あなたの「今年の1冊」は? このエントリーを含むはてなブックマーク 

「これまで」をふり返ると、「これから」のあり方が見えてきます。ということで、博多非凡塾読書会恒例「今年の1冊」プレゼン大会!
 
忘年会シーズン真っ盛りの今日この頃、みなさんはお酒に飲まれていませんか?
 
仲間と楽しく酒を酌み交わし、今年を「忘れる」ことも大切ですが、今年をしっかり振り返り、来年に課題とモチベーションのバトンを渡す作業もお忘れなく!
 

今年の読書を総括しよう!

博多非凡塾読書倶楽部では「忘年会」というより「今年の読書を振り返ろう大会」を毎年開催しています。
 
この1年、自分がどんな本を、どんなふうに読んできたのか── きっと、その作業をするだけでも、自分の「学びと成長の棚卸し」になると思うんですよ。(ま、きっかけぐらいかも知れませんが。)
 
逆に、それすらやらなければ本も、そこから得たはずの学びも、時間と共に過去にざーっと流れていってしまいます。それこそ跡形もなく!
 
あなたもちょっとだけ自分の「この1年の読書」を振り返ってみてください。

◆この1年、どんな本を、どれだけ読んできたんだっけ?
◆それは、どんなテーマに基づいていたんだっけ?
◆それは、どんな問題意識から生まれたものなんだっけ?
◆それで自分の「問題」は解決に近づいたんだっけ?
◆それで、来年への課題として何が残ってしまったんだっけ?

そして考えて欲しいんですよ。
 

この1年で、自分はどういう点で、どれだけ成長できたんだろう?

 
ってね。
 

「私の今年のベスト本」 and 「あなたに勧めたいこの1冊!」

博多非凡塾読書倶楽部では、毎年12月は忘年会をかねて、プレゼン大会をおこないます。
  
プレゼンするのは「私の今年のベスト本」と「あなたに勧めたいこの1冊」の2冊。前者を「プレゼン本」(人に本の価値、自分の学びをプレゼンする)、後者を「プレゼント本」(欲しい人にプレゼントする)と読んでいます。
 
プレゼンのスタイルは基本的に次のようなフォーマットになっています。「気軽な」と言いながら、その本の価値が伝わらないプレゼンだと、容赦のないツッコミが入ります。(苦笑)

■私の今年のベスト本■
1.本のタイトル
2.本のざっくりとした説明
3.その本から何を学んだのか、さくっとインパクトのある言葉で紹介
4.これまで何がどうして課題として残っていて、その本の内容がどうして「ベスト」になったのか解説

 

■あなたに勧めたいこの1冊■
1.本のタイトル
2.本のざっくりとした説明
3.その本を人に「お薦めですよ!」と言える根拠を紹介
4.その本が、類書(他の著者、同じ著者の他の書籍)とどう違うのか、何がお薦めか、
 その本を読んだら、読んだ人がどう変わるのか、何を得られるのか

ある意味で「人の伝わる発信力を身につける」ためのプレゼンテーショントレーニングの場にもなっているんです。
 

選んだ本、その本を紹介する言葉で、その人の「人柄」、「問題意識」が見える

同じ課題図書を読むスタイルの読書会に参加すると、ひとりひとりの問題意識や視点といったものが非常によく分かります。同じ本でも、どこに着目するのか、そのポイントをどういう切り方で語るのかというのは、まさにその人の「問題意識」や「美学」に関わることだからです。
 
だから、課題図書型の読書会というのは、初めて参加した人、出会った人でも、すぐに旧知の友人のような深い話ができるものです。
 
これは読書会の魅力の1つかな、なんて思います。
 
 
ある人は村上春樹のインタビュー集をプレゼンします。「1Q84」でも「ノルウェイの森」でも「 走ることについて語るときに僕の語ること」でもなく、インタビュー集。そこに彼の視点や興味が現れます。実際、彼はステキな「隠れ家」的な飲み屋やカフェ、あるいはショップを見つけるのがうまく、人生をディープに楽しむ達人。
 
ある人は今流行中の『断捨離』をプレゼンします。しかし、類書、系列書の中から「やっぱりこの1冊なんです」と熱く語る中に、彼女の仕事上の、あるいは人生の価値観がこぼれ出します。捨てるってことは人生が研ぎ澄まされていく、エネルギーが確かな方向に流れていくものなんですね。ステキ♪
 

あなたにとってのベスト本は? そして、それがなぜベスト?

きっと「人に伝える」ことを抜きにして、何となく棚卸し作業をしても、ここまで自分の問題意識は明確にならないでしょう。
 
人に伝えるという「発信」意識を持つことで、徹底的に自分と対話することになります。
 
「この本の価値は何?」という問いに対する答えは、「なんとなくいい」という感覚と無限の隔たりを持っています。そこを埋める作業。いや、発掘する作業が必要なんですね。
 
文学作品を持ってきた若者は、「その著者、その作品の魅力」をとことん言葉で語ってくれました。やさしい文体。「ひらがな表記」が生きる「見た目のやわらかさ」、絶妙な描写・・・。きっと、人に伝えるために、徹底的に「この作品のよさ」を考えたはず。
 
そして、人に伝わる表現は、未来の自分にも明確に伝わっているはずなんです。逆もまた真ですね。
 
問い直す過程では、間違いなくその人のこの1年間の時間、学び、心残りが浮かび上がってきていることでしょう。もちろん、他の人からのツッコミや、他の人のプレゼンをきっかけに、あらためて問題意識として浮上したこともあったでしょう。
 
こういう作業って、やっぱり一人ではできないんですよね。仲間がいるからできたこと。濃い時間を共有した仲間がいたからこそ、なのかなとも思います。
 
ちなみに、私が選んだプレゼン本は、ブログで散々書いてきた『秘伝すごい会議』。プレゼント本は『あたりまえのアダムス』。
 
薄い本をプレゼント本に選んだのは、読書会メンバーは常に分厚くて読みづらい本と格闘しているわけなので、負担を軽くしないと読んでもらえないだろうという判断。(笑)
 
それに加えて、この本が心技体の「心」に関わるものだから。
 
常に心に留めておいて「原点に返る」きっかけにして欲しいから。
 
厚い本が言葉のデータベースを育ててくれるのは確かですが、実践力、ビジネス力は「行動」に変わってこそ高まるもの。そこでは、こういう薄くてモチベーションが上がる本がいいですね。
 
 
 
さて、あなたの今年のベスト本は何ですか?
 
来年、あなたは何をテーマに、どんな本を、どんなスタイルで読みますか?
 
ぜひ、この年末年始に過去に読んだ本の棚卸しをしてみてくださいね。(^^



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