速読でどう読書を充実させようか?

いよいよ2010年も終盤。
 
速読を身につけた人も、これからって人も、ひとまず今年の読書・学びをざっくりと振り返りながら、来年の読書の計画を描いておきましょう。

速読術を使いこなす人、使い忘れる人

ちなみに↑上の写真は、先週開催した大阪フォローアップセミナーで使ったホワイトボード。
 
速読術を手に入れた人の一番のテーマは、「手に入れた技術を使って、自分の読書をどう充実させるか、自分の成長をどう実現するか」ということ。
 
実は非常に残念な話なのですが、速読術を手に入れた人の中でも、それを存分に活用できていない方がいらっしゃいます。
 
逆に活用できている人は、ホワイトボード真ん中上部にある1~3のうち1と3の人。

1.使う必然性がある人
 …コンサルタントさんなど、とにかく扱う書類が多くて速読せざるを得ない人。
3.「投資としての読書」を作れた人
 …未来への投資として、割り切った読書ができるようになった人。

結局、速読って単なる技術ですので「How to read / どう本を読むか」の問題に過ぎません。
 
その前提として「なぜ自分は読書をするのか?」、「なぜ自分はこの本を読むのか?」という Why to readがなければなりません。そして、それがあって「どの本を読む読むのか?」、「どれだけの本を読むのか?」、「その本のどの部分にフォーカスして読むのか?」というWhat to readが生まれてきます。
 
その後に来るのが How to read ですね。
 
速読を活用できていない人ってのは、つまり「速読を使う必然性」を自分の読書の中に見いだせていない人。「ま、これまでどおりでいいや」って。
 
そうなると身につけた技術は出番を失います。ホワイトボードの「2」に該当する人は、ぜひここらで心機一転・・・ですよ!

2011年の読書をデザインしよう!

速読を活用できていない人も、「よし、速読を身につけよう!」と思ったときは、何か読書に対して夢と妄想があったはずなんですね。
 
それをきちんと言語化して確認しておきましょう。でないと、忘れてしまいますから!(^^*
 
本をこれだけ読むぞ・・・
本をこんな風に読むぞ・・・
そして、自分の仕事をこんなふうに変えるぞ・・・
3年後の自分はこんなステージに立っているはずだぞ・・・
 
そんな野望、ゴールが描けたら、そこに至る道のりをデザインしていきます。
 
積み上げるテーマは? 積み上げる順番は? 組み合わせる教材は?
  
情報収集としての読書=狩猟採取型読書と、言葉と思考力を磨き上げるための読書=農耕型読書をどういうバランスで組み立てるかも十分に考えたいところです。

1年で何をテーマに学ぶ?

まず、来年1年のテーマを確定しましょう。
 
今年を振り返って「こういう力が必要だよな」と思ったこと、「ここにたどり着くには、これが必要だよね」と考えたことなどを2~4つぐらいでしょうか。あまり欲張るよりも、少ないテーマをしっかり充実させた方が得策です。
 
たとえば、2010年の私のテーマは3つありました。

  • 「コピーライティング力」
  • 「質問力」
  • 「SQ(ものごとを俯瞰して見る力)」

の3つ。
 
仕事上でも、プライベートでも、これを常に意識して行動、学習をしていきました。d(^^*

教科書を探す。⇒ 見つけたら、ひたすら実践

それが設定できたら、まず情報収集。これは狩猟採取型読書でざくっと多読してみましょう。教科書探しです。
 
その中で「これを教科書にして深めよう!」と思える1冊を見つけたら、農耕型というか徹底的に実践志向で取り組みましょう。場合によっては、読書から離れて実践が主体になるかも知れませんね。セミナー参加なども必要になることもありますよね。
 
でも、一番大事なことは「現場志向」で、仕事やプライベートの活動の中で意識して使い続けること。使ったら反省すること。そして次の機会に、また使うこと。
 
私は質問力の教科書として濱田昇氏の『質問力で稼げ!』を使いました。DVDも購入しました。
 
どちらも最高の教科書でした。濱田さんに感謝!
 
ただ、それを使いこなせるようになってくると、今度は新しい課題が生まれてきました。それで、さらに新しい教科書として齋藤孝氏の『質問力』という本をテキストに採用することに。
 
これは、ちょいと深い理解と高度なテクニックが必要なので、2011年のテーマにしています。

1週間をデザインしよう!

学びの大きなデザインができたら、1週間をデザインしましょう。あなたの限られた時間をどう有効活用するか、がテーマです。
 
読書の時間(狩猟採取型・農耕型) 振り返りの時間 実践の作戦を練る時間 反省の時間
 
それぞれを確実に実行できるような時間配分が必要です。
 
どうも入力だけで満足していることが多いように見えるんですよね。。。あなたはどうです?
 
入力⇒思索⇒実践⇒反省(フィードバック) この4つのステップをたどらないと、学んだことが身につくことはありません。「知識定着」の場合は「実践・反省」ではなく「重ね読み」が来るかも知れませんね。
 
もちろん、「実践」が日常の中に組み込まれているなら、「反省」だけを毎日少しずつ意識すると、それだけでガラッと変わるはず!

【心】+【仕組み】で動かそう!

学びには2つの要素が必要です。それは「心」と「仕組み」です。
 
学生さんは「心」(学びの目的意識、意欲、モチベーション)が欠けていることが多いのですが、仕組みが強固なので、サボらなければ、それなりに力が育ちます。
 
社会人は「心」があっても仕組みがないため、うまく成長に結びつけられなかったり、モチベーション(「心」そのもの)がなくなったりします。
 
心はデザインを描くことで動き始めます。
 
ワクワクが加わると、それが加速します。この「ワクワク感」をアップさせるための目標設定には大橋禅太郎氏の『秘伝すごい会議』がテキストとしてお薦めです。
秘伝すごい会議
 
「仕組み」の部分は、スケジュール管理を徹底するためにツールをどう活用するか、仲間をどう巻き込むかなどを検討してみてください。
 
私の場合は読書会や勉強会を主催することで、自分にノルマを課しています。(^^*
 
心が動き出すようなデザインが描けたら、それを自動的に動かすような仕組みを用意すること。そうすることで、あなたの学びはしっかりと成長の階段につながっていきます。もちろん「速読を活用する人」にもなれるはず!
 
 
・・・ということで、2010年も残り少なくなってきた今、今年の振り返りとともに来年のデザインを描こうっていうテーマでお届けしました。
 
私は上に挙げた3つの目標については「ほぼ」ですが、達成できたかなと思っています。素晴らしい本をご提供くださった著者の3人様には感謝感謝です。
 
 
さて、速読を身につけたあなた、速読を手に入れたいと思うあなたへ・・・
 
ぜひ「速読をマスターしよう!」と思い立ったら、それと並行して「よし、こんなふうに読書を積み重ねよう!」っていうデザインを描くことを忘れないでくださいね。
 
2011年のあなたの学びが充実したものとなり、自分が行きたいと思うステージに1日も早くたどり着けることをお祈りしています♪

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