こんばんは。読書と学習法のナビゲーター、寺田です。
お陰様で大学院の生活にも馴染んできて、
日々、充実して研究に励んでおります。
ま、まだ研究と行っても文献研究ですがね。(^^;
実は授業ってのは、あまりないんですよ。
たったの週5コマ。
夜は基本的に「ことのば」の小中学生教室がありますので、
昼間の授業を取っています。
しかし、「充実した研究」と書いた通り、
この、たった5コマの準備だけで、
毎日毎日、読書三昧です。
多分、私の自分史上最高に読書三昧の日々です。
私の中で、4月当初思い描いていた「読書三昧」の
イメージでは、1日に3冊くらい専門書を読んで、
1日1本、ちっちゃな論文を書けるかな、って感じでした。
が!
もう、なんていうんでしょう。
理想とはほど遠い日々でございます。
昨日は読書会でしたが、
読書会の本はとっくに読んでいたので、
やっぱり大学院のゼミの課題図書を必死で
読んでおりました。
朝から夕方まで必死で。
なんと、7時間も!
それで、どのくらいの冊数を読めたか?
タイトルで「史上最高にゆっくりじっくり」と
書いていますから、
そんなに進んでないよねって、
想像は付くと想うわけですが。
なんとですね。
なんとですね。
(あまりにつらいので2回書きました。)
7時間で読めたページ数が20ページ!
もうね、ありえないっていう感じですよ。
ほんと、どうやったら20ページを理解するのに
7時間もかかるんだよって。(苦笑)
英語の論文だって、もう少し速いわ…(^^;
ちなみに昨日、読んでいたのは、こんな話。
教育学のお話です。
他方で、社会性のプロセスは、道徳的衝動を「脱美学化すること」に帰結する。
社会性とは、ある意味で社会化ではないすべてのものである。
社会性は「固有性を規則性の上に、そして崇高なものを理性的なものの上に
置くので、ゆえに一般的にはルールに対して不寛容である」。
このプロセスは道徳性の脱理性化の危険性をまったく引き起こさないが、
社会性は近接性に対して異なる脅威を引き起こす。
── ガート・ビースタ著『よい教育とはなにか』
こんな感じの本を、現在、課題図書として5冊。
それに英語の論文(これは12ページ前後)を2本。
あとは国際的な読書教育の学会誌を2冊。
ゴールデンウィークも、どうやら読書三昧になりそうです。
今週末からゴールデンウィークですが、
みなさま、読書もお忘れなく。(^^)