【速読トレーニングのキモ】⇒速読は入力のシフトで可能になるのです

速読とは「速く読もう」として実現するものではなく、「読み方をシフトする」ことで実現するものです。
 
その「シフト」とは次の2つ。

  • 【1】「トップダウン処理」と「フォーカスの設定」という読み方そのもののシフト
  • 【2】意識による情報の入力レベル(読もうという能動的意識の強さ)のシフト

このうち、【1】は読む際にちょっと意識するだけで可能ですので、それほど苦労しません。(それでも「定着」のためには、ひたすら演習を繰り返すことになりますが。)
 
実は【2】こそが速読をマスターする上で一番のキモであり、重要な鍵を握っている部分です。

とことん活字と戯れよう!

本とワンパターンのつきあい方しかしたことがない人がほとんです。
まずは、本、活字と戯れる必要があります。
 
適当な本(自分が過去に読んだ本でOK)を持ち歩いて、ぱらぱらとめくりましょう。
 
ペースを変えたり、気楽に眺めてみたり、息を吐きながら読んでみたり…。
 
いろいろな視野の広さ、いろいろな意識の状態で「活字が飛び込んでくる感覚」を、気ままに体験するのです。

トレーニング用の本

活字と戯れる作業と並行して、トレーニングにも取り組んでいきましょう。

フォーカス・リーディングで目指す速読というのは、「速く読む」というより
感覚を変えて、文字が勝手に流れ込んでくる状態を目指します。
 
ここでは4段階のレベルで本をグレードアップしていきながら、少しずつ「視野・意識(入力レベル)をシフトする」ための練習をおこない、文字が勝手に…という状態を確かなものにしていきます。

■使う本Grade 1:中谷彰宏さんの本

中谷さんの本は、ページ見わたしトレーニングの「第一歩」の教材として最高です!
>>中谷彰宏さんの本

■使う本Grade 2:フォレスト出版などの文字がスカスカの本

『「心のブレーキ」の外し方』 『1063人の収入を60日で41%アップさせた-目標達成する技術』 『一瞬で恐怖を消す技術』 『千円札は拾うな。』

■使う本Grade3:通常の文字が少なめのビジネス書・自己啓発書

特にこれといった指定はありません。
中身が自分に難しいというレベルでなく、ほどほどに行間や改行のすき間がある本が望ましい、とお考えください。

■使う本Grade4:読みやすい新書

たとえば香山リカさんの『なぜ日本人は劣化したか』という本などは、講談社現代新書の劣化を体現した本ということで、とても内容が軽薄かつ読みやすい内容になっており、新書の第一歩としてお薦めです!
他にも、読みやすい新書として『ネット世論が日本を滅ぼす』などがありますが、心惹かれるタイトルで、出版年が2008年以降なら(岩波新書、新潮新書、中公新書)を避ければだいたい「あたり」です。
 
※内容が素晴らしい、ということではなく、あくまで「読もうとがんばらなくても読める」という感覚をつかむのに適している、というに過ぎません。ご注意ください。

実際の取り組み方

これまでに開催した集中講座では、2日目の夜に、このトレーニングを仕上げる宿題がでるのですが、半数近くの方が「徹夜」に近い状態でこのトレーニングに取り組んでこられています。
 
それぐらい、乗り越えるのが大変なトレーニングでもあります。
 
であれば、事前に乗り越えておいて、レッスンの時はさらに高いレベルの試行錯誤をしたいところですよね。(^^*
 
実際のレッスンの様子を収めた動画講座をご用意しましたので、暇なときに解説を視聴し、落ち着いて取り組めるタイミングで演習をしてみてください。
 
最初に中谷さんの本でおこなって感覚がつかめたら、Grade2~4に順次引き上げてください。
 
目標ペースはテキストのP.105に書いてありますが、

  • 「感じるレベル」…見開き3秒
    単語を拾い読みすることなく、全体のテイスト、だいたいどんなテーマなのか【におい程度】が伝わる状態。意味は伝わってこないが、言葉やフレーズを探そうと思えば探せる。
  • 「分かるレベル」…1ページ3~5秒
    およその流れが分かる。振りかえるとほとんど覚えていない。(再度見ると「あー、あったね~」と思える。)流れる風景を確認しているような状態。知っている(知的なデータベースに入っている)ことを、観て確認するような感じ。
  • 「読むレベル」…1ページ6~9秒
    「読もう」と能動的に意味をとらえに行くのではなく、意味が勝手に伝わってくる状態。十分に理解できている。時間の流れが遅く感じる。
    入力レベルをぐっと下げて視野を少し緩め、視野をゆったりゆったりと1行ずつ流していくようなイメージでとらえていく。

このような状態、ペースをクリアできれば合格です。(次のGradeの本にいきましょう。)

■解説1

■演習1

■演習1についての解説

■解説2

■演習2

■演習2についての解説

■解説3

■演習3

■演習3についての解説

■補足説明

■補足説明2=自主トレに関する補足説明

※集中講座2日目の最後に「宿題」について解説していますが、これが「入力レベルを使いこなそう」という解説です。だいたい、少ない人で数時間、多い人で10時間以上の自主トレをして3日目を迎えていらっしゃいます。

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