あなたは、本を読んで「成果につながった」とか「成長できた」という単なる気分に留まらない、確かな手応えと成果を手に入れているでしょうか?
あるいは、本を分析的に読み、その価値、足りない点などをロジカルに語ることができるでしょうか?
あなたの未来は、あなたの成長によってしか豊かになりませんし、あなたの周りの人たちの幸せも、きっとあなたの成長にかかっています。
そのためにも「自分の価値を引き出す仕組み」を一刻も早く構築しましょう。
信頼できる先生の元で学ぶのもいいでしょう。
ただし、学んだものを血肉に変え、投資以上のリターンを生み出すスキルは絶対的に必要です。
それは言うならば、「メタ」な学ぶ力です。
これを身につけられれば、どんな本からでも、どんな講座からでも、確実に価値を吸収し、自分の成長と、仕事の成果に結びつけることが可能です。
では、どんなスキルを磨いたらいいか?
それは、ひと言でいうと「読解力」です。
──難しい本を一読して「よく分からなかった」とか、「難し過ぎて途中でやめた」とか、そんな残念な事態に陥らなくて済むように。
──価値あることを、小難しく語る人の話を、最高レベルで聞き取り、咀嚼できるように。
その読解力を構成するのは、
- 語彙力
- 必要な情報を検索し、収集・整理する力
- ロジカル・批判的に分析、検討する力
- 自分の意見をロジカルに発信力
といった要素。
これらを身につけるためには、「良い本をたくさん読めばいい」わけではありません。
そういった力が付くようなやり方を工夫しなければなりませんし、発信力については、ロジカルで伝わる文章力を磨き、それに対するフィードバックを手に入れる必要があります。
私が2年前までやっていた大学の読書法の授業は、まさにそのための講座でした。
この大学の授業は、私が大学院に通う間、休講にさせていただいていますが、オンラインで社会人を対象として開講しています。
もし、あなたが大学時代までに、本の読み方、読解戦略を学んだことがないなら、ぜひここで、しっかりと成長の礎としての読書法を学んでおいていただきたいと考えています。
ちなみに、2018年1年間の課題図書は次の12冊でした。
- 【01月】『君たちはどう生きるか』
- 【02月】『日本人の意識構造』
- 【03月】『第8の習慣』
- 【04月】『日本語は亡びない』
- 【05月】『プロフェッショナルの条件』
- 【06月】『現代語訳 武士道』
- 【07月】『成功はゴミ箱の中に』
- 【08月】『経済人類学への招待』
- 【09月】『U理論入門』
- 【10月】『日本の思想』
- 【11月】『WORKS SHIFT』
- 【12月】『データ分析の力』
これらの課題図書を事前に読んでいただき、こちらが出す課題をこなしてきていただきます。
課題は、
- 本の論旨をまとめる。
- 本の中に出てくるキーワードについて簡単に解説する。
- 本の特定の章について縮約を作る。
- 本の論の構造を図解化する。
といった内容であり、恐らくほとんどの人は学生時代にも学ばなかったことですし、情報処理力・読解力を高める上で非常に重要な要素ばかりです。
講座の流れとしては、
- 最初に、動画で課題図書の解説と、取り組んでいただく課題(ワーク)について解説します。
- 15日後を目途に提出していただきます。(オプションです。)
- 月末に、1時間ほどのオンライン読書会(zoom利用)の中で、提出して頂いた課題を俎上に乗せ、読み方のポイントを解説しつつ、意見交換をします。
- ご提出いただいた課題に対して動画でフィードバックを差し上げます。オプションで個別に添削指導もいたします。
という感じです。
これまでの課題図書やテーマについては、こちらでご確認いただけます。
無料で閲覧できるページもたくさんありますので、一度、いろいろな記事を読んでみてください。
もし参加して読書力・情報処理力を高めたいとお考えでしたら、こちらからお申し込みください。(^^)