どうしたら1日の3%の時間を確実に読書に充てられるか?

── 未来のための自己投資が大事
 
そんなことは分かってる。
 
── 今の仕事のためにも、未来のためにも読書は絶対に必要だ
 
それも分かっている。
 
・・・でも、読書はいつも後回し…
 
 
これは、「ダイエットのために朝、走るぞ!」という決意が
冬の寒さの前にあっさり消え去るのと似ています。
 
私たちの「未来に大きな果実を手に入れる決意」は、
「今の些細な、でも確実な幸福感」の前に
あまりに無力です。

「今、布団を出たら寒い」

vs

「あと15分、布団でまどろめたら気持ちいい」

この葛藤を打破できるのは、
「未来の果実への意志」しかありません。
 
でも、

「この至福の15分のまどろみ」
という現在の確かな幸福感

vs

「走ったら痩せるかもしれないけど痩せないかも知れない」
という不確定な未来の果実

この戦いは、戦略を張りめぐらさない限り
敗北が必定です。

『7つの習慣』の「刃を研ぐ」話

世界的ベストセラー書『7つの習慣』では、
第三の習慣として重要事項を優先すべきと語ります。
 
電話にでたり、気になった情報をネットで検索したり…
そんな緊急に見える目の前の些事と、
未来に備えての投資という重要事項。
 
なんとなく過ごせば前者に追われて
一日が終わることが分かっているからこそ、
この第3の習慣(とこれを示すマトリクス)は
ビジネス書界隈で異口同音に語られるわけです。
 
ただ、分かっていてもできない。
 
だから毎日、手帳で確認しよう、と。
 
そしてもう1つ。
第七の習慣では、作業にかかる前に「刃を研ぐ
ことを勧めています。
 
切れないノコギリで疲弊するよりも、
ちょっと作業をやめてノコギリの刃を研ごうや、と。
 
 
でも、木こりは反論します。

「今、忙しいんだ。そんな暇はない!」
 
 
この愚かさは、きっとあなたも理解できるはず。
 
では、あなたは毎日たった3%の時間を
読書に割けているでしょうか?
 
1日の3%の時間。すなわち約45分です。
 
45分あれば、1冊の本を読み、
重要ポイントを整理し、
未来につなぐ処理が可能です。
 
その未来に備えて刃を研ぐ時間こそが
あなたの未来に余裕と豊かさを与えてくれるのです。
 
 
えっ? 時間がない?
 
 
では、あなたのスマホ時間は?
Webサーフィン時間は?
 
もし、読書に再配分できるだけの
埋蔵金にも似た時間を発見できたのであれば、
さぁ、読書という未来への投資の意思を確認しましょう!

読書へのモチベーションを上げよう!

目の前の些事、暇つぶしレベルのことに
あなたの貴重な「今」を奪われないためには
ある種の策略が必要です。

1.手に入れたい未来と、その重要性を書き出そう

未来を作る第一歩は、
手に入れようとしている未来が、
いかに重要なことなのか、
自分と家族と仲間に貢献し、
幸せにすることなのかを言語化すること。
 
できるだけリアルに想像すること。
 
そこに向かう投資をしなければ、
どう残念な未来を迎えることになるのか、
できるだけリアルに想像すること。

2.未来につながるプロセスをデザインしよう

未来が描けたら、その未来に必要な
知識】【スキル】【あり方】を
確認しましょう。
 
抽象的なものではなく、
書籍やロールモデルから分析した
できるだけリアルなものとして
要素を書き出します。
 
では、それに対して現状は?
そのギャップを埋めるには
何を学ぶ必要がある?
 
どういう手順で何を学ぶ?
 
それを自分が設定した目標期限まで
学ぶコンテンツ、学び方などを
ほどよく配置していけばOk。

3.投資の意思を確認しよう

現状を棚卸しでき、
未来につながるプロセスが
デザインできたら、
あとは「やる!」と決めるだけ。
 
一日何時間、学びに充てる?
月にどれくらい予算を充てる?
そのために何を我慢する?
 
やるべきこと、やらないことを
リストとして書き出しておくと、
自分への戒めになりますね。

「やる!」意志を見失わないために

3日坊主という言葉があるように、
やる!と決めた意志は揮発性です。
 
3日と経たず薄れていくもの。
 
だから、その意志を救い、
あなたの描いた未来に近づくために
さらなる戦術が必要になります。

「こんな時はこうしよう」を決めておく

先にやること、やらないことを書き出しました。
それをもう一歩進めます。
 
その戦術が「if-thenプランニング」です。

「もし、すき間時間ができたら、
この本を取り出して読もう」

事前に、これを決めておくだけで、
あなたの埋蔵金にも似た時間が
ざくざくと掘りおこされるはずです。
 
もちろん、そのために本を2, 3冊と
ノートなどを持ち歩いておくことも重要ですね。
 
使える時間やシチュエーションに応じて
無理のない自己投資を実践しましょう。

実践したら記録を付ける

実践したら、こまめに手帳に記録を付けておきましょう。
 
これは「即時強化の原則」と呼ばれる
心理テクニックです。
 
やろうと思っていたことを、やった直後に
記録を付けることで、達成感、手応えが確認でき、
モチベーションが上がりやすくなります。
 
 
でも、実はその前に確実にやっておかなければ
ならないことがあります。
 

モチベーションUpに必要な、あと2つの要素

実は、ここまでに書いた要素だけでは、
やっぱり途中でモチベーション途切れてしまう
可能性が残ってしまいます。
 
木を切る前に刃を研ぐような
自己投資としての読書。
 
その読書そのもののために刃を研ぐ作業!
 
これが非常に重要なのです。
 
読書教育研究では
読書のモチベーションを高めるために
自己効力感(自分はやればできるという感覚)と
ポジティブ感(読書は価値があるという感覚)です。
 
そしてこの2つの要素を高めるためには
日々の読書の中で
自分が確実に変わってきていると
実感できる取り組みが決定的に必要になります。
 
そのために…

1.効果的な読書法を学ぶ

出力に結びつき、確実に成果や成長に
結びついていると実感できるような方法を
まず、学びましょう。
 
短時間で目的を達成するための速読技術。
ノート&メモ法。
To doリストの作り方。
知識への定着のさせ方などなど。
 
ただし、その方法が
「今、この瞬間の満足感」を超えて
成果に結びついていることも
次の2の項目でチェックする必要があります。

2.成果に近づいているか確認する

読書をする時、
あるいは「この本を読もう」と思った時、
1ヶ月後、3ヶ月後、1年後に
どういう自分になっていたいと思ったのか?
 
自分が求めた成果が長期的な観点から
十分に達成できているか、
あるいはそこに近づけているかを
確認する仕組み(定期テスト的なチェックリスト)を
用意しましょう。
 
ただし、できたかできていないか、
近づいているのかを確認するためには、
数値目標か行動目標(…な場面で○○できる)の
いずれかである必要があります。
 
 
いかがでしょうか?
 
あなたの読書は未来に確実に
橋を架けてくれる投資になっているでしょうか?
 
もしそれが実感できれば、
つまり自己効力感とポジティブ感が
実感できれば、
きっとあなたは、多少の邪魔が入ったとしても、
途中でだれる時期があったとしても、
必ず理想の状態に復活できるはず。
 
 
さぁ、もううかうかも、ぼやぼやもしていられません!
 
あなたの貴重な「今」を
確かな未来の余裕と豊かさに
つなぐために行動を起こしましょう!

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