2017年に読んだ本の中で、あなたにぜひ読んで欲しい6冊+αの良書

こんにちは。読書と学習法のナビゲーター、寺田です。
 
2017年も残すところ10日少々となりました。
 
この1年間、あなたは納得のいく日々を過ごし、1年前に期待したとおりの、納得のいく結果、ステージ、成長を手に入れたでしょうか?
 
 
私は「速読技術と高速学習法の提供を通じて、読書と学習の支援」をしています。
ですが、読書も学習もあくまで手段であって、大切なことは「自分がどう変わったのか」であり、もっと言えば、「それで自分の内面、在り方がどう変わり、成長のエンジンをどう手に入れたか」です。
 
本を通じて知識を手に入れたとか、本を読んで何かを出来るようになったというのは、確かに素晴らしいことです。
 
ですが、それは「あなた自身」が変わったわけでも、成長したわけでもありません。
 
コロンブスの卵の逸話を読んで、卵を立てられるようになったとしても、それはあなたが成長したわけでも、あなたが偉くなったわけでもありません。あくまでコロンブスの手柄であり、コロンブスのすごさをあなたが身をもって証明したに過ぎないのです。
 
あなたがそのことを通じて、前提を問い直す視野と思考回路とを手に入れて、コロンブス的に世の中を見ることができるようになって初めて、あなたが成長したと言えるのです。
 
なので、あくまで内発的に、自分の描くビジョンと、自分の内なる回路でもって、ずっと自分で自分の成長を生み出し続けられるような、そんな学びを作っていきたいものです。
 
 
もちろん、他者からの学びは絶対に必要です。
歴史上の諸先輩の偉業の上に、私たちは自分なりの何かを付け加えればいいわけで、すべてをオリジナルに生み出す必要はありません。
学問の世界でも、「巨人の肩の上に乗れ」と指導されます。
 
過去の諸先輩方が積み上げた研究の成果を批判的に摂取して、それを乗り越える研究をしなさい、と。
そして、自分が付け加えた研究が、他の研究者に参照されることこそが、研究に対する評価になるのだよ、と。
 
ぜひ、あなたもそういうつもりで良書を読み、自分を変え、世の中に貢献していきましょう。(^^)

2017年版、寺田的お薦め書籍

今年は論文ばかりを読んでいた感じで、それほどたくさんの書籍を読んだわけではありません。
書籍も100冊以上は読んでいるはずですが、大半は学術的な書籍だったり、哲学的な書籍だったりします。
 
そんな中からではありますが、数冊、「自分にとってよかった」ということに加えて、「ぜひ他の人にも読んで欲しい」と感じた本をご紹介します。(^^)

1.人としての生き方・在り方部門

今年読んだ本の中で、断トツに良かった本がこちら。

ネル・ノディングス著『ケアリング』

ネル・ノディングス著『ケアリング』
 
人として、親として、教育者として、どう人、子ども、受講者と関わるのか。
ここまで我が身の在り方、人への関わり方を猛省させられた本は、過去になかったような気がします。
 
惜しむらくは翻訳が読みにくいということなのですが、それを差し引いても本当に素晴らしい本と出逢えたと思います。そして、ぜひあなたにも読んでいただきたいと思います。
 
ただ、すべてをちゃんと読もうなんて思わず、気楽に読み流しながら心に響くエピソードや自分の心に留め置きたい言葉を中心に拾い読みをしていきましょう。

『ケアリング』に関連する記事


スティーブン・R・コビー著『第8の習慣』

フランクリン・R・コビー著『第8の習慣』
『7つの習慣』がずっとベストセラー入りしているのに対して、あまりに不遇な扱いを受けてきたのが本書。
人としての生き方の本質を描き出した良書でありながら、じゃっかん西洋哲学的な要素が強すぎたのか、前作(今回の前に出された完訳版の前のもの)の翻訳がひどすぎたからか(実際、ひどかった!)、ほとんど話題にならない本です。
 
しかし、内面に眠る自分の良心を呼び覚まし、人として「よく生きる」ことを越えて「気高く生きる」ことを語る本書は、1ヶ月いや1年かけて、じっくりと向かい合うに値する本だと、私は思います。
 
ちなみに、同じテーマを扱った本としては『ビジョナリーカンパニー2』があるよ、といえば、その価値が伝わるでしょうか?
『ビジョナリーカンパニー2』

2.行動力、思考回路に変革をもたらす本

「もう知識を詰め込むことより、行動することを考えようよ」という話は、本当にいろんなところでさせていただくわけですが、行動を変えたい、本の読み方を変えたいなたにお薦めするのが、こちらの2冊。

ジェフリー・フェファー著『なぜ、分かっていても実行できないのか』

ジェフリー・フェファー著『なぜ、分かっていても実行できないのか』
 
本書の著者も「もうビジネス書を読むのは、いい加減いいだろ?」と疑問を呈しています。
なぜ、分かっていて、知識もあるのに行動できないのか、そのことが問題だ、と。
 
本書は「個人の問題」というよりも、組織の文化・仕組みの問題として、人が行動できない理屈と、どうしたら行動できるようになるのかという解決策を語っています。
 
組織のマネジメントに携わる人はもちろん、ご家庭でお子さんの教育に関わる人にも有意義な本です。(^^)

参考にしていただきたいおまけの本+ブログ記事

もっと個人にフォーカスして、どうしたらやるべきことを確実にこなしていくことができるか?を学び対場合は、こちらの2つのブログをどうぞ。


松田純著『伝わるイラスト思考』

『伝わるイラスト思考』
 
この本を、フェファーの本と同じカテゴリに入れて良いか迷うところですが(笑)、何というか、「ものの見方、伝え方」を変えるための、非常に分かりやすい教科書として、あえてここでお薦めしたいと思います。(^^;
 
前半はイラストの描き方の話ですので、興味がない人には興味がないと思うのですが、「ものの特徴のとらえ方、描写の仕方」は、コピーライターを含め、ものごとの本質をとらえ、言葉などで表現していく仕事に携わる人には非常に重要な要素です。
 
今、おこなっている読書講座でも「本の構造」や「書籍の特徴的な理論」を抽出する作業をしていただくわけですが、まさにそういう作業のお手本になる本といっていいでしょう。
特に後半のビジュアルシンキングは、「図解」を学ぶ第一歩としても価値があるかと!

