世の中、休暇♪、リゾート♪なんて浮かれているようにも見えますが、パパたちはどうなんでしょう?
私の友人に「休日は家族サービスがあるから休めない…orz」なんて嘆いている残念な人もいます。
これって、ちょっと発想を変えるだけで、まったく違うものになると思うんですよ。
連休中に仕事をしても家族から恨まれない、それどころか「パパは休んでいなよ」なんて優しく声をかけてもらえるようになる・・・そうなったらステキじゃありません?
ゴールデンウィークとあらゆる3連休を、すべて仕事のために家族と離れて過ごす私から、イノベーションのご提案です♪
狭い視野で考えず、24時間・365日、トータルで家庭サービスをとらえよう!
ズバリ、休日になると「子どもと遊んであげてよ」と奥さんに言われたり、「連休なんだから旅行に出かけましょう」なんて言われてしまうのは、日常の家族サービスが不足していることの裏返し。
家族との向かい合い方が根本から間違っているのかもしれませんよ!
そこで、フォーカス・クッカーを名乗る私から、世のパパにイノベーションをご提案したいと。
前提となる「幸せ」のとらえ方をシフトする。
まずは、「自分=個人」の幸せを「自分=家族の一員」の幸せに転換すること。
これは、いわゆる社会契約論の発想。
個人が自由でいられた時の幸せは不安や「物足りなさ」とつねに隣り合わせ。だから、気ままな自由を捨てることで、質の違う喜びを手に入れるべく「家族」という社会を作ったわけですよね?
この発想をベースにすえるだけで、プライオリティがいろいろ変わってくると思うんですよ。
私たちはついつい【今、自分がやっていること】、【これまでやってきたこと】を基準にして考えてしまいますよね。
それまでの「個人」の生活パターンをひきずりながら、「できる範囲で家族サービスを」なんて思うから壁にぶつかるんです。「サービスできる休日」を「家族に盗られた…orz」なんてね。(^^;
これをニュートラルに考えるとどうでしょう?
「ドラッカー的な視点で、自分の既存のフレームで考えず、
マーケット(家族)が心の奥で求めている「本当の需要」にフォーカスすると…?」
こういう発想のイノベーションを持ち込んでみるわけですよ。
そうすることで「休日ぐらい…」とか、「連休ぐらい…」なんていう、今までのフレームだからこそ出てくる苦情(ニーズ)が一瞬で消えてしまいます。
仕事を含めた日常全般を「家族」をベースにデザインし直す。
休日をどうするかということの本当の答えは、日々の日常をどうするかという一段高いところから俯瞰する視点からしか出てきません。つまり、発想のフレームごと変えなければならないんです。
実際、「日常全般」を「家族」をベースにしてデザインし直すと、ストレスなく家族に貢献できることはたくさんあるはず。
たとえば、私が休日、連休をどう過ごしているかっていうと、基本的に休日の半分は出張、ほぼすべての連休が速読集中講座。(これはこれで非常に残念な状態なのですが…)
でも、家族に恨まれることはありません。
それは、日常から家事全般を普段からこなしているから。
基本的に食事はすべて私が作ります。
掃除、子どもの保育園への送り迎え、子どもとの入浴、寝かしつけも私。
3連休にレッスンがある時、自分の飲み会や夜のセミナーなどがある時は、その分の家族の食事を作り置きすることも忘れません。(いわゆる兼業主夫ってやつですね。)
そして、これが大事だと思うんですが、家族に貢献することを前提として生活全体をデザインしているから、まったく無理がないってこと。
毎朝3時に起きて仕事をしているのも、ゼロベースでデザインし直したから。
自分の給料を削ってまで人を雇ったのも同じこと。
自分を含めた「家族全員」がハッピーになるイノベーションを!
家族サービスをするってのは、家族に貢献するってこと。家族にはもちろん自分も含まれます。
人によって有効活用できるリソースも強みも違いますし、これらのデザインにはパートナーのリソースが絡みます。
自分のリソースとパートナーのリソース、そしてお客さま(=子どもを含めた家族全員)への貢献・・・これらをすべて包み込みつつデザインを描きましょう。
そこに「犠牲」も「無理」も必要ありません。いや、絶対だめですよね。
絶対に「ゆがみ」と「ストレス」につながるし、最終的には誰かが、ひょっとすると全員が不幸になってしまいます。
せっかくドラッカーが注目されていることですし、あなたも「もしドラ」か「マネジメント」を読み直して、家族サービスについて考えてみてはいかがでしょう?