「プロたるにふさわしい」の条件って何だ?

こんばんは。読書と学習法のナビゲーター、寺田です。
 
今日、8ヶ月におよぶセールスコピーライティング講座が
無事に修了しました。

 
この講座の受講生の半分の方は「プロ」のライターを
目指して学びに来ていらっしゃいます。
 
この「プロになる」というのは、なかなか大変なことだよな、と
私も16年間、「速読指導のプロ」として活動してきて、
しみじみ思います。
 
そういうわけで、今日は、
寺田の考える「プロになるための道」について。
 
 
 
教師時代、いつも思っていました。
 
「自分はプロを名乗る資格があるんだろうか?」って。
 
これは、周囲の先輩先生方を見ても、思ってました。
 
教師って、とりあえず大学で単位を取って免許をもらって、都道府県の採用試験に合格しさえすれば「プロ」を名乗れますからね。
 
でも、教科の指導が下手で、生徒の成績を下げる先生。
生徒と対話ができず、学級を崩壊させる先生。
いろんな先生がいらっしゃいました。
 
偉そうに語る私だって、本当にプロを名乗っていい教師だったのか残念ながら不明です。
力がないからといって、淘汰される仕組みがありませんから。
 
だから、学校の先生の大半は、非常に失礼な言い方にはなりますが、「プロ」たるに値しない仕事ぶりの人も多いわけだよね、と思うわけです。
 
 
プロって、自分が対価をいただく仕事について、その対価に見合うだけの成果を上げられる人だと、私は考えます。
 
その「見合うだけの成果」というのは、単にそのサービスを提供した直後に満足感があったということではなく、その人が本当に求めた未来が手に入ったかどうかで計られなければならないもの。
 
プロの教師であれば、関わった子の生きる力、教科の学力を身に付けさせ、納得いく人生を歩んでいける、そんな力を身に付けさせられたか。
 
プロのセールスコピーライターであれば、受けた案件について、最低でも、期待された売り上げを上げられる作品を創り上げることが求められます。
 
ま、「最低でも」のラインで仕事をこなすのは、プロじゃないという気もしますね!
 
本当にプロとしてやっていこうと思うなら、相手の期待以上の成果を上げさせてやる必要があります。
 
人並みのことを、平々凡々とこなしていても、それはプロとして認められません。
プロ野球選手とか、プロレスラーとか、そんなプロを見て、そう思いませんか?
彼らが「プロ!」たるゆえんは、お客様が感動するレベルのプレーを披露することにあります。そして、そういう感動を与えられるレベルになるために、それこそ血のにじむような努力をできた人こそが、プロになれるんだろうな、と。
 
もちろん、プロとして活動し始めても、まだ実力が伴わないということもあります。そういう時期って、あんまりお金を稼ぐことに必死にならず「経験値が報酬」という発想も必要です。今の苦労と経験が、将来の報酬を作るっていう発想。
 
もちろん「実戦経験」だけでは、本当のプロにはなれません。そこで磨かれるのは「スキル」だけ。いや、「スキル」とその「運用能力」ですね。運用能力=総合的な判断力と定義すると分かりやすいでしょうか。
 
でも本当は、それを支える知識(ナレッジ)も必要です。その周辺部まで含めた、本当に幅の広い知識が。
そして哲学・美学(マインド)も!
 
だから、プロに必要なのは、
マインド−ナレッジ−スキルという3つという言い方も可能ですし、
アリストテレス流に言えば「知識(エピステーメー)・技術(テクねー)・思慮(フロネーシス)」でしょうか。
 
武道の世界になぞらえて「心・技・体」と言ってもよさそうです。
 
なにしろ、そういうトータルな視野で評価されるプロこそが本当のプロ。
それを目指すためにも、あまり今、目の前のお金を稼ぐことに必死にならない方が絶対にいいよね、と。
 
私自身、常々、さらに高いレベルで、それらのバランスを取っていかねばと思っています。今、大学院に通っているのも、そのため。ブログでの発信を続けているのも。
 
 
今日、卒業したばかりの、同期のコピーライターの卵たちも、一日も早く、プロとして活躍できるようになって欲しいなぁと仲間として、心から思います。
そして、そのための血のにじむような努力、バランスのとれた自己投資を、卒業してからも続けて欲しいな、と。
 
多くのコピーライター(の卵)仲間の未来に、幸多かれ!

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