『カモメのジョナサン』に学ぶ”一流の世界観”

全世界で4000万部が売れたという『カモメのジョナサン』
 
その「幻の第4章」が、あらたに加わり、
「完成版」として刊行されたのが2年前の6月末。
 
なるほど、ようやく迷妄を抜け出したに見えた世界も、
結局、そのリーダーが神格化され、教えは経典かされて
やがては形骸化し…
そして、またその腐敗した現状を打破するリーダーが現れ…
 
まさにユダヤ教からキリスト教へ、そして宗教改革を経て…という
キリスト教の歴史をなぞるような、
いや、どの世界、宗教でも、はたまた、私たちの日常の中でも
これまでにもあり、そしてこれからも起こりそうな、
そんなストーリーが、展開していきます。
 
どこかの国の諺にこんな言葉がありましたっけ。
(うろ憶えですが!)

宗教と川は、流れとともに濁り、腐敗していく。

過去に、オンラインの熟読講座(ビジネス読書道場)と
読書会(天神ぷち哲学読書会)で課題図書にしたことがありました。
 
この物語には、「なぜここまで?」といぶかるような
細かな描写や解説がちりばめられています。

  • なぜジョナサンは「時速○キロ」という細かなスピードを意識しながら空を飛んだのか?
  • 群れの掟は、私たちの中の何のメタファーなのか?
  • 繰り返し語られる「自由」という言葉はどんな哲学の表現なのか?
  • 彼らがマニアックなまでに取り組む曲芸飛行の数々は何を表現しているのか?

もちろん、すべて作者の哲学と意図がこめられているわけです。
 
「何気ない表現の中に、作者の意図を汲み取る」
というアンテナを持って読むことで、
この作品は、何となくストーリーで楽しむのとは
またまったく違ったニュアンスを帯びてきます。
 
読書会でも、そういう疑問が参加者から出てきましたし、
読書道場では、そういう比喩の1つ1つをピックアップして、
著者の意図を皆で哲学してみました。
 
 
ジョナサンのストーリーは、
突き抜けた世界を目指そうと思ったら
誰もが経験するであろうプロセスをたどります。
一流と呼ばれる人なら誰もが経験する感覚、
哲学が見事に体現されています。
 
まさにファインディング・ジョーの「ヒーローズジャーニー」ですね。

そうそう! スターウォーズのストーリーですよ。まさに!
 
 
そして完成版に付け加えられた第4章には、
それが堕ちていく様も…。
 
 
突き抜けた一流を目指すには、
どんな哲学、どんな思考回路が必要なのか。
 
壁を突き抜けて新しい世界にいくには
どんな体験、どんなプロセスが必要なのか。
 
一流を目指すあなたにはぜひ読んで頂きたい、
お勧めの自己啓発ストーリーです。(^^*
 
そして、上に挙げた4つの素朴な疑問について、
あなたもじっくり考えてみてください!
 
『カモメのジョナサン』

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