【Smartさが鍵?】年始に立てた目標を、間違いなく達成するための4つの工夫

新年がスタートして2ヶ月もすると、元旦の「今年こそやるぞー!」という熱い想いは完全に冷め、立てた目標も日常の中でうやむやになっていくものです。
 
いや、そもそも目標を立ててすらない?
立てたとしたら、新年の目標への進捗は何パーセントくらい?
 
本来、正しい方法で目標を立てられれば、あとは達成に向けて動き出すだけ!・・・なのです。しかし実際問題、世の中には次の2つのタイプの方がいらっしゃいます。

  • 目標を立てるだけで満足する人
  • 目標を確実に達成してその結果に満足できる人

この両者、そもそも「目標を設定する段階」で、その運命が決まってしまっているといっても過言ではないのです。
 
「やっぱ今のままじゃまずいよなー」という方も、「よし心機一転、目標を立ててみようか」という方も、今の「変わりたい!」「やり遂げたい!」という熱い想いを年末・年度末の「やった!」という達成感につなぐために、まずその「目標設定の技術」を学んでおきましょう! 

あなたも知ってる?── スマートな目標設定の工夫

目標設定にはSMART原則と呼ばれるものが存在します。
 
ビジネス書界隈では常識になっている気がするのですが、現実には、これをちゃんと理解して実践できている人と、あまり出会いません。
あなたの「変わりたい!」を応援するためにも、あらためて、ここで解説しなおしてみようかと思うわけです。

目標設定のためのSMART原則

目標は、5つの原則にしたがって作ると実現が容易になります。

【S】specific;具体的に表現されているか?
【M】measurable;客観的に数値として計測可能か、達成をYes/Noで判定可能か?
【A】achievable;冷静に考えて達成可能か?
【R】result-oriented;成果にフォーカスしているか?
【T】time-bound;達成期限が設定されているか?

それぞれの頭文字に該当する言葉には、違う単語が当てられていることがあります。これは単なる語呂合わせですので、あなたの知っているものと違ってもドンマイ。要は、これらの要素を上手に盛り込んで目標を作ることが重要なんです。
  
では、さらに詳しく解説してみましょう。

【S】specific;具体的に表現されているか?

【M】measurable;客観的に計測、判定可能か?


2つをセットで説明します。
 
例えば「リーダーシップを発揮する」という目標は抽象的すぎてNG。そもそも、リーダーシップを発揮した状態がどんな状態か分かりません。そして、リーダーシップにもレベルが様々あるでしょうし。
 
こういう抽象的で、リアルなイメージがわかないものに対しては、どう行動したらいいのかも分かりませんよね。(^^;
 
「売り上げをアップする」という目標は具体的に見えますが、基準が示されていないため客観的に測定できません。どのくらいアップしたら満足なのか、あるいは経営が安定するのかといった「その先」も視野にいれて、リアルな数値で考えましょう。
 
試験の点数もそうですね。
なんとなく××点とったら嬉しいかも、ではなく「○○大学に合格するために、定期考査で5教科平均××点をとる」というような判定基準、リアルな点数を盛り込みます。

【A】achievable;冷静に考えて達成可能か?


「100万部のベストセラーを出す」というのはどうでしょう? ── これは数値目標がありますが(Measurable)、自分の力量、世の中の動向などを冷静に見てどうだろう?と考えなければなりません。
そもそも100万部を越えるような作品といのは年間何冊も出ていないワケですし…。

【R】result-oriented;成果にフォーカスしているか?


「リーダーシップを発揮すべく、常に組織における自身の使命を考え、行動する」という目標はどうでしょう? ── ある意味で具体的ですし、行動できたか、できなかったか、観察によって判定可能です。
 
しかし、これは何かの結果を手に入れるためのプロセスであって結果・成果ではありません。目指すゴールというよりも、その下位に来る「あり方(To be)」の目標です。
こういった「あり方」、日常的な行動指針を目標にする場合、後に説明するような工夫が必要です。

【T】time-bound;達成期限が設定されているか?


どんなにリアルに目標が設定されても「いつでもいいよ」という気分では永遠に達成できません。いつまでに達成したいかを明確にするからこそ、では、今月は何をすべきか、今週はどこまでやるか、今日何に手を付けるかが明確になり、現実に達成できるものなのです。

【3つの工夫】具体的に、目標をこう立ててみよう!

1.目標のさらに先にある「目的(総合目標)」を明確にする

目標は、それ自体が目的ではなく、さらに大きな目標あるいは人生やビジネスの目的のようなものを実現するための通過点でしかないはずです。例えば、会社組織を成長させたいと思ったとします。
 
その場合、まずは目指す総合目標を設定しましょう。これは必ずしもSMARTでなくても大丈夫です。むしろ、心がワクワクして、やる気がわき上がってくるような目標が理想です。

2021年3月までに、○○株式会社を日本ナンバーワンの教育ノウハウ提供会社として、日本中の誰もが賞賛し、そこで働くことをうらやむ会社にする。

ひょっとすると「会社のミッション・ビジョン」を明確にしておいた方が、より目指す世界が意識にも心にも浸透するかも知れませんね。
 
個人の場合も同じです。例えば、「○年中に、TOEICのスコアを100点アップする」という目標であっても、その前に「××を専門的に学ぶためのアメリカ留学を実現するために」と付くと、何を、どう学ぶべきかが、より明確に見えてきます。
 
