「学び」で確かな成果を手に入れるヒケツ このエントリーを含むはてなブックマーク 

手前味噌で恐縮ですが、フォーカス・リーディング講座の修得率は96%を越えています。
 
もちろん、その成果が、受講した教室だけで現れる「一瞬の成果」では意味がありません。
 
そういう意味で、仕事の現場で活かしていただけている(あるいは時として悩んでいらっしゃる)ということを、ブログなどで生の声として書いていただけているというのは大事なことだと思っています。
 
受講した方が残してくださったブログやメルマガの中の「生の声」
 
修得率が高いのも、実践で使いこなせるのも、理由は同じです。
 
それは、修得の過程で、一人一人が徹底的に自分と対話し続け、自分の中に埋もれているものを掘り起こす作業をおこなっているからです。
 
 結果として新しい技術が手に入る、それは確かです。が、外から何かを持ち込むわけではありませんので、諦めさえしなければ挫折することもありません。また、時間をかけて、四苦八苦しながら自分の中から掘り起こして完成させたものなので、その後も問題なく使いこなせます。
 
 
 
 
実はこの、速読をマスターするためのメソッドは、あらゆる「学びと成長のメソッド」として使えるものだと考えています。
 
簡単に言ってしまえば「自ら体験し、試行錯誤しながら学ぶメソッド」です。
だから、これは指導者が使えば「指導法」ですが、学び手が使えば「学びのメソッド」になります。
 
ここでは「学びのためのポイント」としてまとめてみたいと思います。よかったら参考にしてみてください。
 

教えてもらわない。だけど方向性とヒントだけ「試行錯誤の後で」もらう。

何かを学ぶ時に一番大切なことは、自分なりの気づきを積み上げること。
 
もっと言うなら、気づきと、その時の体の感覚を積み重ねることです。
 
ということは、積み重ねていけるだけの感覚を手に入れることが必要ですね。そして、それは自分と対話し続けることで手に入ります。
 
指導者が教えるのではなく、自分で気づけるような体験のプロセスを用意すること。これが社員教育にせよ、子育てにせよ、一人での学びにせよ重要です。
 

先生に解法を教えてもらった数学の問題は、家に帰ってやってみると解けない

学生時代の数学の授業を思い出してみてください。
 
教師がチョイチョイと横から教えてやると、生徒は「あ、そうか!」とスラスラ問題を解けるようになることがあります。
 
でも、自分が頭をひねった部分が少ないと、例えば家に帰って宿題をしようとしたら「???」となる。テストで応用問題がでると「?????」となる。そんなことが起こります。
 
ひょっとすると学習塾全盛の今の時代、あらゆる学びのシーンで起こっていることかも知れませんね。
 
あるいは社員教育や子育てでも、効率を重視すると、ついつい親や先輩が先回りしてお膳立てしたり、手を差し伸べたりしてしまいがちです。
 

「なんか分からないけど、できてた」は将来の「できた」を保障してくれない

本質的には同じコトなのですが、フォーカス・リーディング講座で大事にしているのは、「よく分からないけど、気がついたら速く読めていた」という状態を拒否すること。
 
先生が代わりにやってやる…は、速読の場合はありえませんが、感覚を狂わせることで「なんか速く読めちゃう」状態を作るというのも完全にNGです。
 
 全プロセスを通じて、徹底的に「なんとなく」を排除し、完全に意識的なコントロールの支配下に置くようにしなければなりません。 
 
これは悩んだ時に壁を乗り越える作業も、できなくなった時のリカバー作業も同じ。
 
何事でも、将来にわたって継続的に欲しい成果を手に入れるために、これは必須です。
 
何か自分のコントロールで支配できること以外の要素で成功できたとしても、それは学び、成長とは無縁。言ってみればシンデレラの魔法のような一瞬の夢、宝くじに当たったのと同じようなものです。
 

何かの技能を自分のものにするための学び ── 4つのコツ

学びには2系統あります。知識の入手、資格取得など効率を重視すべき場合と、技能を身につけるなど時間と手間暇をかけて手に入れるべき場合です。
 
読書でいうと「狩猟採取型」と「農耕型」の区分に相当します。ここで説明しているのは、もちろん後者。
 
そして、上記の話を「学ぶコツ」としてまとめると、こんな具合になるでしょうか。
 

1.適切ながんばり方を知ること

あたりまえですが、間違った方向に向いたままがんばってしまうと、ゴールから遠ざかるばかりです。絶対に必要なのは正しい方向に向かわせてくれる、正しいメソッドです。
 
あるいは方向が正しくても、階段の1段1段が高すぎたり、1段飛ばしで上がろうとしてしまうと、無駄に力が必要になります。
 
ベースとなる「今、できること」(レディネス)を確認した上で、「できるようになりたいこと」の間に、どういう階段(要素)が必要かを確認しなければなりません。
 
速読トレの場合で言うと、速く読むために、質高く読むために何を考えなければならないのかを正しく理解しておく必要があります。
スポーツと同様、自然体でなければ最高のパフォーマンスは発揮できませんし、当然、イメージ通り体をコントロールできるだけの「体の使い方」への理解と反復練習が必要です。

