「キレイが勝ち」が秀逸すぎる!

尊敬する勝間和代先生の「結局、女はキレイが勝ち。」のamazon評価が凄いことになってしまってます。

 
ですが、勝間先生を心から尊敬し、敬愛する私から言わせると、勝間大先生の深遠なる想いと戦略を読めない負け犬が、勝間先生が大嫌いな匿名のネットの落書きで遠吠えしてんじゃねーYO!というところ。
 
「断る力」、「会社に人生を預けるな」、「やればできる」と、着々とマーケティングを進めてきて、最後にガツンとトドメを刺すための本を出した。ただそれだけのこと。
 
カツマーマーケティングはこの本で一応の完成を見たのであって(ひょっとすると、あと一発隠し弾があるかも知れませんが)、再び伝説の【10倍本】に返って行くという構図ですよ。
 
※この記事は、貧弱な読書力と、文章力を駆使して、「キレイが勝ち」にありえない低い評価を書き込んだあなたに対して、この本のスゴサを語ってみるテストです。
 

なんと言っても計算し尽くされた表紙がスゴイ! ──認知不協和の魔法──

まず、この本のもっとも秀逸な部分を挙げてみましょう。
この本は誰もが手に取らざるを得ない仕掛けが施されています。
そう。マーケティングの手法としてはおなじみ「認知的不協和」です。あなたはこの本を視野に入れてしまったが最後、手にとらずには書棚から離れられません。
「キレイが勝ち」という言葉、ピカピカの装丁、白とブルーを基調とした美しい配色。その中に不協和音を奏でる要素が1つだけ盛り込まれています
 
それが何かは、ここでは敢えて書きませんが、この計算し尽くされた表紙だけでも、そのスゴサが分かるというものでしょう。

斬新なコンセプトの提案がスゴイ!

そして、あなたは一刻も早く違和感を解消したくて、前書きを読み始めます。
すぐさま、あなたの中の不協和は論理的に解きほぐされ、勝間ワールドに引き込まれていきます。
ディベートで勝利する最大の鍵は「相手をギャフンと言わせる、新たな概念規定を用意すること」です。その法則に従って、まず「キレイの定義」から入ります。
その上で、表紙の意味をきちんと説明するのです。

── 「キレイ」な人というのは、顔立ちとかではなく
(中略)
不気味な笑顔を忘れない人のことです。

この1行の後、とても論理的な説明が続きます。もう、あなたはこの本の虜♪
 
違和感から安心感に一気に持ち込まれて「心」が揺り動かされました。その直後に、理性で納得させられたのです。
あなたは、間違いなく、この本をレジに持って行くことでしょう。
そういう「この本それ自体が持つ秀逸さ」だけが、この本のスゴサではありません。

なりふりかまわず「女子」を取りに行った姿勢がスゴイ!

それは勝間先生の計算し尽くされたマーケティングを見事に体現していることです。
どう考えても女子ウケしない、勝間先生の激しく脳みそを消耗させる文章ではなく、プロの文筆家をゴーストライターとして雇っていること(根拠レスな推測)からも、プライドを捨てた本気の一冊であることがうかがい知れます。
 
では、そこまで本気になって、何を取りに行ったのか?
 
それはズバリ「女の子」です。ギリギリ、魔法の口癖の佐藤富雄さんの本ぐらいしか読んだことがなかった女子。
見れば分かることですが、マガジンハウスが女の子向けに作った本であって、それ以外の人が手に取ることは想定外です。

外野のヒステリーまで肥やしにしてしまう「目立つ力」がスゴイ!

