こんばんは。読書と学習法のナビゲーター寺田です。
今日から「ことのば」の教室で、
ビジネス速読術「フォーカス・リーディング」の
3日間集中講座。
受講者は8人。
うち7人が知人からの紹介とのこと。
ありがたや、ありがたや…。
講座は、昼の1時にスタートして、19時終了。
それから皆さんで連れ立って晩ご飯へ行って参りました。
受講者の皆さんは、今からホテルに戻って宿題です。
実は「宿題」って、すごく重要なんですよ。
しかも、飯食って、ホテルでいったんくつろいで、
その後で「よし、やるぞ!」くらいがちょうどいいんです。
時々、
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”名無しさん”] 寺田さんが仕事をしている間、宿題をしたいので、教室の片隅をかしてもらえませんか? [/speech_bubble]
という相談もあるのですが、基本的にNGなんです。
なぜか?
それは、レッスンを受けた直後の、
感覚がまだ残っている状態で、
しかも「レッスン会場」という特殊な環境だと、
わりかしスムーズにできてしまうから。
これって復習効果が低いんですよ。
どんな学習でも「かなり忘れかけてヤバイ!っていうタイミング」が
復習の効果が高くなるものなのです。
できている状態で、それを確認しても、
あまり脳の回路が育たないんですね。(^^)
勉強なら、その日のうちに「できた」という状態を作っておいて、
3日後以降に復習するのが理想。
速読講座は、3日間集中なので3日後ってワケにはいかないので、
その日の夜にしていただきます。
が、直後ではなく、晩ご飯を食べて、
ゆっくりしてからやってくださいね、というわけです。
しかも「学び」という受動状態で入力されたものを、
能動的に出力する作業が必要なんです。
講義を聴いたら、その日じゃなくて、
その週末くらいに、思い出せる程度のことを
ノートにどんどん書き出していく。
スポーツ系の取り組みやコピーライティングのような実技系なら、
習ったことをトレースするだけでなく、実際にやってみる、書いてみる。
そこで生まれた「できた!」にせよ「あれれ?」にせよ、
そのプロセス、その手応えこそが最高のフィードバックなんです。
そして、学びというのはフィードバックが生まれた瞬間に
成就するものだって考えるべきなんですね。
ということで、何かを学んだら、
数日経過してから能動的に出力する機会を、
できればたっぷりと確保すること。
そしてもちろん、それを継続的におこない、
どんどん経験値を上げていくことも必須ですね!
これこそが、「学び」を「力」に変える、
最大の秘訣なんです。
何かを学んでいるあなた、
まずは出力の機会を作りましょう!