名著『君たちはどう生きるか』を、どう読み解くか?

こんにちは。読書と学習法のナビゲーター、寺田です。
 
私は福岡にある私立大学、西南学院大学で読書法の授業をおこなっていました。(現在は、自分自身が大学院に通っており、休講にしていただいています。)
 
考えて見ると、日本では読書教育というものがほとんどなく、「本の読み方」を学んだ経験を持つ人は皆無といっていい状況です。
 
その結果、高校時代までの「読書量と学力の関係」を見ると、恐ろしいことが起こっています。

  • 週0冊の子よりも、週1冊の子の方が、有意に学力が高い。
  • 週1冊の子とそれ以上の子の学力を比較すると、むしろ冊数が増えることで学力がじわじわと下がっていく。

これは、小中学生のデータでも明らかになっていますし、高校生でも同じことが起こると最近の調査で判明しています。

ただし、調査の方法、対象者などによって、違う見解も出ています。
この記事の論拠としているのは、こちらのデータです。
小中学生⇒ベネッセ教育総合研究所報告
高校生⇒語彙・読解力検定調査報告
高校生の場合、こちらの資料のP.12を見て分かるとおり、「月10冊以上」になると、月4冊程度の生徒よりも語彙力が高くなるという結果になっていますが、読書ジャンルの調査結果と併せて考えると「量」というよりも、「ジャンルの幅広さ」の問題ではないかと推察されます。
これは上記、小中学生の調査結果でも同じ傾向が明示されています。

 
そういうわけで、かつて大学でおこなっていた読書法の授業を、社会人向けに再構成して開講しています。
毎月、課題図書を設定し、ワークに取り組んでいただき、それに対してフィードバックを提供するという形です。
 
流れとしては

【課題図書についての解説、読み方のポイント】
⇒(各自で読書&ワーク)
⇒【リアル講座で詳しく解説&ワークへのフィードバック】
⇒(ワーク再提出)
⇒【動画で読み方のまとめ的解説+添削】

という感じです。
 
2018年1月は、最近漫画版が出て、再び大ブレークした『君たちはどう生きるか』を課題図書として、本の読み方を学んでいただきました。
 
その講座のうち、ワークについてフィードバックをおこなうリアル講座(東京開催)のダイジェスト動画をご紹介します。
 
ぜひ、参考にしてみてください。

課題図書:『君たちはどう生きるか』

『君たちはどう生きるか』

リアル講座の録画動画(ダイジェスト版)

こちらの画像をクリックしてください。YouTubeに移動します。

※時間短縮のため1.75倍速に加工しております。

 
オンライン講座、東京リアル講座への参加をご希望の方はお問い合わせください。

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