ビジネス速読術講座レッスンレポート

東京電力での研修

 2月3日(土)に、東京電力・東京支社で1日(9:00~17:00)の「ビジネス速読術講座」の研修を行いました。

 参加者は30名。休日である土曜日を1日つぶして、さらに研修費を自腹出払って受講してくださったみなさんです。

概要・流れ

 そもそも通常、3日間でおこなうものを、「無難に」凝縮しておこないました。

 完全に成果を上げることは最初からあきらめています。かといって、「興味のある方は3日間のレッスンへどうぞ~」というような、ある意味えげつない体験レッスンにならないようにメニューを構成しました。

◆9:00~9:50::「ビジネス速読術講座」についての概略解説

 一口に「速読」といってもいろいろありますので、「ビジネス速読術講座」というのが、どのようなコンセプトのものなのか理解して頂くために、基本的な考え方や理論について解説しました。

 基本的にこちらに書いてあることをパワポの資料を交えながら解説した感じです。

◆10:00~12:00

 集中系トレーニングをみっちりとおこないました。もちろん、理論的なものも交えながら。

 基本的には体育会系のノリです。スムーズ追跡30行目標というところで。

◆13:00~15:00

 午前中の続きでスムーズ追跡60行突破を目指すトレーニングに加え、ページ見わたしトレーニングで、活字へのフォーカスの仕方、意識の入力レベルコントロールを徹底しておこないました。また、イメージトレーニングで体と心の状態を整え、「活字を感じる」状態を体験していただきました。

 本当はスムーズ追跡100行を目指したかったのですが、途中で、受講者のみなさんの顔に疲れが見え始めましたので、断念しました。その分、ページ見わたしに時間をかけてみました。

◆15:10~16:40

 欧米式速読法と読書マネジメントの基本的な発想について解説し、下読み+マッピングを行った後に15分間のスキミングで、どのくらい本を処理できるか体験していただきました。

 これまでおこなったことがない読書スタイル、処理方法に、多くの方がとまどっていらっしゃるご様子でした・・・。

感想・評価

>読書スピードの変化

 最終的な読書スピードについても測定していただきましたが、これは基本的に「その日限りの成果」であって、仕事でがんがん使えるものではありませんので詳細は省きます。

 それなりに実用的な理解度(一応、◎・○・△・×という4段階評価の○以上を目指す読み方)で、ほとんどの方が1600~2000文字に到達していらっしゃいました。中には3400~6000文字というような超ハイレベルなところまで到達していらっしゃる方もおられて(1~2割)びっくりしました。まぁあくまで「体験した」ということであって、多分次の日には元に戻っていたのではないかと・・・。(^^;

>スキミング体験

 15分間で70~100ページをスキミングしていくことで、どのような理解(マクロの視点で)が得られるか体験していただきました。

 ほとんどの方が80~150ページを読むことが出来たようです。

 ただし感想としては・・・
※かっこ内は15分間で処理できたページ数

・従来の読書と違う感覚に、まだとまどっている状態(78ページ)
・全体としては△、ただし自分が理解したいと思ったところは○(140ページ)
・メリハリをつけて読むのは難しい(58ページ)
・単語にこだわることが少なくなった。テーマを理解するという目標を持って読めた。マッピングが理解の手助けになった。(134ページ)
・気持ちいいとまではいかなかったが、あらすじは理解できたと思う。(156ページ)

というところです。

 1つ傾向として感じるのは、ページ数が伸びなかった方ほど否定的なニュアンスを含む感想になっているということです。従来の読書からシフトすることができなかった(ストレスを感じた)ということなのかも知れないですね。

全体的な感想など

 いくつかコメントをピックアップしてご紹介します。

○あきらかに視野が広がったと感じています。視野が広がったことにより、目に入ってくる文字の数が増えました。まだ何となくですが、これが速読なのかなと今は理解しています。本を読むというストレスがかなり緩和したので、今後は多少興味のない本でも手に取ることが出来るのかなと思っております。
(29歳・男性、1700文字・理解度○)

○今まで、正直なところ読書は好きではありませんでしたが、今回の講座を気に積極的に多くの本に出会っていきたいと思います。
(32歳・男性・6000文字・理解度?)

○最近どころかまったく本を読まないので、そもそも読書に対する慣れや習慣を持っておらず、全てにイメージがつかみづらかった。よって自分が速読出来るようになったのか分からない。
(37歳・男性、1200文字・理解度△)

○「ざっくり読む」ことは、これまで間違った読み方だと思っていました。読書をマネジメントするという発想は新鮮でした。
(?歳・女性、2500文字・理解度○)

>講師の教え方についての評価(5段階)

・5(非常に理解しやすい)・・・4人
・4(理解しやすい)・・・19人
・3(普通)・・・1人
・2(やや理解しにくい)・・・1人
・1(わかりにくい)・・・0人
(無回答少々)

>この講座は有益でしたか?(5段階)

・5(非常に有益であった)・・・10人
・4(有益であった)・・・16人
・3(普通)・・・1人
・2(あまり有益ではなかった)・・・1人(コメント:短すぎてイメージしかつかめなかった)

 またもしこのような研修を担当させていただくチャンスがあれば、今回のアンケート結果を踏まえて、さらに質の高い、満足度の高いものを作っていきたいと思っています。

★企業研修担当者の方へ

 ビジネスパーソンのみなさんを「学び体質」に変えるキッカケとして、速読術講座はいかがでしょうか?ご連絡いただければ、もろもろ相談に応じさせて頂きます。(^^)
●●

投稿者 てら : 2007年02月18日 22:28 

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