お願いですから、想定外の外野席の人がヒステリーを起こすのは止めてください。
 
いや、想定外でも、その人達がどんなにヒステリックな反応を示そうとも、それはそれで問題ありません。本が売れれば利益に結びつきますし、どんな内容のクチコミであれネットで<目立つ力の肥やしになるからです。
 
ネットでどんな評価を受けようが、勝間先生はまったく痛くありません。「ほざいてろゴルア!」という程度。マガハが自社の雑誌でガンガン広告を打ってくれさえすればいいんです。
 
つぶやきレベルのクチコミは心に深く入ってくることはありませんが、勝間先生の認知度を高め、興味の対象に引き上げてくれる役割を、間違いなく果たしてくれます。
 
外野がどれだけ騒いでも、ちゃんと収穫できる人こそが勝ち組なのです。
そうやって、勝間さんのことをよく知らない人達、つまりamazonレビューにあふれる「おまえが言うな」的な発想を<持たない(世間ずれしていない)人達が興味を持ってくれる。素晴らしいですね♪
 
実際、勝間先生にとって大切なことは、この本がどれだけ新しいマーケットを開拓してくれるかということであり、既存の、しかもアンチな人々がどんなに遠吠えしようと痛くありません。
ご自身がおっしゃってるとおり、勝間先生にとって、出版は勝間流の社会正義を達成するためのマーケティング活動でしかないのです。

長期の出版全体を見通したマーケティング戦略がスゴイ!

実は、勝間先生は、これまでにも言われなき批判を受けてきました。
しかし、それは勝間先生の日本を変えたい!という一途な思いと、そこに向かうための長期戦略から、必然的に起こってきたこと。
ファンはちゃんと分かってくれていますし、迷いが生じてしまった人に対しても、ちゃんと苦しみの後の「救い」が用意されています。
 
言ってみれば、宗教と同じシステムで、周到なマーケティングが展開されているのです。

カツマートラップの世界へようこそ!

『お金は銀行に預けるな』の計算され尽くしたトラップがスゴイ!

かの名著を読んで、素直に投資に励んだ皆さんが大損したですって?
勝間先生ご自身が莫大印税は銀行に預けているとおっしゃってたのを聞いてなかったんですか? それは自分の不注意ですね!
それに、投資には相当のリテラシーが求められることは、あの本を読めば分かることでしょ?
それでも、ひょっとすると勝間先生から、少しだけ心が離れそうになった人もいたかも知れません。
でも、そんな、ほんの少し読解力とか理解力が足りなかった人達も、ちゃんと救われるように、勝間先生は愛を持って導いてくださっています。

『やればできる』のアンチテーゼチックなリカバー&励ましがスゴイ!

その種明かしは、『やればできる』にあります。
同書P.137で「人間の脳は失敗による消去法でしか学べない」という言葉をもってなされています。
 
小金をちょっとロスしたあなた。いい学びをしましたね!
失敗こそが、あなたの人生を強くする。新しいステージに押し上げてくれるのです。だから、したたか力を身につけなさいと、ちゃんと導いてくださっているのです。そのための教科書は、もう十分手元にあるでしょ?

『断る力』の逆説的説得力がスゴイ!

えっ? 「断る力」を発揮するために、胸ポケットにICレコーダーを隠し持ち、断り続けていたら会社に居づらくなった?
そんなことをしたら勝間先生のように偉大な仕事ができないことは、あの本の前書き(P.12)に書いてありますよね? 断らなかったからスゴイスピードで出世したってハッキリと書いてあるでしょ? 本全体を読めば、断る力は30代中盤以降の、ステイタスを築いた人だけが使える力だってこと分かりますよね? 勝間先生ですら、その力を使ったのは30代中盤ですよ。私のような凡人なら40からが妥当?

勝間大先生を中心とした「救い」のワールドがスゴイ!

でもね、大丈夫!
 
したたかに、しなやかに生きていれば、ちゃんとあなたは活躍できます。
失職して時間ができたのであれば、もう1度、『年収10倍アップ』を読み直しつつ、ツイッターで勝間先生をフォローしてみてください。
mixiのコミュニティで励ましあい、仲間と手を取り合ってがんばりましょう。
 
あなたは独りではありません。
 
そして、みんなで、勝間先生が『会社に人生を預けるな』で啓蒙してくださったような理想の社会を目指して、努力していきましょう!
ついでに成長戦略のお伴に、人生戦略手帳もどうぞ♪
途中で人生につまずいてしまった人も、「キレイが勝ち」で初めて勝間先生を知った人も、『年収10倍本』から1つ1つ著書を読んで行きさえすれば大丈夫。
 
