小難しい本を的確に読むための、たった1つのポイント

速読&読解関連コラム

こんにちは。相変わらず、大学院のゼミの課題に死にかけている寺田です。
 
メルマガの発行も3週間近くサボるという失態…
お恥ずかしい限りです。💦
 
最近、ゼミの課題図書とビジネス読書道場の課題図書で、哲学書を2冊、経済学史の本を1冊、読んでおりました。
 
九大の大学院生でも、みなさん悲鳴を上げるレベルの本。
 
こういうハードな本を読む時、実は、たった1つの気遣いができるかどうかで、その本の主張を的確につかめるかどうかが決まるものなんですよ。
 
九州大学の大学院生でも、これができている人のレジュメは抜群にまとまっていて分かりやすいものですし、そうでない人のものは、「単なる羅列・寄せ集め」になりがちです。
 
 
ビジネス読書道場にご参加の方は、さすがに十分ご理解くださっていると思うのですが…
 
それは

「この本の論点は何か?」

という意識を持ち続けることなんです。
 
そして、その論点⇒主張を支えるべく、

どのような論理構造、展開が採用されているか

そこを意識し続けることなんですね。
 
そこを、常に意識の片隅に置いておき、
その論点との関係で、トップダウンで読み解いていけるかどうか?
そこが「的確に読めるかどうか」の分かれ道と言っていいでしょう。
 
これができないと、難しい本の読書というのは、
単なる「難しい言葉との格闘」になってしまいます。
 
フォーカスが「言葉」に向かうと、完全に「流れ」と「構造」を見失ってしまいますから。
 
 
その、流れと構造がつかめたら、その後であらためて
「言葉」にフォーカスを向けて読み解いていくことになります。
 
ですから難しい本というのは、

  • 1.最初に理解度C(70%)で、本の意図、構造・流れをつかむつもりで、ざっくり読む。
  • 2.構造を改めて確認しながら、理解度D(50%)で流し読む。
  • 3.構造からのトップダウンで、分析的に理解度A+(95%)で読む。
  • 4.あらためて、流れにフォーカスを当てて、通読(速読)する。

という手順を踏むのがお薦めです。
 
 
今、私が読んでいる本は、すべて英語の書籍の和訳なのですが、日本語訳が分かりづらい時や、英文の細かなニュアンスが分かりづらい時でも、全体の構造からのトップダウンで読み直すと非常にすっきりと理解できるものです。
 
冒頭で「的確に要約できる」と書きましたが、要約スキルというのは、結局の所「論点・主題、論の構造」をとらえて、そこをうまく抜き出して来るスキルです。(ちょっと極端な言い方ではありますが。)
 
 
いずれにせよ「速く読む」というよりは、

「フォーカスを変え、そのフォーカスにふさわしい読み方を採用する」

という発想で読むといいですね。(^^)
 
 
フォーカス・リーディングは、速読技術を活用する読書テクニックですが、「速く読む」ことではなく

「フォーカスを明確に設定し、
 フォーカスにふさわしい読み方を実現する技術」

として完成度を高めていきます。
 
ですから、速さも十分に使いこなしますが、速く読むことにこだわらず、場合によっては上述のように、フォーカスを変えながら、じっくりと分析的に読むことを重視します。
 
 
「速く、短時間に、たくさん」を求めて速読技術を使いこなしつつ、「じっくり、分析的に、深く」という価値の高い読書も一緒に身に付けていただきたいと思っています。(^^*♪

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