古典/哲学

身近な問いから「哲学」を楽しもう!【NeoBookClub】

課題図書
『勉強するのは…』
種別
哲学

あなたは、トロッコ問題をご存じでしょうか?
 
あのような一見すると「答えがない」あるいは「人それぞれ」としかいいようながない問いに対して、多くの人が、ある程度納得できる答えを出すには、どのような思考のステップを踏めばいいのか?── そんなことが理解できるとても分かりやすい「哲学」の本。
 
Amazonレビューを見て頂くと分かりますが、それなりに売れた(読まれた)本であり、レビューも多数付いているのですが、評価が非常に高いのが分かります。

 
「なんで勉強しなきゃいけないの?」という、誰もが考えたことがあるか、もしくは子どもからだだをこねられて困った経験がある問いからスタートして、読者に「物事を深く考える」世界に誘います。
 
しかも、哲学の方法を体験しながら、今、まさに揺れに揺れている学校教育のあり方に対する1つの考え方(視座)を見せてくれます。
 
そのキーワードは「自由」。
 
学校というのは、この「自由」を育み、他者の自由とのせめぎ合いの中で「自由の相互承認」の感覚を手に入れる場所なのだ、ということを、押しつけがましくなく、まさに読者に伴走し、読者とともに思索を展開しながら語りかけてくれます。
 
「自分の頭で考える」という経験が少なく、「どうしたら、自分なりの考えを持てるの?」と考えたことがある方、もっと世の中のことを深く考えるスキルが欲しい方、そして今の学校のあり方に疑問を感じながらも明確な意見が表明できず、モヤモヤしている方には、ぜひ読んで欲しい一冊です。

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