謎の速読教室から謎めいた手紙が届く、の巻

こんにちは。読書と学習法のナビゲーター、寺田です。
 
今日、北海道にある速読教室の先生なのか関係者なのか、
よく分かりませんが、謎めいたメールが届きました。
 
真面目にずれたことをしていることが
強く伝わる、かなり謎めいた内容でした。
 
私の考えている「速読業界の欺瞞」を
お伝えするのにちょうどいいと思いますので、
いただいたメールの一部を引きつつ、
今、感じていることを書いてみたいと思います。
 
 
まず、ご自分の速読教室が、独自に研究し、
成果を上げてきたと伝えたいのであろうことが
つらつらと書かれておりました。
 
「あー、いかにも速読に没頭して、
 理性的な目を失っている人っぽいなー」
 
と感じる話が、その後に続きます。
まずは、こういう謎の深い言葉が…。

全てレベルが、人の質がダウンしている様に思います

これが何を意味するのかは分かりません。
前置きにも、それを指し示すような話もありません。
 
まぁ、伝わらない文章を書く人はいくらでも
いますので、特にこれについてとやかく
責め立てる必要もないでしょう。
 
私がすごく気になったのは、こちらの一文。

今ここで右脳の力をいかに利用し左脳とのバランスの取れた時を取り戻さなければと思います。

いかにも、カギ括弧付きの「速読業界」
中の人!という一文です。
 
今、まっとうな教育者で「右脳」とか「左脳とか、
そんな話を持ち出す人はいません。

 
教育の研究者の世界でも、もちろんいません。

当然、脳科学の研究で、脳の部位を示すのに右脳、左脳という言葉を使うことはありますよね。はい。

右脳、左脳といった理論を持ち出すのは、
オカルトの世界の住人と、
意味不明な理論を持ち出して人をだまそうとする
自己啓発業界の人(詐欺師)くらいです。
 
教育の世界にいながら、こういう意味不明な言葉を
持ち出す時点で、
 
「あー、この人とは話ができなさそうだなー」
 
と感じてしまいます。
 
「右脳の力」って何だろう?って、私は思うんですよ。
 
そして「右脳の力を利用」したら何が起こるんだろう?
 
そもそも、そんなことが可能だと信じているんだろうか?
 
 
10年ほど前、この教室ではありませんが、
ある「右脳速読」を名乗る速読法を指導する人が、
知り合いの知り合いにいました。
私が学んでいた、とあるコミュニティに属する人
というくらいのつながりの人でした。
 
その人の指導では速読できるようになりません。
 
だって、「右脳を活性化したら速読できる」というのですから、
修得に至る道筋なんてものはないわけです。
 
実際、同じコミュニティに所属している知人2人が
その講座を受けたらしいですが、2人とも
 
「あなたは、右脳が使えていないから駄目だ」
 
と言い捨てられて、何の具体的なアドバイスも
もらえないまま終わったそうです。
 
いや、それは詐欺だろ…
努力したら何とかなるような方法を
示しなさいよ…
 
理性的な人ならそう思うはずです。
 
脳の中で何が起こっているかとか、
普通の人には分かりません。
 
「活性化しろ」と言われても困ります。
 
そういえば、以前、子ども速読教室に来たお子さんは
右脳活性化のために左手で箸を使っていると
言ってましたので、
 
「そういう努力は無駄なのでやめていいですよ」
 
と、親御さんにアドバイスを差し上げましたが。
 
その教室はどうなんでしょうね?
 
ちゃんと子どもたちの学力、考える力、
何かに挑む力といった生きる力を育みうる
指導はしているのでしょうか。
 
それができているなら、
ひょっとすると、指導者はオカルトにはまっていても、
意外とメソッドはまともなのかも知れませんが。
 
 
そこは不明ですが、なにしろ受け取ったメールは
謎に満ちた内容でしたし、
そもそも何のために私にメールを送ったのか、
その意図も説明もありませんでした。
 
そういう意図が伝わらない謎メールから
私が受け取った感想は、ただ、

あー、これだから速読は詐欺とかオカルトって言われるんだよなー。

というヤレヤレなものでした。
 
2019年は「まともな速読ってあるのか!」と
世の中に、ちゃんと認知してもらえるようなものを
学術界、教育界に示せたらと思っています。
 
つまらないつぶやきに最後までお付き合いくださり、
ありがとうございました。
 
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