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高いレベルの速読をマスターする人は何が違う?

数年前は、最終的な速読の「速さ」は読書力、読書の経験値が決めるものだと思っていました。
 
しかし、今、確かなこととして言えることがあります。
 
それは、「到達できるスピードは、心が決める」ということ。
 
「心」あるいは「マインド」── 言い方はいろいろありますが、その人がどういう意識・マインドで講座に向かっているかということ。
 
これは速読に限ったことではありませんね。
 
ビジネスであれ、何かスポーツであれ、大小を問わず目標達成プロジェクトに取り組んでいる人は意識しておきたいことです。
 
自分がそのマインドを持っているか、中途半端にしていないか、ぜひ確認してみてください。(^^*

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1.目指すゴールを見つめ続ける

高い成果を上げる人の一番の特徴は「最終的なゴール」を常に視野の片隅に見続けている、ということ。
 
速読をマスターする段階では、「1冊10分を読めるようになるということは、どういうことか?」と考え、徹底的に新しい感覚を模索します。
 
確かに、今やっていることは暗中模索かも知れない。でも、そこまでのプロセスでの小さな成果に一喜一憂せず、すべてを「ゴールに向かうための体験」として蓄積していきます。
 
さらに言えば、「速読を修得した後」もそう。
 
何のために速読をマスターしようと思ったかという本当のゴールからの逆算で、自分の読書を変え続けます。
 
そのために・・・

1-1.トップダウンで全体を俯瞰してプロセスを工夫する

問題とがっぷり四つに組んでしまうと見えてこないものが、トップダウンで考えたら、問題の本質が見えてきたり、迂回ルートが見えてきたりするものです。
 
もちろん、そのためのヒントを手に入れたり、適切な迂回ルートを探ったりする必要はあるでしょうね。

1-2.「とりあえずできた」で終わらせない

ゴールが見えていると、中途半端なところで満足しません。とことん自分を追い込んで、最高の成果を手に入れようと徹底的に試行錯誤したくなります。
 
これはこの話にもつながりますね。

[blogcard url=”https://www.focusreading.jp/yomoyama/5965″]

今、取り組んでいることすべてがゴールに向かうプロセスに過ぎなくなりますので、たとえ手に入った技術が中途半端なレベルだったとしても、「では、この技術をどう使えばいいか?」という発想で活用していくことができます。
本当に必要なレベルが手に入るまで、日常の中で試行錯誤&ブラッシュアップしていくわけです。
 
自分が成果を出せることを確信しており、成果を出す道筋をしっているから、今の停滞が怖くないのかも知れませんね。

2.自分の内側の変化を楽しむ

高い成果を上げる人は、外に現れる数値や、途中経過の「できた、できなかった」という些事にとらわれません。
また、ちょっとやってみて成果が上がらなかったとしても、落ち着いて淡々と努力ができるのも共通しています。
 
どんな出力に対して、内面にどんな手応えがあったか、期待した結果とのギャップはどのくらいあったのかといったフィードバックを受け取り、その変化を楽しむのです。
 
フォーカスすべきは自分自身であり、自分と対象の間に生まれるフィードバックであり、ゴールに向かうプロセスである。 ── そんな当たり前のことを大事にできているわけですね。(^^*
 
それができているから、自分の内側に生まれた些細な変化を楽しみながら、集中し続けていくことができる、とも言えます。
 
それができない人は、小さな「できなかった」に心を折られ、「できない、できない(汗)」と、悪い方向に自己暗示をかけながら必要以上に苦しい戦いをすることになります。

3.提案されたことは何でも貪欲に試す

成果の上げ方を分かっている人は、驚くほど謙虚です。
「こんな工夫もしてみるといいですよ」と提案すると、それを素直に実行します。
 
ちなみに、こちらの提案を素直に実行する人はだいたい3割ぐらいです。
目の前で講師が提案しているのに、7割の人は無視。(^^;
それでもめげずにしつこく言い続けると、9割の人が実践するようになりますが、やっぱり1割の人はスルー…。 
 
こういう、「あえて失敗するべき方向に自分の舵を切る」ことに慣れてしまっているというのは、とても残念なことですね。
 
さらに、成果を上げる人は、ちょっと試して終わりではなく「講師の言ったことはどういうことだろう?」と自分である程度、納得できるところまで試行錯誤します。
 
試行錯誤は「小さなヒント(手応え)のかけらを収集すること」に非常に大きな意味があります。
やってみて「あ、これはだめだ」とか「意味わかんね」ではもったいないんですよね。
 
結果ではなく、プロセスにどういう変化が生まれたのか、その変化を受け止めておけば、必ず後で生きてきます。
 
 
そのほかにも、小さな話はいろいろありますが、フォーカス・リーディング講座に限らず、何かで成果を上げる人のマインド、心の習慣について3つのポイントで整理してみました。
 
ぜひ、ゴールまでのプロセスを大事にしながら高い成果を目指す「成果主義の読書」、読書で自分と仕事のステージを上げる「成長志向の読書」を手に入れるまで、徹底的に試行錯誤してください!

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