そして、その先に「なぜ××を専門的に学ぶのか?」という人生の究極的な目標があると、多少のことではへこたれなくなりそうです。

2.目標を因数分解して、複数の行動目標&アジェンダを抽出する

次に、そういう会社たるにふさわしい、目指すべき売り上げ目標、経営者たる自分自身の人格的、知性的到達目標として、どのようなものが必要かを考えてSMARTに設定します。
 
心がワクワクしたとしても、すぐに具体的な行動を起こせなければ、一気に冷めてしまいかねません。「3日坊主」という言葉があるとおり、3日も経てばモチベーションは下がるものですから!
そこで、その目標を因数分解して、構成成分を抽出すると、よりリアルで取り組みやすいTo do, To beを取り出すことが可能になります。

行動目標

これは日々の観察によって評価していく必要がある目標です。

○○な場面で、部下に対して、その者の△△に配慮しつつ××な態度で接することができるようになる。

これをさらにTo do/To beに分解すると…

  • 毎日、クレドカードを読み上げ、常に社会における組織の使命を理解し、心に留めておく。
  • 社内にクレド作成・浸透のための組織を作り、社会における組織の使命をメンバーに明確に伝え、その価値を共有する。
  • 名著に語られるリーダーシップとは何かを理解するために、教養書を1年間に30冊読み、具体的なあり方を言語化していく。

あくまで「たとえば」の話ですが、こういう要素が出て来そうですね。

数値目標

こちらは数値で設定し、その達成具合を数値でリアルに評価・判定できる目標です。

第一四半期の売り上げ目標として○○億円を達成する。

この数値目標の下には、その売り上げを作るために必要な部門(商品・ビジネスモデル・営業・マーケティングなどなど)の行動目標、数値目標が設定されることになります。
さらに次の3を加味してやれば完璧です。

3.あらかじめ評価項目、評価基準を設定し、定期的にチェックする

売り上げ目標のような数字を追いかけることができるものであれば、その通過点(そこまでの中間達成目標)と評価の日(毎月末など)を設定しましょう。
 
数字に表現できず、具体的行動や周囲の反応でしか評価できないものは、あらかじめ「評価基準」を設定しておいて、
毎日あるいは毎週チェック(観察)したいところです。
 
例えば「常に社会における組織の使命を理解し、行動する」という曖昧な行動目標でも、毎日、「今日は、組織の使命を念頭に置いて行動できただろうか?」と振り返ることで評価可能ですし、問題点を発見して改善していくことが可能になります。
 
営業職の場合、単に「成約したかどうか」で評価していては、努力が非常に難しくなります。
 
これを次のように具体的な行動の形で「到達レベル(達成度)」で測るようにすると、改善が容易になります。

  • 1.面会の約束が取れた
  • 2.商品説明を聞いてもらえた
  • 3.フロント商品を購入してもらえた
  • 4.バックエンド商品の説明ができた
  • 5.バックエンド商品が販売できた

実行もぬかりなく!PDCAを確実に回すための、さらに3つの工夫

ここまで明確に目標を設定し、そこにつながる行動目標、アジェンダが設定できれば、あとは行動するだけ。
立てた計画(Plan)を、日々実行し(Do)、反省し(Check)、再挑戦する(Action)。このPDCAさえスムーズに回れば、あなたの目標は達成できたも同然です。d(^^*
 
最後の一押しで、あと3つだけ目標設定とセットでやってしまいましょう!

1.年間スケジュール、月間テーマ(スローガン)を設定する

年間の仕事の計画やイベントを眺めながら、目標達成に向かうための年間の目標達成スケジュールと月間テーマを最初に設定しておきましょう。

2.リソースの予約を宣言する

目標を達成するためには、次の6つのリソースが必要になります。
1.スキル・知識 2.マインド・態度 3.仕組み 4.時間 5.お金 6.人脈(人の支援・協力)

 
スキルが足りなければ、そのためにお金・時間を投資して身につける必要があります。それが無駄だと思えば、お金を出して人に依頼したらいいでしょう。
 
大切なことは、その目標を達成するために、どこまで投資する価値を感じていて、どこまで現実的に投資する覚悟が決まっているかを、心が熱いうちに宣言しておくことです。

3.毎朝5分+毎晩30分の目標&計画確認・反省の儀式の時間を確保する

人間の心は揮発性です。
今の熱い想いは、間違いなく仕事が本格化したところで冷めていきます。
 
その冷めるスピードをゆるめつつ、少しずつ再加熱していく仕組みを持ちましょう。
 
朝、たったの5分を確保して、今立てた目標を眺め、今月のテーマと今日のアジェンダを確認するだけで、その日1日の行動が間違いなく変わります。
そして、毎晩眠る前に30分、その日の行動を振り返りましょう。そこに反省とフィードバックが生まれ、明日へのモチベーションが生まれます。
 
明日の成長とモチベーションは今日作る。
──これは目標達成の基本です!
 
 
ということで長文になりましたが、この記事を読んでくださったあなたの目標が、今年の年末には「完全に達成できた~っ!」となっていることをお祈りしています。d(^^*


登録解除

0 0 vote
Article Rating

関連記事

Subscribe
Notify of
guest
0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments
0
Would love your thoughts, please comment.x
()
x