なぜ彼は速読講座の最後の最後に「キレた」のか?

今日、フォーカス・リーディング3日間集中講座が終わりました。
 
今回、今までと違う、ちょっと珍しい(?)問題が起こりました。
 
それは、受講者の方(お一人)と、私とで「会話がまったくかみ合わず」、最後の最後に「(受講者の彼が)キレた」という問題。
 
 
会話がかみ合わないというのは、ある意味でよく起こることです。
 
その原因は様々。

  • 1.言葉の定義や、そこに描いているイメージが違う。
  • 2.話のテーマは一致しているが、論点がずれている。
  • 3.前提としている事実・世界観が違う。
  • 4.目指している世界(ビジョン)が共有できていない。

この1から4は、コミュニケーションのベースとなる要素から高度な方向に並べています。
 
こういう「かみ合わない事態」は必然的に起こりうることなので、私は講座では必ずこういいます。

寺田
私の言葉を考えすぎず、あくまで目指す方向性を示すヒントとしてとらえるようにしてください。

ま、私の指導する速読技術は基本的にスポーツと同じなので、言葉で表現できることには限界があるんです。
考えるな、感じろ!のノリで、体当たりの体験を促すようにします。
 
今回の「かみ合わない」事態は、なんと「読書」「理解」という講座のベースの中でももっとも基本となる言葉の使い方のズレがあったことが原因だったため、かなり深刻な様相でした。(汗)

最終日に明らかになった認識のズレ

例えば「読んだ」の言葉のイメージ(定義)

寺田
読んだとは、「著者の言いたいこと(主張)が理解できた」という状態です。
キレた受講者さん
何言ってるんですか。読んだらすべて頭に入って記憶できていて、そのまま人に伝えられる状態でしょ。

例えば「読書」という言葉のイメージ(定義)

寺田
「読書」というのは「本に書かれている文章を理解し、それを1つの作品として、主張と論理あるいは想いを汲み取る作業」です。
キレた受講者さん
いや、自分に必要な情報を抜き出す作業でしょ。

こんな感じです。 
いや、まさか、そこでズレていたとは!
 
 
そんな焦りが…(苦笑)
 
しかも最終日の最後の最後だったので、お互いに焦りまくり。(苦笑)

キレた受講者さん
自分が欲しいと思った情報が全部記憶できて、言葉として再現できないような速読なら、おれには必要ない、今から帰る。

と完全にキレてしまっていました。
 
幸い、受講者が3人しかいませんでしたので、丁寧に対話を繰り返し、言葉の定義、目指すべき方向性などを確認することでコミュニケーションの回復が図れ、レッスンの成果も納得いくところに到達していただくことができました。
 
 
昨日書いた記事の中で、読解の基本として「言葉の定義」のことを書きましたが、まさにその問題でした。
 
今週末からまた3日間講座。
 
しかも、今回は24名ですからね。こういうコミュニケーションのズレがあると、その人を取り残して進んでしまいかねません。
 
最初から丁寧にコミュニケーションを重ね、言葉の定義・概念・目指す世界などを一致させていこうと思います。(^^*

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