リバウンドを回避するには?


心に響く講演を聴いて、「よし、やるぞ!」と燃え上がったのは、はて、いつの日だったか…
 
人間とかく「やり続ける」ことが苦手なようで…いや、自戒を込めて言うわけですけどね。
がんばったのは最初だけ。3日坊主でやめてしまったり、リバウンドで逃避に向かったり…。
 
思うだけでなく、行動に移さないと意味がない。── その通り!
やり続けないと意味がない。──その通り!
はい。その通りですが、それが続けば苦労がないわけで。

ただ、「学ぶ」というのは、デザインに沿った積み上げが非常に重要。それがないまま、3日坊主⇒奮起⇒3日坊主…を繰り返していると、いつまでたっても前進できません…。
 
せっかく熱く燃えたあなたの心。最初の勢いを消さないために何をすべきか、考えてみましょう!

#私は別に心理学者ではないんで、今まで高校教師&速読講師をしていた経験から語りますよ。(^^*

3日坊主とリバウンドはナゼ起こるんだろう?

学問的にはいろいろあるんでしょうけど、だいたい大きく分けるとこの2つかなーというのが、現段階での実感です。(両者、完全に分離できるものではありませんが!)

1.初速の勢いが強すぎて、無理がたたる

速読トレでいうと、最初の3ヶ月ぐらい1日1冊読みましょうってアドバイスするわけですね。
そうすると、なんだかすごい勢いで読んでしまう方もおられます。1日3冊とか。
 
どう考えても不自然な状態なわけです。はい。そうすると、やはりと言うべきか途中で疲れが出てきてしまいます。(1日1冊でも異常ですよね?実際。)
 
あと、優先順位を上げすぎて、本来やらなければいけなかったものを置き去りにしてしまい、後になって、そっちのリカバーでエネルギーと時間を奪われるというオチがあったり…。
 

2.「それをすること」の本当の価値・意味が見えてない

自然体でやっていると思っていたのに、ある程度やって一息ついたところで、パタッと止まってしまうパターンもあります。
 
一番の原因は「本を読んでどーすんの?」という根本的な問いかけが出来ていないこと。
 
速読修得当初は、読書の新しい喜びを手に入れて、うきうき読んでいけるのですが、フォーカスが「本を読むこと」に向かっているため、ハタと我に返った時、空虚さを感じてしまう、と。
 
「やること」自体が目的化し、フォーカスが刹那に向かうと、新しいことや目の前の些事(楽しみ)に心奪われた瞬間に終わりを迎えますよ。

どうしたら、それを避けられるんだろう?

1.ゴールをイメージする


上に挙げた2つが理由であれば、それを回避すればいいわけです。簡単なお話♪(^^*
 
まずやるべきは「学びのデザイン」ですね。
 
今の学びがどこに向かっているのか、どういう価値があるのか、ゴールと現在地を常に確認するようにしておきたいところです。
 
とくに遠く目指すゴールが明確に見えていると、ファイトがわいてきますね!

2.中間目標も明確に!

ゴールのイメージを描くことは重要です。モチベーションの源泉ですね、言ってみれば。
 
でも、マラソンがそうであるようにゴールが遠すぎたり、近づいている実感が得られないと、モチベーションは下がりがち。
 
マラソンなら「よし、あの電信柱まで!」とか「あの曲がり角まで!」とか、「とりあえずの目標地点を設定するんだそうですね。
 
それと同じように、大きな目標に向かう道のりに「通過点」を設定してみましょう。これまたよくある話ですが「達成期限」と「達成目標(数値目標)」を明確にして!

3.生活全体を見直そう!

