なぜ目標は達成されずに終わるのか? このエントリーを含むはてなブックマーク 

誰でも「ひとごと」には興味がないし、平気で文句をつけますし、クールに批評しちゃいます。でもそれ、本当にヒトゴト?
 
他人事?私たちって、本当は自分も当事者なのに、なぜか「他人事(ひとごと)」と勘違いしてしまうことがありますよね。
 
ニュースでよく聞く「学校へのクレーム」なんて、まさにそれ。
 
「完全に他人事」なら無視できるんでしょう。でも、「客体としての当事者」といういびつ当事者意識(簡単にいうと「お客さま意識」?)を持ってるもんだから、思考がネガティブな方向に向いちゃいます。
 
-生徒の立場で校則を考える時もそう。
-会社で販促とか企画の話し合いをする時もそう。
-あれ?なんか私たちの日常って「客体としての当事者意識」で過ごすことが多いのかしら?
 
ちょいと、モンスターペアレントを反面教師にして、自分の思考の癖を点検してみましょうか!

いけてるアメリカ大統領パーマーは、
問題が起きたら「どうすればうまくいくか?」と質問する。
いけてないアメリカ大統領は「誰が悪い? 俺に責任はない」と言う。

──大橋禅太郎・雨宮幸弘著『秘伝すごい会議』

 

なぜ、いつも目標は達成できずに終わるんだろう?   ナゾだよ> (--;

2010年も折り返し点を過ぎました。新年度からも4半期を過ぎた計算です。
 
新年に立てた目標は順調に達成に向かっていますか?
 
ひょっとすると、目標を立てたことすら忘れているなんてことは‥‥?
あるいは「目標を達成できない」心の痛みが麻痺してしまっていたり‥‥?
 
私たちは意外と、「目標達成をあきらめる」ことに慣れきってます
これって本当は、すごく悲しいことですよね。
 
きっとね、目標がいつの間にか「ヒトゴト」になってしまってるんですよ。
 
そう、モンスターな人たちと同じ状態。文句を言う相手がいないから、文句こそ言いませんが。
 

では、なぜ目標が「ひとごと」になってしまうんだろう?

もし、人生を賭けたビジネスや資格試験、あるいは命に関わる重大問題だったら、絶対にあきらめませんよね? 「どうしたら・・・できるだろう?」という思考をフル回転させるはず。
 
実際のところ、目標を達成するのって難しいんですよ。簡単な目標だったら、わざわざ立てないでしょうし。
 
できない理由なんてのも、いくらでも転がっています。
 
「今日はやむをえず飲み会に参加」
「今日はやむをえず家族サービス」
「今日はどうしようもないトラブル発生」
 
なんてね。
 
そういう「理由があるから仕方がない」という小さな逃避体験を積み重ねていくと、いつの間にか目標達成に主体的に関わるという当たり前のことができなくなっていきます。
 
他人であれ自分であれ、だますのはとっても簡単♪
 
たいていね、「いやー、あの時、こんなことが起こったんですよ」とか「いやー、実際、ここがこうなってしまってるんですよね~」なんて軽口叩いて、冷静にというか、クールに他人事として語ってしまえるようになるんです。
 

小さな逃げの積み重ねが思考の癖を作ってしまう・・・!

 実際、「やむを得ない飲み会だから」みたいな考え方、よくしちゃうでしょ?
 
ま、些細なことだし、明日、その分がんばればいいよ的な楽観主義。
 
「最近、睡眠時間が極端に少ないんですよ!」とか「突然、友達から電話がかかってきてさ!」みたいなものも。
 
自分はがんばってるんだけど、最善を尽くせない環境があってさ・・・的な責任転嫁。
 
でも、小さなことでそういう【思考の癖】を身につけてしまうと、いざ「人生を変えよう!」とか「一発逆転を狙おう!」とかいう時に、ついついいつもの思考の癖が顔を出してしまうんです。
  
歯を食いしばらなければならない時に、

・「はぁ~↑?」ってため息をついて、体の力を逃がすとか
・「なんじゃこりゃ」とつぶやきつつ、「できそうもない現実」を拒否するとか
・終わる前から言い訳を用意しているとか

などなど、まぁ、パターンはいろいろありますが、自分で「やる」と決めたことを無意識に拒否してしまうようになります。
 
蟻の一穴は侮れませんよ~。
 

目標には主体的に、いやアグレッシブなまでに本気で向かっていこう!

人間、新しいことに挑戦するのは疲れます。大変です。
 
人間、誰しも「変わる」ことは苦手です。
でも、最初に立てた目標って「今」を「変える」ためだったはずなんですよね。
「変える」というのは「今の延長にない」わけですから、簡単にうまくいくわけがありません。
 
だから、クールに現実をとらえ、状況を分析しつつも、心熱く「どうしたらこれを突破できるか?」と考えることが必要です。
 
「Cool head with warm heart.」(熱い心に冷静な頭脳)という言葉どおり、「やる」時はクールに、でも熱く。
 
何かを「やる」と決めるってことは、昨日とは違う自分になるってこと。
 
何かを「やる」と決めるってことは、徹底的に「どうしたらできるか?」を考え抜くってこと。
 
明日の天気だって、自分の責任でなんとかしよう。(オリンピック開会式の時の中国政府のように!)
 
ポストが赤いのだってなんとかしよう。
 
地球が西から東に自転しているのだってなんとかしよう。
 
目標に向かう些細な障害であっても、常にそういう意識を持って関わっていきたいものです。
 

まずは「言葉」を変えてみよう!

目標が達成できない時、ひょっとすると目標の立て方が悪いってこともあるかも知れません。
 
2010年寺田的ベストビジネス書になるであろう『秘伝すごい会議』では、次のような目標の立て方を薦めています。

…次のレベルに進めるのに、現時点でどんな問題・障害がありますか?
(中略)
…下に「どのようにすれば~だろうか?」を記入し文章を変換…。
(中略)
次に「どのように~すればだろうか?」をパワフルな表現に変換…。
パワフルな表現…日本一、…、世界が嫉妬する、…、身の毛もよだつ

──大橋禅太郎・雨宮幸弘著『秘伝すごい会議』

そもそも、立てた目標で心が躍り、こんな自分になれたら最高だっ!と思えるような目標を立てることが、目標達成の第一歩だってわけです。
 
 
 
2010年が半分を過ぎた今、ぜひ年始の目標を振り返り、今、自分がどれだけ本気かつ主体的に目標達成に関われているか点検してみましょう。
 
そして、やばい!と思ったら、ぜひ『秘伝すごい会議』を教科書に、思考の癖を矯正していきましょう!

大橋 禅太郎
大和書房
2007-10-19
posted by Amazon360



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