東北地方復興のためにすべきことの再確認

4月8,9日のチャリティー講演会でみなさんからお預かりした義援金を、被災者のみなさんに、より直接的にお届けしようということで、私たち自身が被災地に乗り込んでボランティア活動をしてまいりました。
 

 
ご存知の通り「募金」ということで、各種団体が寄付金を募っていますが、これが被災地の方の元に届けられるのには相当な時間がかかります。団体によっては激しく中抜きをするところもありますし、行政も個人レベルに手を差し伸べるまでには時間がかかりそうです。
 
そういうわけで、今回はあまり規模が大きくなく、そのために支援が手薄になっている避難所に直接乗り込んで、食事をふるまおう!と、講師を務めた5人で直接乗り込んでまいりました。

お預かりした義援金は80万円ほどですが、今回はそのうちごく一部を使い「豚汁うどん」と「かき氷」を振る舞ってまいりました。(残りは第2弾以降で。)
避難所である小学校(の体育館)で暮らしていらっしゃる方にお話をうかがったところ、日常は「朝食:パン2枚+牛乳、夕食:幕の内弁当」程度だそうで、麺類といえばカップ麺しかないとのことでした。
ちなみに、今回は山形米沢でレストランを営みつつ、トレーラーで移動式石窯ピザを出張提供していらっしゃる「K太郎」さんにご協力いただきました。
もちろん、私たち自身の移動費・食費などの経費は一切自己負担です。お預かりしたお金は被災者のみなさんのためにだけ使います。ご安心を。

 

避難所の体育館で感じたこと


 
写真が小さくて分かりづらいと思いますが、避難所の中の様子です。壁には有名な漫画家さんからのメッセージや、各地から届けられる寄せ書きなどが所狭しと飾られています。
チャリティー講演会で書いていただいた寄せ書きも飾っていただきました。
 
が、なんですよ。
 
何か無力感を感じるわけです。応援メッセージを届けるのは簡単です。これも大事なことなんじゃないかと思ってもいます。
 
でも、僕らは避難している人達の傷みの爪の垢ほども理解できていない。どんなに想像力豊かに妄想してみても、1%も理解できないのではないかとすら思ってしまいます。
 

右の写真は体育館の一部を、許可を頂いて撮影したもの。
 
板張りの体育館にダンボルート毛布を重ねた寝床。1メートル少々の段ボールで仕切られたプライベート空間。
 
ここに、すでに2ヶ月。
 
食事もままならず。
風呂もままならず。
プライバシーもなく。
 
これから暑くなり、梅雨に入ったら…。さらにいたたまれない気持ちになります。
 
たぶん、この日常の中で、僕らの「単なるメッセージ」はほとんど力になっていないのではないかとすら思えます。ACの「がんばろう、ニッポン」的なものも。
 
この苦痛、このストレス、この不安、この悲しみは、誰かに応援されてる、一人じゃない!そんなポジティブ思考で癒されるレベルではない、と。
 
かといって、僕らがやったような炊き出しだって、そう。
みなさん笑顔で御礼を言ってくださいますし、確かにちょっとした喜びにはなるかも知れません。
でも、それは何十万人という被災者の中の、たった100人ぐらいのみなさんであり、しかもたった「お昼御飯1回」に過ぎません。
一瞬でも「よし、今日はいい日だ。」と思っていただければ、あるいは笑顔が増えれば、それはそれで価値があることだと信じてやっているわけですが、それだけでは終われないよね、と。

#被災していない人達が、入れ替わり立ち替わり、日替わりで直接的な支援活動に関われればいいのですが、実際問題、そんなことは不可能なわけで。

東部道路(つなみ被害の境界線)を越えた被災地で考えたこと

炊き出しの後、私たちが訪問したのは東部道路より海側の地域。ご協力いただいたK太郎のマスターが「ぜひ、目で見て、この現状を九州や関東のみなさんに伝えてください」と、わざわざ案内してくださいました。
訪問したエリアはGoogle Map(航空写真」モード)でどうぞ。震災で町がどうなってしまったか分かるかと。)
 

とにかく壮絶。「想像を絶する」というのは、こういうことを言うのでしょうか。
 
写真の場所は、もともと住宅や田畑が広がっていたところ。
今は荒れ果てた荒野になってしまっています。外を歩くと潮の香りがします。
 
この地と縁のない人間が見ても愕然とします。
 
この地に育った方々、この地で生活していた方々の絶望がいかほどか、想像に難くありません。
 
さらに、そのような方々が、上記のような体育館での避難生活を余儀なくされているわけで。
 
この津波の被害に遭った地域の復興に、どれだけの年月、どれだけの資金が必要になるか、これまた想像を絶します。
生活の基盤、安心と安らぎ、今と未来。いろいろなものを根こそぎ津波に持って行かれた人達の、不安で苦しい生活がいつまで続くのかと思うと、暗澹とします。
 
でも、暗澹としていても仕方がありませんよね。
 
被災していない自分が背負っているものは、想像以上に大きかった。そういうことです。
 
北関東・東北地方の復興、日本経済の発展、愛する人、仲間達の今と未来に対して、自分が背負っている責任の大きさが再確認できた。そういう話です。
 
現実の重さを、前進のエネルギーに換える、ただそれだけの話です。

無力で非力な自分だからこそ、しっかり貢献できることに専念します(再宣言)

否応なく、今の自分の甘さを、今さらながら突きつけられます。
 
今のような仕事じゃダメだよね?
ポケットから出す余裕のあるお金を寄付して満足してちゃダメだよね?
寄付した分、ほかのところで節約なんかしてちゃ、さらにダメだよね?
 