生活のデザイン」もお忘れなく。
 
何かに必死になると、何かが必ずおろそかになります。それを回避するには、学びだけでなく生活全体をデザインしなければなりません。
 
学びの計画を立てる時に、子どもと遊ぶ時間を完全に排除してしまってはダメですよね~。
 
じゃ、古い友達との飲み会は? 同僚との飲み会は? 地域の行事は?…という具合に、人生・生活トータルの「やるべきこと」を考えてみましょう。
 
とりあえずデザインに含めるべきは「家族」、「交友関係」と「仕事」ですかね。(^^;

それでもなお、3日坊主の勢いは止められない! ⇒⇒⇒「心」+「仕組み」で対処

何かをきっかけにパタッと止まってしまうと、これがなかなか再始動できないもの。
そして、これはどんなにデザインをしっかり描いていても必ず起こります。
 
デザインを描くのは「心」を動かすため。
 
しかし「心」だけではダメなんですよね。疲れていても、やる気が失せても、何度でも再始動できるような仕組みが欲しいところ。

1.シールでモチベーションをつなぐ


中学教師時代にやっていた方法ですが、「課題をやったらシールを貼る」というやつ。小学校や塾で、多くの方が経験しているのでは?
 
「やり終えた」⇒「シールを貼る」という流れを作ると、心理学的に言うと「即時強化の原則」という作用で、モチベーションが強化されるものなんです。
 
成果ではなく「やった」というパフォーマンスで評価すると、前進している実感が得られてGood。

2.シールの応用編:ポイントカードシステムの導入


シールを貼るだけでも効果があるのですが、「一定数クリアしたらご褒美♪」という仕組みを用意するといいですね。
 
例えば「10冊読んだら○○でケーキバイキング」とか。
 
ただ、注意すべきは興味が「シールを貼ること」に向かってしまうと、やはり何かのきっかけでシールを貼らなくなった瞬間に本も読まなくなるということが起こります。
 
ご褒美の仕組みは、大本の価値を下げるという弊害もありますのでご注意!

3.仲間を利用する

以前、『読書会、やってみません?』の記事で書いたように、仲間と一緒に取り組むことで、自分に対して強制力を持たせるのも効果的です。
 
あるいは、「強制力を発揮する」ためだけにチームを作るのもよろしいかと。
 
お互いに達成したい目標を宣言し合い、掛け金を拠出。
定期的に集まって進行度合いを確認し、もし怠けていたら、その人の拠出金は没収…。相当な強制力になること請け合いです。
 
ただ、そういう「ムチ」としての仲間だけではギクシャクしそうですよね。(^^;
ですから、例えば1~2週間に1度のペースで、お互いに「ちゃんとやってる?」というラブコールを入れ合うようにしてみましょう。
 
もし、そこで相手が言い訳をし始めたら、責めたり、冷やかしたりするのではなく、「どうしてできないの?」と質問して、一通り言い訳をさせた上で「どうしたらできるの?」と、具体的な改善策を考えさせます

#経験上、メールよりも電話の方がモチベーション・リアップ効果が高いと思います!

 
こういう仲間がいると、本当に前に進んでいきますよ。d(^^*

4.携帯の待ち受け画面を利用する

デザインを描いても、どうしても熱い想いは冷めがち。
 
よく言われることですが、目標は目に付くところに貼っておきましょう
 
そして多分、一番眼にする場所は「携帯待ち受け画面」なんですね。
 
だから、そこに貼る。
 
ただ、画面が小さいので、自分が目標を達成していることを連想できるような写真に、突き刺さるメッセージをヒトコト添えて待ち受け画面を作ってしまうといいかも。
 
 
 
まぁ、「モチベーションアップ」や「目標達成」をテーマとしたビジネス書も多いわけですし、それらを教科書として、いろいろ試してみるのもいいかと。(^^*
あと、twitterをはじめとするソーシャルメディアでの励まし合いも簡単にできる時代です。そういう「つながり」も利用しつつ、ぜひ仲間で一緒に成長していきましょう!

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コメント

  • コメント (2)

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    • 寺田
    • 2012年 3月 14日

    コメント、ありがとうございました。
    ぜひ、山崎流に若手や経営者のみなさんを引っ張っていってください!
    ●●

    • 山崎隆弘・二三代
    • 2012年 3月 14日

    すごく熱意が伝わってきます。伴走することしかできませんが、がんばってくださいね!

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