わずか2分で読書のリターンを最大化する秘密とは?

あなたに急ぎの案件があったとします。焦っています。
 
さて、何から手を付けていきますか?
 
 
おそらく、いきなりバタバタと取りかかってしまうと、多分、大した成果は上がりません。
「とりあえずやりました」レベルに終わる可能性が高いんですね。
 
急いては事をし損じる」 ── これは何事につけ世の中の真実といっていいでしょう。
 
『営業は準備が9割』という本が、8年にわたって地味にじわじわと売れ続けているそうですが、これも本質的には同じことなんでしょうね。
 
では、何の準備をするか?
 
それは、もちろんこれからやろうとすることによって違います。
 
 
例えば、アインシュタインは「死にそうな状況で、1時間、助かる方法を考える時間があるとしたら何をするか?」という質問に対して、こう答えています。

「最初の55分は、適切な質問を探すのに費やすだろう。」

そして、こう続けます。

「重要なことは、質問することをやめないことだ」

 
凡人だと、焦ってあれこれやって疲弊しそうですよね。(^^;
 
 
また、様々な賞をとった著名なジャーナリスト、ドン・ワイクリフ氏は、こんなことを語っています。

「記事を書く時間が二時間あれば、
 最初の一時間四五分をかけて、
 よいリードを書くのが最適な時間配分だと思っている。
 そうすれば、あとは簡単に書ける」
 ── チップ・ハース&ダン・ハース著『アイデアのちから』より

 
リードというのは、新聞記事の最初の一文です。
そこがビシッと決まれば、読者に読んでもらえるし、書く方もそれを考える上で、様々な情報が整理されていくってことでしょうか。
 
 
ビジネス速読術講座では、読書の前に必ず儀式を執りおこなってください、とお伝えします。

  • 1.姿勢と呼吸を整え(調身+調息)、速読モードを作る(調心+脳のステートチェンジ)
  • 2.今からの読書の、TPO(時間・目的・状況)をベースにした(読み方の)イメージ設定
  • 3.肯定的に読書に向かうためのアファメーション

 
この作業にかかる時間は、せいぜい2分。丁寧におこなっても3分。
それだけで、読書の成果が劇的に変わるんですから、やらない手はありませんよね?
 
読書って、スポーツや武道、あるいは書道や茶道などと同じく心と体の作業です。
 
心が鎮まって、無駄な力みが取れた状態を作れると、質もスピードも劇的に上がるものなんです。
 
 
これは子ども達の学習や読書もそう。
 
なので、ことのばの速読講座も学習指導も、姿勢を大事にさせます。
最初の1ヶ月は「儀式」として、大人と同様に姿勢と呼吸を整え、アファメーションをするように指導しています。
 
ポイントは3つ。

  • 仙骨を立てて(骨盤とつながっている、一番下の背骨)、背筋を伸ばして座ること。
  • ちょっと胸を張った上で、肩の力を抜くこと。
  • 吐く息を長くコントロールすること。


 
これって慣れるまで徹底的に意識させないと日常モードのふにゃっとした状態で、本を読んだり勉強をしたりしてしまうんですよ。
 
特に読書が苦手な子には、これはとても大切だと考えています。
「型」から入ることで、読書への没入感を少しでも味わってもらえるように。
 
 
ちなみに、この集中力を高める、たった2分の取り組み。
 
大人でもこれを毎朝おこなうことで、一日の充実度、集中度が劇的に変わりますよ。
ぜひ、お試しあれ。(^^)
 
さらにそれとセットで、

  • 今、現在の自分の目標を確認すること。
  • 自分の「使命」「ビジョン」を確認できるとベスト!
  • 今日のTo doと、To be(心がけ)を確認すること。

 
これらの作業をおこなうことで、ぶれず、ゆるまず充実した1日を過ごせます。
 
集中力のスイッチを入れる2-3分と、自分の「貴重な今日という日」を確認する数分。
この準備で、一日が変わるのであれば、安いものではありませんか?
 
 
きっと、あなたがやろうとしている仕事にも、同じように「重要な下準備」があるはず。
それをぜひ、確認してみてくださいね!

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