時間をあまりかけずに賢くなるには、どんな本を読むべき?

こんにちは。
行楽日和の春の陽気の中、教室にこもって、
今日も今日とて速読講座に精を出す寺田です。
 
本日は、フォーカス・リーディング集中講座の中日。
 
これまでの読書の営みを手放して、
まったく新しい読書を手に入れていただく作業を
徹底的に積み上げていきました。
 
速読というのは、知識・情報を増やすのには
非常に効果的ですが、ベースになる思考回路を
鍛えておかないと意味がありません。
 
たっぷり仕入れた情報・知識を使いこなす頭、ですね。(^^)
  
さて、タイトルにした

受講者さん
時間をあまりかけずに賢くなるには、どんな本を読むべきですか?

というご質問。
 
もっといろいろお話いただいたのですが、
シンプルに整理すると、こんなニュアンスかなっていうことで、
短く表現してみました。
 
「15分しか取れないんだったら、速読を身に付けたら良いじゃん」
というような話を私がした時、
「でも地頭をもっと鍛えないとねぇ」という話になりまして。
 
じゃぁ、まずは細切れ時間でいいから、
頭が鍛えられるような読書をした方がいいよね、と。
 
 
その時に私がご紹介した話と本をちょいと
ご披露しようかと…
 
まず、細切れに読んでも頭が善くなる本というのは、
「読んでいる時間に、脳みそが鍛えられる本」しかない。
 
1冊読み終わって、そこで得た体系的な知識が役に立つ
ということになると、細切れ時間で細々読むのはナンセンスです。
 
だって、時間をかければかけるほど、全体像がつかみにくくなるし、
そもそも前に読んだ内容を忘れてしまいますから。
 
なので、読んでいる瞬間に頭が鍛えられる本がベストチョイス。
 
 
その時に、ご紹介したのがこちらの3冊。
 
それぞれ、鍛えられる力も、本の価値も違いますが、
じっくりかみしめて読むことで、頭が鍛えられる良書です。(^^)

『時間の比較社会学』(真木悠介著・岩波現代文庫)
『時間の比較社会学』

そもそも岩波現代文庫ってやつが、脳みそ鍛錬系のシリーズ。
これはその中でもとっつきやすく、お手頃な一冊。
「とっつきやすい」のはテーマであって、文章はこってり系なのですが。
今まで考えもしなかった視点から、「時間」という身近なテーマについて
掘り下げていく知的楽しさもあってお勧めです!

『知価革命』(堺屋太一著・PHP文庫)
知価革命

私が3日間講座受講者全員にお勧めしている、
ハイパーに価値ある一冊。
世の中が動く原理を軸に、世界史がどう動いてきたのかを解説しています。
1980年前後に、2010年代の今の時代を的確に予言しているのは、見事としか言いようがありません。
内容は非常に難しいのですが、じっくり少しずつ読み進めても飽きが来ません。

『カーニバル化する社会』(鈴木謙介著・講談社現代新書)
カーニバル化する社会

著者が頭が良すぎて思考がぐるぐるしてしまったのか、
編集者が著者に遠慮して、分かりやすく編集できなかったのか…
それは不明ですが、文章のワケのわからなさは、講談社現代新書の中でも群を抜いています。
ですが、ネット全盛の現代社会を分析する視点とロジックを丁寧にひもといていくと、
間違いなく時代を見るセンスと、読解力・思考力が鍛えられます!

ということで、時間が無くて多読・速読に迎えないあなた。
ぜひ、こういう頭を鍛えられる系の書籍を、
少しずつ楽しんでみてください!

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