まだまだサバイバルする「紙の本」のこと

こんにちは。読書と学習法のナビゲーター、寺田です。
 
もう、ここ数年
「電子書籍時代になれば、やがて紙の本の価値はなくなる」
的な論が、ちまたにあふれておりました。
 
まぁ、電子書籍の市場は確実に拡大していますし、
Kindle Unlimitedのお陰もあって、裾野は広がってきているのかな、
という印象もあります。
 
「電子書籍は便利だから」という論調は確かに納得できるものですし、
それに対する「紙の本の魅力は、もっと奥深い」的な言説は
どこか負け犬の遠吠え的であり、あまり説得力を感じません。
 
ものとしての愛着や価値を主張する方も多いのですが、
それって、「愛着を持っている人」だけが共感しうるものであって、
一般的に受け容れられるものではありませんからね。(^^;
 
私は「教育的な意味で、電子書籍は概ねふさわしくない」と
常々語っておりますが、これもあくまで「読書は投資」という考え方に
共感する人にだけ受け容れられるものです。
 
まぁ、日本人の1%くらいですかね?
(そんなに届いてもいませんが。)
 
ただ、何かが「広がる」にせよ「衰退する」にせよ、
そういう流れってのは、複合的な要素が絡み合って作られるもの。
 
その中でも「お値段次第」という非常に分かりやすい原理が
最強の要因であることも確か。
 
どんなジャンルの商品だって、価値ある高いものより、
無料の粗悪品が買ってしまうってことは多いものですから。
 
ちなみに電子書籍も、その拡大を後押ししたのは、
「安かった」からということではなかったかと。
 
そして、今、伸び悩んでいるのも
「それほど安くならなかった」からなんだとか。
 
2017年4月2日の日経新聞(朝刊)記事によると、
デジタル革命で一気に電子書籍が広がってはきたものの、
電子書籍先進国アメリカでも、
「電子書籍も決して安くない」という壁にぶつかり、
やや停滞感があるようです。
 
お値段という要素意外にも、

  • 書店が営業努力をしている。
  • 若者が「デジタル疲れ」で紙に戻っている。

という要因があるとのこと。
 
なんでも、米国の書店は、この2年、連続して2-3%の伸び率で
売上高を伸ばしているんだそうで!
 
 
日本の多くの書店は、古い慣習と伝統に縛られて死にかけてます。
そんな中でも、マーケティング感覚を持ったユニークな書店が
生まれてきていますよね。(^^)
 
紙の書籍を推奨する身としては、なんとか日本の書店業界にも
がんばってもらって、紙の本を読む読書文化を
復興させてもらいたいと思う次第です。
 
何しろ書店ってのは、未だかつてマーケティングもせず、
商品を売る努力もしてこなかった業界。
 
ノビシロは無限大です。
 
 
ま、私もマンガはデジタルで読むんですよ。
 
メリットデメリットを理解した上で、様々な選択肢の中から
選びうるというのが理想ですよね。(^^)
 
ちなみに、電子書籍のメリット・デメリットについては、 
こちらの記事が参考になるでしょうか…


あなたの読書ライフが、電子と紙のナイスバランスで
豊かなものになりますように!

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