フォーカス・リーディング講座で手に入るのは、いったいどんな技術なのか?

速読」というキーワードをGoogle先生に入力すると、「詐欺」とか「うさんくさい」とか、そんなキーワードが提案されます。(苦笑)
しかし、ここしばらく「フォーカス・リーディング」と入力すると「」と出るようになりました。いやはや…。
 
ダイレクト出版さんとタッグを組んで、書籍のアフィリエイトが行われるようになって「1冊10分で読めて記憶に残る」なんていう明らかに詐欺的なうたい文句が使われるようになったからかも知れません…。
 
ですので、ここではフォーカス・リーディングという技術が、実際のところどのような読書技術なのか、ということを2020年1月・2月にわたって開催した3日間講座の受講者さんの例を紹介しながら解説してみたいと思います。

そも、フォーカス・リーディングとは?

フォーカス・リーディングがどのような技術で、何を目指しているのかということは、こちらに丁寧に解説していますので、後ほどゆっくりお読みいただければと思います。

そも、フォーカス・リーディングとはなんぞ?

上の記事に書かれていることを簡単にまとめますと…

  • 速読は心身のコントロール(主に集中力)の技術であり、読書の能力(スキル)を超えることはできない。
  • 読書の能力(スキル)を超えたレベルの書籍に挑むためには、技術的な戦略(ストラテジー)が必要である。
  • この速読スキルと読書ストラテジーを組み合わせたのがフォーカス・リーディングである。
  • 読書で「速さ」はオプションしかなく、大切なことは読書の目的にふさわしいフォーカスである。そのフォーカスにふさわしい読み方のオプションとして速さのコントロールがある。

そんな話です。
 
では、ここからようやく実例のお話。

2020年1-2月講座の受講生のその後

お一人、体調を崩して途中リタイアなさったのが気がかりですが、他のメンバーさんは新しい読書の世界にどっぷりと浸り、読書を楽しんでいらっしゃいます。
現状(こうざが終了して2週間ほどの読書実践)での読書の様子はといいますと、例えばある方はこんな感じ。

自分の知性(スキーマ)の範囲内の書籍の場合

「脳に悪い7つの習慣」
脳に悪い7つの習慣

書籍データ:新書、全163p
下読みのスキミング:所要時間:9分 理解度:30%
理解読み:所要時間:20.5分 理解度:80%
振り返り:所要時間:6分 理解度:60%

これは非常に読みやすい新書ですが、35分ほどで3回読むことができていらっしゃいます。

自分の知性(スキーマ)を超える書籍に挑んだ場合

同じ方がややハードな書籍に挑戦したところ、下のような結果に。

「THE CULTURE CODE 最強チームを作る方法」
THE CULTURE CODE 最強チームを作る方法

書籍データ:単行本(翻訳書)、全377p
下読みのスキミング:所要時間:22分 理解度:20%
理解読み:所要時間:82分 理解度:85%
振り返り:所要時間:15分 理解度:50%

いかがでしょうか?
 
文字の量とか使われている概念、語彙が、自分の知性を超える場合、当たり前ですが「速く読んで、すっきり理解」なんて魔法のようなことはありえません。
そういう場合、速読スキルはあくまで読書ストラテジー/戦略的読書アルゴリズムを活用するための、一つのオプションとして考えなければならないのです。喩えていうなら、車のギアチェンジのようなイメージです。セカンドで走る坂道もあれば、オーバートップで快走する道もある、と。
 
絶対に忘れてはならないことは、

自分が知らないことはゆっくり読まなければならない

ということなのですよ。
速く読むことは目的ではなく、あくまで自分の知性を高めるために学ぶことが目的であり、速読はその手段に過ぎないわけですからね!

大切なことは、今の自分の読書を最大限に楽しむこと

フォーカス・リーディングの指導者としては、これだけの大著を2時間で3回読めているわけなので問題なし、と考えています。
だって、今までだったら、3回読もうとすら思わなかったでしょうし、読んだとしたらどれだけ時間がかかったことか…。
 
ちなみに、この方はサポート期間の2週間で27冊の本を読み、新しい読書を堪能していらっしゃいます。
そして、後者のような難しい本を読む際に、こちらの記事が参考になったとのこと。

読書に強い苦手意識を持っていた方の場合

別のお一人は読書に苦手意識をお持ちで、初日のレッスンの内容がまったく手応えのない状態だったそうで…。(^_^;
「2日目をキャンセルしようかと思っています…」と相談のメールをくださいました。
 
しかし、最終的には前向きにやろうとご決断なさって、笑顔で2日目・3日目をこなし、無事に速読をマスターなさいました。
 
その方は「イメージトレーニング」という瞑想状態に導くトレーニングで読書への苦手意識を楽しいイメージに書き換え、ストレスから解放されたようです。

2日目の瞑想のときに楽しいイメージに読書を重ねてから脳のリミッターが解除された感覚でした。
(いただいたメールより)

こんなメッセージをくださいました。
今は速読技術で歯が立たないレベルの学術的な書籍に、高速学習メソッドの戦略を駆使して挑んでいらっしゃいます

結局、フォーカス・リーディングって何?

フォーカス・リーディングというのは、次のように定義することができます。

  • 狭義には、心身のコントロール技術によって速さをコントロールする技術。
  • 速さのコントロールは、読書の目的と、それに応じて設定するフォーカスによって決まる。
  • さらにその速さのコントロール技術を、読書ストラテジーと組み合わせておこなう、一連のシステマティックな読書法こそが、広義のフォーカス・リーディング。

要するに「フォーカス・リーディング」って読書の技術なんですよ。
 
だからトレーニングしさえすれば誰でもマスターすることが可能です。しかし同時に、それで何でもかんでも処理できるとか、そういう夢の技術ではありません。
 
読めない本があって当然。
でも、そういう時だって「あー、今の技術じゃ無理!」と思わず、「この技術をどう使ったらいい?」と戦略的に読書を考えると、いろいろ使い道が見えてくるものです。
 
技術と戦略を駆使しても分からなければ、専門家の力を借りましょう!
 
実際、私も様々な部分で専門家の助けを借りています。もちろん、専門家の助けを借りる前に本で一通り以上のことは学んでおきます。学んでおくことで、誰に相談したらいいか、どういうポイントで学んだらいいかが明確になりますから。
 
読書力を高めておけば、学びの可能性は無限に広がります。
 
学びの可能性が広がるということは、自分の可能性が広がるということ。
 
ぜひ、さらなる「伸びしろ」作りを目指し、そして未来への蓄えを増やすべく、価値ある本をどんどん読んでいきましょう!
それこそが、フォーカス・リーディングがご案内したい世界なのです!

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