「時間がなくて○○できない!」は幻想に過ぎない? スキマ時間の効果的な活用法

年始に立てた計画も、仕事が本格化してくると、
いつの間にか「なかったこと」のような扱いをされ始めます。
 
日々、忙しく過ごしていると、本を読む時間すらなくなったかのように錯覚します。
 
── そう「錯覚」です。
 
セネカの言葉を借りるなら、

われわれは短い時間をもっているのではなく、
実はその多くを浪費しているのである。
人生は十分に長く、その全体が有効に費やされるならば、
最も偉大なことをも完成できるほど豊富に与えられている。

── セネカ著『生の短さについて』

ここでは「忙しくて、自分に投資する時間がない!」と嘆いているあなたに、
スキマ時間活用の鍵をプレゼントしたいと思います。

忙しい時に「学び」がグダグダになる2つの理由

「超重要・非緊急を大事にせよ」とは、かの『7つの習慣』が教えてくれた金言です。
 
その重要性を理解しているにも関わらず、忙しさにかまけて自己投資がグダグダになる…。
 
その問題を突き詰めれば、結局この2つに行き当たります。

  • 1.時間がいつの間にか消えている
  • 2.時間が短すぎて使い物にならない

シンプルすぎて涙が出そうなレベルですが、
問題の所在を確認できさえすれば解決可能ですよね。(^^*
 
意識できるものはコントロールでき、
コントロールできるものは改善、向上できるわけですから!

■問題1.時間がいつの間にか消えている

一日の終わりに、その日の自分の行動を振り返る「あれ?何をしていたっけ?」と
思い出せない時間がけっこうあることに気がつきます。
 
何をするでもなく、だらっと過ごしてしまう時間は多いもの。
 
『モモ』に登場した灰色のおじさんたちは、あなたのスマホの中に潜み、
「人とつながるのは投資です」、「最新の情報取得で豊かなビジネスを」とばかりに
あなたの時間を奪い続けています。
 
あなたの生活の中には「知らぬ間に消えゆく時間」=ラテ・タイム
(ラテの泡のように、いつの間にか消えてしまう時間)
が、
驚くほど豊かに埋蔵されていることに気づきましょう。

■問題2.時間が短すぎて使い物にならない

スキマ時間の存在に気づいていても「仕方がないからスマホ」、
「とりあえずスマホ」という思考になっていないでしょうか?
 
スマホをいじって生活がリッチになった気がしているなら要注意!
 

【対策1】ラテタイムの所在を確認しよう!

使うのはスケジュール帳の中の1日のタイムライン。
 
「とりあえず何もしていない時間」
「とりあえずスマホをいじっている時間」
「とりあえず音楽を聴いている時間」

 
など「とりあえず○○」な時間と、はっと我に返ると何もしてなかったわ!的な時間を
とことん発掘&記録してみてください。
 
気がついたら即記録。
 
これが未来の宝の山となります!

【対策2】スキマ時間でできることをリストアップしてみよう!

ちょっとした時間に本格的に何かをやろうと思っても、それは無理!
 
そしてそういう「本格的なこと」しか持ち駒がなければ、
そりゃスマホいじるしかなかなって気がしてしまいますよね。
 
でも、10分でもできることはいっぱいあるし、
歩いていてもできることだっていっぱいあります。
 
・スマホで音声・映像教材を視聴する。
・前に読んだ本の復習(重ね読み)をする。
・前に描いたマインドマップを眺める。
・クレドを見直す。etc

 
あらかじめリストアップし、利用の目的と活用法を明確にしておけば、
どんなタイミングでも、気軽に、しかも明確な意志を持って取り出せます。

【対策3】時間の相対的長さと、絶対的密度をアップする

対策3-1》時間の相対的長さを増やす

速読技術を使いこなすことができれば、
たった10分が学びのゴールデンタイムに早変わりします。
電車の待ち時間、乗っている時間、人を待っている時間…
すべてが読書の貴重なリソースとなるわけです。
 
また、音声教材や映像教材であれば、あらかじめ倍速加工しておくことで、
単位時間あたりの学習量を倍増させることができます。
 
私は基本的にあらゆる音声教材を1.7倍速に加工しています。

※あえて2倍速にせず1.7倍にするのは、この0.3倍の差で聞き取りやすさが段違いにアップすることが分かっているからです。

このような「投資のリソースである時間の密度を上げる」部分に、
まずもって投資をしておくと、その後の投資効率が劇的に高まることは言うまでもありません。

対策3-2》時間の絶対的深さ・密度のレベルを上げる

本を読むにせよ、何か考え事をするにせよ、
その価値は「どれだけ集中できるか」にかかっています。
 
日常を引きずったまま、ざわざわした気持ちで読書や学習に取り組んでも
なかなか成果が上がりませんよね?
 
フォーカス・リーディングで採用している集中力アップのためのトレーニングは、
これで体が慣れてしまうと、どこでも簡単に最高の集中力を発揮することが可能です。
 
集中力って、体を使いこなす技術なんです!

  • 上虚下実+目前心後+丹田呼吸で集中しやすい体を作る
  • コントロールされた呼吸+一点集中+残像トレーニングで脳のモードを切り替える
  • 学習・読書の間も、上虚下実+目前心後+丹田呼吸を維持する

これをぜひとも習慣化して、一瞬で集中できる「集中のスイッチ」を手に入れましょう♪(^^*
(詳しくは書籍『フォーカス・リーディング』をどうぞ!)

【番外編】なくした心を取り戻す!

以上が、ラテタイムを学びのゴールデンタイムに変える技術ですが、
実は一番大事であって、基本中の基本があります。
 
それは「心を整える」という作業。
 
「忙しい」という文字は「心を亡くす」と書きます。
 
『7つの習慣』でコヴィー博士が語っているように

精神的な再新再生を図るには、時間を投資する必要がある。
それは第二領域の中でも極めて重要な活動のひとつであるため、
無視している余裕はない。

※第二領域=重要かつ非緊急領域

のです。
 
実際、毎晩、一日が終わるタイミングで心を落ち着けつつ、
自分の目標、与えられた役割などと共に一日を振り返ることで、
焦りが消え、本当に自分が何をすべきかが見えてきます。
 
そして同時に、がぜん一日を充実させることへのモチベーションが上がります!
 
また、1日の始まりにこの作業ができると、スキマ時間に何をしよう?という
プランも自然と見えてきます。
そうしたら、ちょっとした時間に、スムーズに学びモードに入れるはずです。
 
 
結局、「時間がない!」っていうのは、単なる幻想なんですよね。
 
まさにセネカの言葉通りってことでしょうか。(^^*
 
ぜひ、自分の時間の使い方を意識して、
どんなに忙しくても未来の自分への責任を果たし続けられる自分であり続けましょう!

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