないでしょうか?
でも、こういう言葉を知っておいて損はありません。
「行動すれば、次の現実」
(石原明著『成功曲線を描こう』)
まずは心静かに自分の内面の些細な変化をモニタリングしてみてください。必ず何らかの手応えが生まれています。「できている・できていない」の2分法で勝手に不安になるのではなく「今、できるようになっているところ」と、鎮まりの中で対象と向き合うのです。
手応えが見えてくるまで「もういいや」の代わりに「いや、まだまだここから」と考えてみましょう。
すごい成果を上げる人が「もう、いいや」という場合、自分が期待した成果が手に入ることがリアルに実感できた時です。
ぜひ「もう、いいや」を自分が使っているタイミングを意識してみてください。
そして、「もういいや」のレベルを引き上げましょう。
引き上げるためには、自分の発している心の声に気付かなければなりませんよね。踏ん張らなければならない状況で、自分が力を緩めてしまった時、「なんで、今、力を抜いた?」と自問自答できるメタな観察力が必要です。
すぐには変わらないかも知れません。
でも、私たちには「意志」の力があります。気付いたら、理想的な言葉を使って上書きしましょう。
「まだ、ここから!」を使って「もういいや」を延期しましょう。
「もういいや」が変われば、あなたの「文化」が変わります。
「文化」が変われば、あなたの「すべての思考と行動」が変わります。
「思考と行動」が変われば、あなたの「人生のゴール」が変わります。
そう。あなたが求めている理想の未来が一気に近づいてくるのです!











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