【読書技術/読書戦略】フィードバックを受けられる環境で読もう!

こんにちは。読書と学習のナビゲーター、寺田です。
 
今日は月1回の読書会の日。
2008年の4月から、基本的に毎月開催しています。
 
課題図書を決めて、それを読んだ人だけが参加できるという会。
そして「本そのものを批評する」のではなく、「本(で学んだこと)を通じて、
自分自身と世の中を見渡してみて、考えたことをシェアしあう」ことを
基本としています。
 
2017年の課題図書はこちら。

12月だけは忘年会になりますので、実際にはこの本を
課題図書として読むことはありません。
 
まぁ、どの本もこってり系の内容です。
 
 
もともと、読書というのは実に個人的な営みであって、
それをどう読もうが勝手と言えば勝手です。
 
でも、「喜び」のためであれ、「学び」のためであれ、
独りで読むよりは、仲間と一緒に読んだ方が、
断然、その価値が深まります。
 
何より、自分では気づきにくい「自分の読み方」というものを、
仲間(の発言)を鏡にして点検できるというのがいい!
 
自分はまったく気が付かなかったところに、
鋭くメスを入れていく仲間がいたり…
 
自分とはまったく違う角度から、自分には見えなかった景色を
見せてくれる仲間がいたり…
 
読んだ時はもやもやっと「なんとなく分かった気分」だったものが、
人に語ろうとした瞬間に、思考に輪郭が生まれて、
腑に落ちたり、実はよく分かっていなかったことが分かったり、
様々に、l新たな気づきが生まれるものです。
 
 
そもそも、人間の「学び」っていうものは、
能動的に出力をした瞬間に生まれるものなんですね。
 
読んだだけで、何となーく「あー、いい本だったー」的な
曖昧な状態で入力してもダメ。
 
もちろん、明晰な理解でもって入力したとしても、
それすら本当の力にはなっていません。
 
あくまで「出力」を通じて学びになるものなんです。
 
出力しようとするプロセスでの、自分の中での思考の整理。
そこで生まれる悩みと納得感。
 
出力してみて、仲間との意見交換を通じて生まれる、
自分の思考の至らなさ、修正ポイント。
 
こういうフィードバックが得られるのは、能動的な出力プロセスが
あってこそ、です。
 
 
この読書会で目指すものを、もう少しアカデミックに展開したのが
西南学院大学の読書力養成講座(通年授業)でした。

私が大学院に進学するため2018年度いっぱい休止の予定で、
今は、これを社会人向けにアレンジしたオンライン講座のみの
細々と開講している状況です。
 
社会人になって、自分の読書力を磨けるような場って、
本当に少ないものなので、オンライン講座の方は、
かなり手間がかかっているのですが、何とか続けていきたいと
思っています。
 
ちなみに、今年の課題図書は、読書会とほぼ同じ。
 
読書会は、それぞれが考えてきたことを、ざっくばらんに
語り合うのみですが、オンライン講座の方は、私が
テーマを決めて、それにしたがってワークに取り組んでいただきます。
 
課題図書が同じとはいえ、磨かれるスキルはかなり違います。
 
どちらがいいとか悪いとかではなく。
 
でも、共通しているのは「能動的出力とフィードバックを受ける機会がある」ということ。
 
あなたも、何となく分かったつもりで、一人きりの読書で満足せず、
何らか、フィードバックが手に入るような環境に飛び込んでみてください!
 
きっと、ステキな発見がたくさんあるはずですよ。(^^)

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