3.願望実現、目標達成系

人生、もっとわくわくしながら、どんどん目標も願望も実現していこう!というスタンスは、個人的に大好きです。
私はあくまで、それを「自己教育支援」、「成長支援」という形でサポートさせていただいているだけであって、広くくくれば自己啓発系です。
 
そういうカテゴリで見た時、こちらの3冊は読んで楽しいし、これから起こる未来にわくわくできてお薦めです。

青木千草著『未来を予約する手帳術』

CITTA式 未来を予約する手帳術
私は2007年から、自分自身で「成長マネジメント手帳」というものを作り、改良しながら使い続けています。
2007年に描いていた未来は、ほぼ達成できていますし、今みたいにどれだけ忙しくなっても、ぶれずにやるべきことに打ち込めているのは、その手帳のお陰だと思っています。
 
基本は次にご紹介する原田先生の日報なのですが、手帳はかなりオリジナルのものになっています。
 
この手帳、思いのほかファンも多く、毎年暮れになると「PDFでもいいからください」というリクエストが届きます。
なので、その効果的な使い方を説明するために、目標設定&達成講座を毎年やっていたのですが、ここ3年、忙しすぎて開催できずにいました。
 
ですが、この青木さんの本を読んだら私が伝えたかったことの半分以上は伝わりそうだなと感じ、最近はこの本をお勧めするようにしています。(セットで目標設定&達成講座の動画を視聴していただければよろしいかと。)
 
ヨガの考え方を採り入れたというあたり、ユニークさも演出していますが、目標を確実に実現していくための堅実な手帳活用術の教科書としても申し分のない内容です。

原田隆史著『達成する人の法則』

原田隆史著『達成する人の法則』
 
こちらは、私の目標達成メソッドの原点とも言える原田先生の著書。
この本とセットで、3万くらいの動画講座を受講すると、より効果的な手帳活用&目標達成スキルが学べます。もちろん、原田先生特製の手帳も手に入ります。(^^)
 
まぁ、そこまで本格的にやらなくてもいいやって方は、上に紹介した青木さんの本+寺田特製手帳(もしくはご自身で使っている手帳)でよろしいかと。

石田久二著『「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。』

「言葉」が人生をかえるしくみ その最終結論。
 
過去に同じく石田さんの『夢がかなう時、何が起こっているのか』という本を「今年のお薦め」としてご紹介したことがありました。


今回の本は、前回以上に具体的であり、哲学的であり・・・スピリチュアルな世界が、これほど明確な言葉でその原理が語られたことはなかったのではないかというレベルの本です。
 
ただ、マニア向けですし、それをあなたが納得できるかどうかは別問題。
でも、私は納得できたし、スピリチュアルが苦手な人にも、スピリチュアルに振り回されている人にも読んで欲しいと思う良書です。
 
確かに人生を変えるには、あるいは目標を達成するには、上記の2冊(青木さん、原田先生の本)にあるような方法が堅実ですし、現実的です。
でも、石田さんの言葉を借りるなら「人生は甘い」のが本来の姿であって、ひょっとすると、私たちは難しく考えすぎたり、親や社会から与えられた制限だらけの常識にとらわれて、自分自身の意思で願望実現を邪魔しているのではないかとすら思います。
 
特に私の周りには、スピリチュアル的に夢や願望をどんどん実現していく人が多数いらっしゃるもので。(笑)
 
とりあえず、寺田のスプーン曲げ講座に参加した人は、この世界を十分に理解して、本当に人生を思い通りに動かすスキルとして身につけていただきたいと思う次第です。

4.自分プロモーション系

今、コピーライティング普及協会の講師として「自分プロモーションライティング講座」を主宰しています。
私自身、自分プロモーションのスキルを磨くことで、16年以上、一人でなんとかやってきましたので、この技術は非常に大事にしています。
 
コピーライティングを学んでいる方、自分を商品として一人ビジネスをなさっている方は、是非自己投資として積極的に学んでください。

エベン・ペーガン著『あなたの知識・経験・情熱をデジタル商品にしてオンラインで売り出す方法』

エベン・ペーガン著『』
 
自分を商品にしたい人も、何かの商品を売り出したい人も、ネット、リアルに関わらずブランディングし、マーケティングを仕掛けるために何をすべきか? その基本から実践までをしっかりと学べる1冊です。
 
コピーライティング講座に関わっているからということもありますが、私の中で今年一番のヒット書籍ですし、人にお勧めして一番喜ばれたのも、上記原田先生の本とこのペーガンの本です。
 
ちなみに、私がやっている講座では、この本の他にあと2冊の関連書をテキストとして採用しています。

あと2冊の自分プロモーション講座指定テキスト

『コンテンツ・マーケティング64の法則』 

おまけ(普遍的お薦め教養書)

こちらの記事に、今年読んだわけではないけど、知性と言葉を豊かにしたい人には、絶対に読んで欲しい教養書(文庫)をご紹介しています。
 
少しずつ噛みしめて読んでみてくださいませ。

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