ぐだぐだで無駄に長い話を、スッキリ伝わる話に変える教科書

こんばんは。読書と学習法のナビゲーター、寺田です。
 
今日は大学院の授業でしたので、21:35に授業が終わり、
先ほどようやくオフィス(教室)に帰り着きました。
 
本当は、教室(ことのば)のチラシも作らないといけないし、
フォーカス・リーディングのメルマガも書かないと行けないし、
保育園の役員会の議事録も作らないといけないし、
いろいろやらなければならないことが天こ盛りなのですが、
どうしても書いておきたいことがあるので、手短に。
 
それはですね。
 
「文章を書く時に、結局、一番大切なことは
 何を書くかなんだ!」
 
というお話。
 
もし、あなたが文章であれ、口頭の説明であれ、
 
何かまとまらないことをしゃべってるなーと、
自己嫌悪に陥ったりとか、
 
ひとしきり説明した後で、
「結局、何がすごいの?」とツッコまれたりとか、
 
伝えたいことを書くのに、
無駄に話が長くなってしまい、短くできないとか、
 
そんなことで悩んだことがあるなら、
今日の話は(多分)お役に立つのではないかと!

1.ぐだぐだなプロフィール作りのお話

この1週間、10人以上のビジネスプロフィールを
作っておりました。
 
自分のメルマガとかチラシを作る暇がないってのに、
なんてお人好し!と自分でも思いますが、
がんばっている仲間の応援ってこともあって、
完全にボランティアワーク…💦
 
さて、このプロフィール。
 
だいたい350文字から380文字で作ります。
別にルールがあるわけではありませんが、
書籍に掲載するものの文字数とか、
読みやすさとか考えると、それくらいがちょうどいいよね、と。
 
しかし、です。
 
なぜか「よかったらツッコミを入れてください!」とか
送ってくる原案が800文字とかあるわけです。
 
「どう、絞り込んだらいいか分かりません!」
 
って。(^_^;
 
絞り込み方が分からないというのは、
ずばり何を伝えるべきかが分からない、ということ。
 
なので、そういうプロフィールの修正は、
文字を削るだけで済まないんですね。
 
「このグダグダした部分は、何を言いたかったの?」
的なヒアリングをしなければならないんです。
 
同じように「どれも伝えたいことばかりで削れません!」って。
 
それは読み手に伝えるべき価値が何か、
認識できていないってこと。
 
文章って、コミュニケーションなんです。
自分が言いたいことを言うのは、
 
「単なる退屈なやつ」
 
なんですよ。
 
相手に飽きさせず、スパンッと相手に核心を伝える。
その核心とは、コンテンツの中に埋もれる、
最高にユニークで、最高に価値のある情報。

それ以外は全部削ってしまいましょう!

2.成果を出せないコンサルタントさんのお話

かなり昔のお話ですが、あまりビジネスが
うまくいってない、経営コンサルタントさんが
いらっしゃいました。
 
私が主催する勉強会に、時々参加してくれていたのですが、
口を開くと、120%の確率で、周囲を呆れさせるんです。
 
「なぜ、ここでその話が出てくる?」
「まとめって言ってるのに、広がってるじゃん!」
「質問ですとか言って、それ意見じゃん!」
 
みたいな状態。
 
すべての発言について「つまり、何?」という
ツッコミが必要になってしまっていたんです。
 
コンサルタントって、広い視野で俯瞰しつつ、
問題の核心をズバッと見抜いた上で、
相手の行動を促すような提案力が求められます。
 
本質を見抜き、相手へのベネフィットを伝え、
シンプルに次の手順を示す。

これって、コンサルタントに限らず、
ビジネスをする人なら絶対に必要なことですよね!

3.自己紹介がやたらと長い方のお話

フォーカス・リーディング講座では、
最初に、全員に自己紹介をしてもらいます。
 
全員で20名とかいるわけですので、
30秒ずつでも10分かかります。
 
そんな中で、一人で長々としゃべり始める人が
必ずいらっしゃいます。
 
そういう場合、私は「はい、長くなりそうなので座ってください」と、
容赦なく切り捨てます。
 
そもそも、初めて会う人に対して、
ぐだぐだ長々としゃべったらどうなるか、
想像できますよね?
 