もっともっと、自分が世の中に貢献できるものを引き出していかなければ。
もっともっと、今の自分の殻を破って、行動していかなければ。
もっともっと、確かな足取りで成長していかなければ。
 
前にも書いたことなんですが、今さらながら強烈にそう思いました。
 
 
成長への金銭・時間両面での投資を増やします。そして、もっと社会の富を殖やせるように努力します。殖やせた分を寄付に回します。
 
ご縁をいただいた皆さんがさらに成長を加速し、社会への貢献レベルを上げられるような支援を、さらに充実していきます。

よかったら、あなたが寺田から受けたいサービスが何か具体的に教えてくださいませんか?
(実際に受けるかどうかは別として)

6月からは「ビジネス読書道場」と銘打って、読書力アップ、発信力(文章力)アップを目指した講座(ビジネス基礎力講座)をスタートする予定ですが、具体的にどんな技術・スキルを磨きたいと想いますか?

どんなスキルが身についたら、あなたが社会や組織に対して貢献できるレベルが上がり、社会と組織の富が増えると思いますか?

相変わらず、ぐだぐだと書きましたが、これまで以上に本気モードのスイッチが入っています。
 
あなたも、ぜひ一緒に成長を加速しましょう。
そして一緒に、日本社会を、大事な仲間達を、私たちの未来を支えていきましょう!
 
p.s.
お預かりしているチャリティー講演会の義援金は、またあらためてカウTVの高橋氏(チャリティー講演会の代表役)から報告があるかと思います。その時はまたブログでご案内させていただきます。

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コメント

  • コメント (5)

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    • 寺田
    • 2012年 3月 14日

    >笠原さん
     
    コメントありがとうございました。
     
    私たちのようなボランティアと違い、笠原さんのなさっているのは、まさにプロフェッショナルな領域ですからね。よろこばれる質も度合いも違うんでしょうね。
     
    いろいろ大変だと思いますが、がんばってください。というか、お互い、東北のために、私たちの未来のためにがんばりましょう!
    ●●

    • 笠原友子@健招堂
    • 2012年 3月 14日

    お疲れ様でした~ v(^.^)
    「何もしなかった後悔よりも、何か力になった経験を残そう!」と言って
    地域の若い薬剤師にボランティアの募集を掛けています。
    若い世代を連れて、もう一回行って来ます。
    (今の原稿の締めをまずは5月末で終わらせますね~(^^;)

    • 寺田
    • 2012年 3月 14日

    >Shimadaさん
     
    私も非力ですので、村尾さんたちにおんぶに抱っこ状態です。実は。(苦笑)
     
    もし福岡市内にお住まいでしたら「毎月最後の木曜日19:00~ at デジハリ in IMS」にお越し下さい。
     
    そして、一緒に「もっと貢献できる自分」を目指しましょう!
     
     
    >Moriさん
     
    西日本行脚から、もうお帰りになっていたんですね。
    東北はあちこちで交通規制があったり、自衛隊その他のみなさんが忙しく働いてくださってますので、旅に出るのは遠慮して正解だったと思います。
     
    地域の空気の違いを感じつつ、また東京で出来ること、東京から出来ることを考えてもいいかと思います。私も「福岡でできること」「福岡から出来ること」を考えていきたいと思っています。
     
    「少々奮発」も大事ですね!(^^
    ●●

    • mori masashi
    • 2012年 3月 14日

    お世話になっております。
    とても訴えかける力の強い記事で、私も何かできることをしなければという気持ちを強く持ちました。
    実は私、4月26日から5月7日まで、関西から四国、九州を一人で回ってました。
    東北に行こうかなとももちろん考えたのですが、私が行って何が出来るかと考えた結果、西にしました。京都も大阪も松山(道後温泉very good!!)も九州全般もそれぞれ良かったですが、やはり地震の影響は大きいと感じました。ただ、色々な悲惨な報道も目にして、暗い気持ちになってたら、どんどん他の人の気持ちも暗くなって、日本全体ひいては地球全体がマイナスの方向に行ってしまうのかなという思いもあります。 やはり皆がそれぞれ使えるだけのお金をいつも通りに、または少々奮発して使っていくのが基本なのではないかと考えています。 ではでは。

    • Hidetaka Shimada
    • 2012年 3月 14日

    非力な我々に代わってのボランティア ありがとうございました、そしてお疲れ様でした。講演会以来、頂いた気持ちを忘れないように(少しずつですが)チャリティーや寄付を続けながら、これから何ができるのかを考え続けています。
    ビジネス読書道場 面白そうですね。個人的には情報発信力に興味があります。

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