「仕事から帰ったら疲れ果てて勉強できない」問題にどう対処するか?

社会人の自己投資は、常に本業、家庭、人付き合いとのせめぎ合いの中にさらされます。
 
実際、社会人向けの高速学習講座では、こんな質問、相談が多数寄せられます。

名無しさん
日常の業務が多すぎて疲弊しているため、帰宅後に勉強する気になりません。
休日は休日で、家族サービスを求められて、勉強の時間なんてなかなか取れるものではありません…!

あなたら、この問題をどう解決したらいいと思いますか?

「健康リスク」に対処するという発想

一つの対処の方向性は、「疲れ果てる」という事象を健康リスクととらえるものです。
 
リスクに対しては「対処する」という発想と「予防する」という発想の両面が必要です。

「疲れ果てる」に対処する

寺田
疲れとは闘わない。

これが一番重要です。
疲れを押してがんばったところで、本であれ、動画であれ、頭に入ってくるはずがありません。
むしろ、無理がたたって倒れでもしたら、それこそ大問題です!
疲れ果てているなら、まずは休養をとること。
 
忙しくなればなるほど、休む時間をたっぷりとること。
一過性のものなら休めば回復しますし、その疲れの原因を探って対処したらいいでしょう。
 
その上で、「対処療法ではダメだ。根治を考えよう!」と思考を向けなければなりません。
とりわけ、慢性化していたり、頻発したりするようならね。

「疲れ果てる」を予防する

何はともあれ、「疲れ果てる原因」を考えましょう。
 
「疲れ=働き過ぎ」であれば、仕事のあり方を見直す必要がありますし、「疲れ=身体の不調」であれば、生活習慣を見直す必要があります。
 
まずは、生活習慣を見直してみましょう。

  • 睡眠は十分か?
  • 食事は偏っていないか?
  • 太りすぎていないか?
  • 甘いもの(糖類)を取り過ぎていないか?
  • 運動不足ではないか?
  • 筋力・体力は十分にあるか?

次に仕事のあり方ですね。
こちらは「自分の努力と工夫」でなんとかなる部分と、「システムやチームに働きかける必要」がある部分とが出てきます。

  • 自分を含め、チームの仕事のあり方、目標やノルマに無理がないか?
  • スキルや知識、あるいはシステムに欠落があるために、うまくいっていない部分がないか?
  • 無駄に疲れるような働き方、姿勢になっていないか?
  • 過剰に仕事を任されてしまったり、安請け合いしたりしていないか?

働き方、知識・スキルの変革、システムの改革、仲間への働きかけなどなど、できることはいっぱいありそうです!
 
しかし、これには忘れてはならない、もう1つの側面があります。

寺田
もし、あなたが疲れているにも関わらず、「家族サービス!」と求められるなら、それは言ってみれば「家族リスク」を抱えた状態なのです!

「家族リスク」という考え方

あなたが疲れ果てているにも関わらず、パートナーが「ご飯まだ?」とか「休みの日は子どもたちと遊んでよ!」とか言われてしまうとしたら…

  • A.パートナー選びが悪かった
  • B.自分の関わり方に問題がある

このいずれかしかありません。
そして、恐らくはこの打開策というのは、「あなたが変わる」ことしかありえません。
7つの習慣』あるいは『小さな箱から脱出する方法』の教えに従って、あなたの自己欺瞞の箱から抜け出し、相手の立場と想いを理解し、自分の振る舞いについて見直すのです。

  • 日常的な家事や育児は公平に分担できているだろうか?
  • 相手のつらさを理解して、十分な心遣いができてるだろうか?
  • 自分の都合(飲み会、仕事、残業)に気を取られて、パートナーや家族の都合を無視していなかっただろうか?
  • 自分の目指す目標や人生のゴールは、パートナーや家族と共有できていただろうか?

家族リスク」というのは、「家族がリスク」ではなく、「家族に対する、あなたの態度・姿勢がリスク」なのです。
 
ま、大抵のリスクは「自分のあり方、振る舞い」が原因なんですけどね!(笑)

長期・短期の対処法を考えよう!

疲れ果てて勉強できない」という問題を考えるときは、対処療法でリゲインを飲むとか、環境のせいにして夢を諦めるとか、そんな方向に走ってはいけません。
 
上に述べたとおり、根本的な問題を直視して、長期スパンでもって、「疲れない身体」「疲れる必要のない仕事のシステム」を構築しましょう。
 
場合によっては、ビジネスモデルを変える必要があるかも知れませんし、時間・お金・人(人脈、家族、仲間)の協力というリソースの活用法を変えなければならないかも知れません。視野を広げて、根本から改善するという発想が必要ですね。(^^)
 
そして、短期的に「どうしたら勉強できるか?」という点も視野に入れて、次のようなことを考えてみてください。

  • 生活のリズムを変える
  • 通勤方法など仕事にまつわるシステムを変える
  • 移動時間の活用など、時間リソースの掘り起こしを考える
  • お金をつかって人の助けを借りる
  • 勉強のやり方(活用するメディアなど)を変える

小手先だけど、実効性のある変革の道も探ってみる必要がありますね。(^^)
 
これについては、また別のところで。

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