「早く終われっ!」とか思われますし、
結局のところ「はいはい。話が長い人、と!」と
妙な部分で記憶されてしまいます。
 
セミナーを受けに来た仲間や、講師である私に、
どういうキーワードで印象づけたいか?
そこを考えてみたらどうなんでしょう?
 
どうせ、会話をするチャンスなんていくらでも
あるわけです。
 
もう少し親しくなってから、じっくり話してもいいわけで。
 
何を伝えたら一番インパクトがあるか?
相手に「おっ!すごい!」と思ってもらえるか?
とても重要な発想です!

その時、あなたに求められていることは何か?

コミュニケーションには3つの要素があるよ、と
2300年前に生きたアリストテレスが語っています。

  • エトス…相手に対する自分の印象
  • パトス…相手への共感
  • ロゴス…分かりやすく語る論理性

この中でコミュニケーションの言語的領域の本体は
「パトス」に、その核心があります。
 
相手が何を求めているのか?
そもそも、求めているのは誰か?
求められている情報の中で、一番の核心、
インパクトのある情報は何か?

そんな問いを持てるかどうかで、
あなたのコミュニケーション力が決まるんです。
 
 
そして、これは残念ながらトレーニングによってしか
鍛えられません。
 
逆に言えば、トレーニングによっていくらでも磨かれるスキルなんです。

何を語るべき?を学び、トレーニングできるバイブル的書籍

もう黙ってこの本を購入してください。
 
鈴木鋭智著『話し方より答え方』
『話し方より答え方』

 
著者の鈴木氏はこれについて、本書の前書きでこう語ります。

「特徴=他のものとの違い」「理由=きっかけ+目的」など、日本語には「こう問われたらこう答える」という受け答えのルールがいくつもあります。

この本なら、そのルールを学びながら、
実際にトレーニングができるようになっています。
 
「こういう場面で、どう答えたら良い?」という
問題が80問も用意されているんですよ。v(^^*
 
例えば、前書きにも練習問題があるのですが、
あなたは、これ、分かりますか?

上司「君、どうして売り上げが伸びないんだね?」
社員A「少子化とデフレによって、マーケットが縮小したからです」
社員B「顧客管理を怠って、得意客を逃してしまいました」

さて、2人のうち出世するのはどちらで、
リストラ候補になるのはどちらでしょう?
 
 
そういえば、数年前、スタバで仕事をしていたら、
隣のテーブルに就活生の男女が座り、
こんな話をしていたのを思い出します。

男の子
面接で志望動機を聞かれても、うまく答えられないんだよね。
女の子
ばかね!社内を見学した時に雰囲気がよかったとか、御社の福利厚生が素晴らしいとか、その会社のよさをよく理解していて、その一員になりたいってことをアピールすればいいのよ!

もう、情けない男子に、先生風を吹かせる姉御って感じ。
 
この2人、間違いなく就活に失敗すると思いました。
 
その理由と、どう答えるべきかってことも、
この本にしっかりと書かれています。
 
 
きっと、こういう間違いって、世の中にあふれているんですよね。
 
端的に、スパンッと何を語れば良いのか?
気になる方は、ぜひぜひ本書を読んで学びましょう。
 
思いの外、短期間でしっかりと身につくものですよ!
 
 
もう1冊。
 
上記の本ほど具体的ではありませんが、
場を盛り上げる質問、相手の真意を引き出す質問、
相手との関係をよくする質問など、
「どう答えるか」ではなく「どういう質問をするか」に
フォーカスした切り口で語るのがこちらの本。
 
齋藤孝著『質問力』
質問力

 
こちらもお薦めですよ。(^^)
 
お仕事柄ヒアリングやインタビューが必要な方は、
ぜひ読んでみてください!

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