そう。
 
勝間先生のように飛躍できなかった人は『やればできる』で励まされて、あらためて勝間先生の奥行きの深さを知る。
知らなかった人は『キレイが勝ち』で新規開拓される。
 
そういう壮大なマーケティングシステムカツマーワールド(カツマー循環)が、ようやく完成しつつあるのです。
香山先生とのバトルも、一つのマーケティングイベントでしかありません。
 
バトルによって注目を浴び、新規顧客が殺到し、既存のワールド居住者の結束はいっそう固くなります。
 
忘れましたか? 内部に矛盾が生じ始めたら外に敵を作る。
殴ったら泣きつく。
突き放して優しくする。
 
──これらはあらゆる「囲い込み」の王道です。USAの基本政策でもあり、あらゆる宗教団体やヤクザな人々が取ってきた戦術です。

あなたの勝ち組人生、カツマーライフに幸多かれ!(あなたもこれで立派な宣教師♪)

ここで1つ予備知識というか周辺知識を。
 
世の中を変えたいと願う人は2つの道のいずれかを選びます。
 
1つは教師という道であり、1つは政治家という道です。
教師は社会的弱者、草の根的存在を相手に、泥臭く手をさしのべていきます。
政治家は高いところに立って理想を述べますが、意識の高い人しかついてきません。
実はこの両者はメインとなる顧客がかなり違います。
 
そして、そのジレンマを解消し、両者を統合する力を持つとしたら、それは宗教家です。
 
一人一人にあたたかく手をさしのべつつ、高いところで理想をぶつ。
時には外に敵を作って団結を煽り、信者に失敗を味わわせた上で優しく手を差し伸べる。
宗教家にとって一番都合がいいのは、信者が社会的な安定を失うことです。頼るのは私だけでしょ?というのが都合がいいんです。
現行の社会システムに嫌悪感を持ち、理想がかなわないことにちょっとした絶望を感じている人。
できの悪い上司とも喧嘩をし、高い理想をもって会社から浮いている人。
それをフォローするコミュニティや「教え」(バイブル)、そして宣教師(エバンジェリスト)というインフラが整っていれば、ね。
おっと、勝間先生の話からずれてしまいました。上記の話は、あくまで「小耳に入れておきたい話」であって、勝間先生の話ではありません。
 
勝間先生の話に戻しましょう。
 
勝間先生のマーケティングは、『キレイが勝ち』で一通り完成したように見えます。
 
あとは、薄く広くマーケティング活動を続けていくだけです。
ツイッターの本を出すことで、自分のメッセージがいっそう広い層に届く仕組みも構築していっています。
これは新規開拓の側面と同時に「もっと距離を近く」「声の届くところに」という意味があります。
支持者(ツイッターのフォロワー)の数は、すでに東京都議選、参議院選の当選ラインを超えています。
衆議院で発言力を持つには、もう少し上積みが必要ですね。少なくともライバル蓮舫氏とタメをはれるだけの支持基盤を固めたいところ。(この前の自民敗退は痛かった!)
あ、別に勝間先生は、マーケティングの目的を「政治家になること」などとは、まったくおっしゃってませんね! 失言でした。。。
さて、『キレイが勝ち』を読んでグダグダ文句を言っていたみなさん、呆れていたみなさん、勝間大先生の深遠かつ壮大な戦略は伝わりましたでしょうか?
ぜひ、これからも勝間大先生への変わらぬ支持とフォローをお願いします。
 
★勝間先生のツイッターをフォローしてくださる方はこちら!
http://twitter.com/kazuyo_k/
あ、勝間先生のツイッターの写真がマガハモードになってた!
●●

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コメント

  • コメント (2)

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    • 寺田
    • 2012年 3月 14日

    コメント、見落としておりました。ごめんなさい。
     
    古い記事ですが、そういって頂けると光栄です。(^^*
    ●●

    • nnn
    • 2012年 3月 14日

    見事に看破している(笑)

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