大学の読書指導者お勧め!読書力アップのためのお手軽テクニック

こんにちは。読書と学習法のナビゲーター、寺田です。
 
あなたは、「もっと読書力を高めたい!」とか、
「難しい本を的確に読めるようになりたい!」とか、
考えたことはありませんか?
 
もし、そんなことを考えたことがあるなら、
今日の記事は、ぜひ参考にしてみてくださいませ。(^^)

読解戦略を手に入れよう!

本に限らず、何らかの情報を読む際には、
丸腰で、何の作戦もなく突撃するよりは、
事前に戦略を立てて取り組んだ方が、
何倍も効果的です。
 
こういう戦略を「読解戦略」(Reading Strategies)って
呼びます。
 
日本では、学校教育で
本の読み方」とか「情報の処理の仕方」とか
教えてもらうことはありませんが、
先進諸国では、小学校段階から
何らかの形で指導を受けるようです。
 
そういえば、日本の読書指導で象徴的なのが
「読書感想文」指導
です。
 
何が象徴的かといえば、
「やらせっぱなし、事前事後のフォローなし」
という意味で、です。(汗)
 
宿題で出しながら、本の効果的な読み方の指導は
一切ありません。(多分、学校の先生も知りません。)
 
もちろん、作文の書き方の指導もないし、
そもそも何の意図を持った作業かという説明もありません。
 
アメリカの小学生であれば、
論理的な文章のパターンとして、
本の紹介文の書き方を学ぶってのに!

そんなわけで、大人になってしまったあなた!
ぜひ、「今さら…」なんて言わず読解戦略を学びましょう。(^^)
 
世界的には、教育心理学の研究の中で、
効果的な読解(読書)戦略は、ある程度確立し、
世界中で、その効果が確かめられているんです。

世界中の小学生が実践する4つの読解戦略

読解戦略には、非常にたくさんの種類があるのですが、
その中でも、世界各地の小学生が「基本戦略」として
学ぶ方法をご紹介します。
 
4つすべてを、毎回使う必要はありませんが、
「よし、この本はしっかり吸収しよう」と思ったら、
専用のノートを用意して、取り組んでみてください。

1.Clarifying(意味明確化)戦略

文章を、本を、ちゃんと理解しよう!という戦略です。
恐らく、これが一番簡単で、一番効果的ですよ。
 
私も大学での授業では、これをさせていました。

1-1.分からないところに緑で線を引き、付箋を貼る

重要なところには、赤色で線を引きたくなりますからね。
意味不明グリーン」として、緑ペンの役割を明確にしましょう。

1-2.「今、読んでいる章(節)」の位置づけを確かめる

あくまでビジネス系、学術系の書籍に限った話。
何となく読んでいると、「あれ? 今、何の話が展開してるの?」と
なってしまいがちです。
 
章が変わる毎に、論の展開、位置づけを
確認してみてください。

2.Summarize(要点把握)戦略

この本はいったい何について書いているのか?
そこを端的に語れるようにする準備です。
 
これも、大学の読書授業で必ず確認していました!

2-1.章・節の「トピックセンテンス」に赤線を引く

この節、この章はこの一文に要約されている!
と思う文の上(行頭のさらに上)に横線(バー)を書き入れましょう。
(文に沿って引く傍線ではなく、行をまたぐ形でのバー)

2-2.この本の「テーマ」と「論点」を書き出す

それぞれの本は、当たり前ですが何らかの
テーマについて、何らかの主張をしています。
 
それを表紙の裏とか、扉にでも書き出してみてください。
 
論点は「問い」の形で書いてみてください。
 
「21世紀のマス経済社会で、人々の行動を決める要因は何か?」
 
というように。
そして、その問いの答えを、読みながら整理していくわけです。
 
紙にペンで書くことで、脳のアンテナに情報がセットされます。
ぜひ、めんどくさがらずに書きましょう!

3.Predict(予測)戦略

これは邪道っぽい印象を与えてしまって、
やりたがらない方も多いのですが…
 
松岡正剛氏は「目次読書法」なんて呼びますね。
あれですよ。
 
タイトルとか、目次とかの情報から、
この本にどんなことが書かれているのか、
ただひたすら予想して、目次のコーナーに書き込んでいきます。
 
予想は外れても問題ありません。
 
ですが、これをやっておくことで、
自分の予想との差・違いを追っていくだけで
理解が可能になりますので、当然、納得感も高まります。
スピードも上がりますよね。(^^)
 
ただ、まったく未知の世界の本を読む時は、
あまり深入りせずに、次の戦略(4)に移った方がいいかも知れません。

4.Questioning(質問)戦略

これは、読み終わった後にやりましょう。

  • この本の主題、論点、主張を、それぞれひと言でいうと?
  • この本は、どんな人のために、何を提供するべく書かれたの?
  • この本を読んで、どう思った?
  • この本の中で重要と思ったことを3つ挙げてみて?

自分が指導者になったつもりで、
自分に対して問いかけるんです。(^^)

まとめ+おまけ

いかがでしょうか?
 
ちょっとめんどくさい・・・と思いましたか?
 
でも、これらの戦略を使った読書を続けることで、
読書における理解度も、読書スピードも上がることが
科学的な研究によって確かめられているんですよ。d(^^*♪
 
やらない手はないと思いませんか?
 
ぜひ「読んだ後のノートまとめ」とセットで、
読書力を高めるためのワザとしてご活用ください!

おまけ:ノートまとめのお話

ノートまとめの話はこちらの記事に書いてます。
ぜひどうぞ。(^^)

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