 

2.「過程」で生じるあらゆるデータを手に入れること

ビジネスであれば「よく分からないけど売れたね~」ではなく、その過程でどういうマーケティングをおこない、どういう媒体でどの程度の反応があったのか、成約率はどうだったのか・・・といったデータを収集するはずです。
 
体育会系の取り組みでは、体の感覚こそが、その貴重なデータです。
 
本を読む作業をしている時に、意識のすべてを本に向けてしまうと「読めた、読めなかった」という結果だけを残してしまうことになります。必ず、意識の半分を自分の体(眼・意識)に向けなければなりません。
 
それが目前心後、半眼という言葉で語られる考え方です。
 
ただ、体の中で生じる感覚は本当に繊細です。97%ぐらいの「ダメだこりゃー」の中に、ほんのわずか生じる変化を見逃さず受けとめること。そのためにも、言葉で「できた/できない」といったような価値判断をしてしまうのではなく、「どういう状況なのか」をリアルに判断すること。
 
そして、リラックスし、同時に集中力を研ぎ澄ませること。速読トレであれば座り方から変えます。上級レッスンでは呼吸法も学んでいただきます。

 
このことについては、重要なことが1つあります。
 
それは、絶対に「できない」と思わないこと。否定語・ネガティブイメージは厳禁です。
 
捜し物を「ない、ない」と焦って探すと見つからず、「どこにあるの?」とクールに探すと見つかるもの。
 
「できない」「わからない」という前提で自分を見つめて、何かが発見できるわけがありません。出来ない感たっぷりの状況でも、出来る確信と出来たイメージを忘れず、鎮まって自分と向き合い続ける姿勢だけがゴールにつながります。
 

3.手応え・感覚を手に入れるために、あれこれ試す

1つのやり方に固執して試行錯誤するよりも、時には違う角度からトライしてみた方が違う感覚(データ)と出会える可能性が高まります。
 
特に、プラトーと呼ばれる停滞期に突入している時や、壁にぶつかって「ダメだこりゃー」っていう状況は、煮詰まり盲目になっている可能性が高い。気分転換のつもりで、まったく違うことをやった方がいい場合も多いものです。
 
速読トレであれば、例えば「眼をコントロールする感覚」を磨くためにスムーズ追跡トレを用意していますが、あれで煮詰まった方には違うトレーニングも提案しています。
 

4.楽々できるようになるまで淡々と続ける

大人になると、どうしても結果が伴わないコツコツ型の努力を避けようとしてしまいがちになります。でも、それはもったいない。
 
できるようになるまで、イライラせず、淡々と続けること。最後まで続けられた人だけが結果を手に入れられるなんてこと、当たり前すぎますよね!
 
そして、さらに自然体でこなせるようになるまで、徹底的に取り組み続けること。ちょっと体験して「あ、わかった」と終わらせてしまわず、徹底的に反復しましょう。
 
それも「とりあえずやっつける」ような「やることに意義がある」というスタンスではなく、成果を上げる、結果を手に入れることに価値があるというスタンスで、真摯に取り組むこと。「本を読んだだけで終わり」、「セミナーを受けただけで終わり」、「与えられた課題を形式的にこなして終わり」なんてのは、小学生レベルです。
 

最後の「カギ」は、自分の描くデザインにあり!

ま、何かを修得するっていう側面だけ考えれば、上記のとおりで十分なんですが(細かな方法論は、何を学びたいかで考えなければなりませんけどね)、それをマスターした後、使い続ける=活かし続けることができるかどうかは、また別の問題です。
 
ずばり、その人のデザイン次第
 
速読の話でいえば、3日間あるいはフォロー期間で速読をマスターするのは「ほぼ、誰でも」なんですが、じゃ、みんながガンガン速読を活かして本を読んでいるかとか、仕事で活用しているかというと実は全然そうでもありません
 
3割以上の方は本を読むことすらない、まったく活用していないと予想しています。(あくまで予測ですが…)
 
それは、そもそも「速読できれば本を読む習慣が身につくのではないか」というような考えだった人が多いということ。
 
出刃包丁を買ったら魚をおろして刺身を自分で作るようになるか・・・大工道具を買ったらDIYが趣味になるか・・・それは分かりませんよね?
 
速読だって同じです。
 
速読を使ってどんな本を読みたいのか、その本を読んでどうなりたいのか、その先にどんな未来を描いているのか、それ次第なんです。
 
 
 
というわけで、何か「学び」に取り組んでいるあなた、取り組もうと思っているあなた。
 
まず、何かをマスターしようとする前に、ライフデザインを描き、その上にキャリアデザインを描いて、それを実現するための「成長のデザイン」を描いておきましょうね。
 
その上で、この記事に書いてあることを心に留めつつ、全力で学びに取り組んでください!



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