こんにちは。読書と学習法のナビゲーター、寺田です。
あなたの技術が向上するか、停滞するか。
その両者を分けるもの…
それは、あなたがこの行動を取れるかどうか。
── 今日はそんなお話です。
速読研究講座が2つ終了しましたが…
先月から大学生向けの速読研究講座がスタートしました。
誰でも修得できますよ、とは言ってますが、
現実問題として、1割程度の人が
なんかうまくいかない…という悩みを持って
3日間を終了します。
それはこちらの図(グラフ)でも示しているとおり。
図中にも書いているとおり、
その皆さんも、その後およそ10日から2週間くらい、
自主トレの読書演習を続けていれば、
速読技術をそれなりに使いこなせるようになるものです。
悩んでいる人の状況に応じて、
「こういうトレーニングをしたらいいですよ」って
ご提案しますので、
それに従って淡々とトレーニングを楽しんでいただければいいんです。
ここからのアクションが成否を決める!
でも、「3日間で身につけられると思ったのに!」とか、
「あー、分からない!」と思う気持ちがどうしても芽生えます。
そのときに大切になるのが、このマインド。
Fake it, till you make it.
これはアメリカのことわざだそうですが、
やれるようになるまで、やれている気分で楽しめ!
とでも訳しておきましょうか。(^^)
実際ね、もやもやした状態で、
「今やっていることは、正しいんだろうか?」
とか考えても仕方がないわけですよ。
だって、正解が分からないんだから。
ただ1つ言えるのは、とりあえず気楽にやってみて、
うまくいく瞬間がわずかでもあれば、
それは素晴らしい体験になるし、
もしうまくいかなかったら、そこから何らかの
フィードバックを手に入れればいいわけです。
レポートを提出したら、私が答えますし。
気楽に、とにかく前に進もう!
悩んでいてもとにかくやってみる。
そしてフィードバックを手に入れる。
気楽にやりさえすれば、
必ず何かしらの出会いがあるものです。
そのときに大切なことは、
必死でやらず、常に自分をモニタリングしつつ、
いろいろ試してみるってこと。
そう、あなたが何かに停滞感を覚えていたとしても、
それが停滞したまま立ち消えになるのか、
そこから急カーブでゴールに到達できるかは、
あなたが
とにかくやってみよう!
というマインドで前に進められるかどうかにかかっています。
このことは、私のビジネスの師匠であり恩人でもある
石原明さんが、名著『成功曲線を描こう』の中で
こういう言葉で教えてくれています。
行動すれば、次の現実。
あらゆる成功者が、失敗で立ち止まらず、
前に進み続けた人だって話は、
きっとあなたも聞いたことがあるのでは?(^^)
3日間で悩みを残しつつも、前に進んでいる人は…
実際、3日間で悩みを抱えたまま終了しながらも、
果敢に前に進んでいる学生さんがたくさんいます。
おー。まぁ、とりあえず概論+具体的な作法が理解できたらOKってくらいでいいのではないでしょうか。スキーマ、語彙が足りない分は、もうこういう本を丁寧にたくさん読むしかありません。
その「丁寧に」は従来の読書ではなく、PQRS+再読という形で! #速読 https://t.co/AmsfVHYzWP https://t.co/fJJEmgzRsT— 寺田昌嗣@速読&読書教育 (@srr_terada) 2019年4月8日
速読技術のレベル云々より、
こういうチャレンジする姿勢が素敵ですよね?
こちらの学生さんも悩みつつ
前に進んでいます。
全体として「読むぞ」モードが捨て切れていない印象ですね。今日は同じページ(1~2ページ)を何度も読み返して、1ページ6~8秒くらいのペースで楽に読める状態を作ることを目指してみてください!
そして新しい章に入るよりも、同じ章を反復して「理想のチューニング」をつかむことを優先しましょう! https://t.co/wifyBgZUFw— 寺田昌嗣@速読&読書教育 (@srr_terada) 2019年4月3日
こういうふうに、
悩みもあるけど、とりあえず
できる程度にやってみよう!
という発想の行動こそが、
速読技術に限らず、あらゆる実践において
成功の鍵を握っていると、私は確信しています。
本日の結論!
速読技術のレベルを上げたかったら、
自分を俯瞰しながら、
気楽に試行錯誤を積み上げていこう!

停滞こそが最大の敵ですぞ!