ビジネス速読術講座レッスンレポート
6日間連続レッスン
4月1~6日、福岡の教室で6日間の連続レッスンをおこないました。その簡単なご報告です♪
今回の参加者は4名。3名が正式な受講者で、もう1人はバイトをしてくれている学生さんです。
受講者4名の簡単なご紹介です。
○男性・37歳…2年前に3日間レッスン受講
○男性・24歳…某N教室受講経験あり(速読はまったくできていらっしゃいませんでした)
○男性・22歳…「人生22年間の読書量10数冊」というお方
○男性・20歳…バイト君。3日間レッスン受講。独自にStep 27まで終了
まったくもって経験がばらばらでしたので、トレーニングメニューの選択や進め方には非常に気を遣いました。(バイト君は特別参加&特殊すぎということで、まったく気にしませんでしたが。)
■初期スピード
○男性・37歳…約1800文字/分・理解度B
○男性・24歳…約1000文字/分・理解度B
○男性・22歳…約500文字/分・理解度D(文字を読むのが苦痛…)
○男性・20歳…不明(多分2400文字とか?)
■トレーニングの過程
とりあえずスムーズ追跡を中心とした「眼づくり」段階では、従来通り体育会系のノリでおこないました。
が、1分150行を超えるあたりで、初めての経験となる2人が「全然できそうにない」という声を漏らしたため、それ以降はスムーズ追跡(高速追跡)の比重を軽くし、ページ見わたしをメインにおこないました。
スムーズ追跡は「できない」という苦手意識を強く感じる方もおられるため、「取扱注意」という感じのメニューになっています。(Step 10ぐらいまでの範囲であれば問題ないのですが!)
実際、今回は3日目以降は、基本的にスムーズ追跡の測定を行わず、眼の動きのチェックだけにとどめました。数値でやると、「明らかに目標を超えていない」というマイナスの思いがでてくるからです。これに対して眼の動きであれば、人それぞれの状況に応じて課題を設定し、少しずつ矯正しながら進めていくことが出来るわけです。ここらあたりは「職人芸」の世界です。(^▽^)
一人一人の目の動きをかなりじっくりと見ながら、力まずリラックスして「広く1行を見わたす視野」を「右から左にリズムよく、軽やかに移動させる」状態を作りました。
そして、今回は眼作りと並行して、早い段階から「読む意識」のグラデーション作り、感覚作り、手応え蓄積をおこなっていきました。
ちなみに「読む意識のグラデーション」というのは、「文字をただ見るだけ・・・文字の意味を感じる・・・文字の意味が伝わる(分かる)・・・文字を読んでいる」という色分けです。「読めた」「読めなかった」という2分法では速読になりませんので、文字を受け止める意識の入力レベルのメーターを自分の中に作っていってもらうわけです。
眼が完璧にできてから一気にたたみかけるという通常のセオリーが通用しそうになかったため、じっくりと感覚を育てていこうという作戦です。
かなり徹底して感覚作り(グラデーション作り)をおこなって、「理解度Bで読む」、「理解度Dで軽やかに読む・分かる」、「理解度Fで流す・文字の意味を感じ取りながら流す」という「読書(理解度)のギア」を作ります。
さらに、それを組み合わせながら、効果的/効率的な読み方を実践演習を通じて作っていきます。具体的に言うと、
○理解度Bの読み方をメインにしつつ、深入りしないで読み進める「スキミング的な理解度B」
○理解度Dで流しながら、見出しや段落の冒頭部分をBでとらえる「スキミング的な理解度D」(全体的な把握という意味では非常に質が高くなる読み方)
○もっと大胆に全体像を俯瞰するような感じで情報をとらえていく「理解度Fのスキミング」
という3段階の読み方を作っていきます。このとき、読み取った情報を頭の中で整理しながら記憶に残していくトレーニングも一緒に行いました。
■6日間の成果
到達目標は「読書の理解度を主体的にコントロールできる力を付ける」こと、「理解度を高く保ちながら、1冊を30分程度で処理する(従来の意味での「読む」とはやや異色)」こと、「自分なりの読書スタイルを作る」こと、という3つに置きました。
○男性・37歳
理解度B程度で2500~3000文字/分(時々2000文字/分に落ちることもある)
スキミング的な理解度Dで3500~5000文字/分
今回の参加の目的を「家にたまった既読の本を読み直して、本当の自分の力に変えていきたい」というところに置いていらっしゃいました。その意味では、既読・未読にかかわらず1冊を30分程度で的確に読む力がついて「満足いくレベル」という評価でした。
○男性・24歳
理解度B程度で2000~3000文字/分(気を抜くと理解度Aに限りなく近い「はまりこむ読み方」になる)
スキミング的な理解度Dで2500~3500文字/分(スピードはやや抑え気味ですが、読んだ内容の書き出し量が非常に多く、「理解度D以上」の読み方になっているようでした)
読書量があまり多くないということで、文字を軽やかに読むという感覚に踏み出せない(気楽になれない)ということでした。そのため、全体的に「質をやや落としてスピードを上げる」ということが達成できずにいたようです。(1度だけ大胆に15ページ/分というスピードで読み、かつ書き出した単語数が36語という記録が出ましたが、それ以外は非常に抑え気味なスピードになりました。)
ご本人も「これから2週間のフォロー期間で、大胆に読む感覚を磨いていきながら、速読を自分のものにしたい」とおっしゃってました。
○男性・22歳
途中、本を読むストレスから顔色が悪くなり、呼吸が乱れ始めたためトレーニングを棄権するということがありました。最終的には理解度Bで1200~1700文字/分(ただし理解にムラがあり、質が高いとは言い難い状態)で、「力みや疲れがない読み方が分かってきた」というところで、終了となりました。
読書経験の極端な少なさが足かせになっており、これから3ヶ月程度、サポートを受けながら「読書」および簡単な速読トレーニングを続け、7月の3日間レッスンに参加してもらうことになっています。
○男性・20歳
理解度B~B-(マイナス)程度で5000~10000文字/分
昨年の秋に3日間レッスンを受講し、その後半年以上の自主トレと読書実践を続けており、今回「見習い」で受講したのに、一番高い成果を上げることになりました。
まだスピード・理解度のバランスコントロールが完璧ではないようですし、読書経験も「これから」というところですので、今後の取り組み方次第で「大いに化ける」ことを期待しています。
・・・というようなところでした。
6日間レッスンは3名までの受講ということで、ケースバイケースに対応しながら進めていくことが出来ます。ただ、それでも短期間で完全な成果を上げられないこともありますので、前後のサポートや、その後の3日間レッスン、サポートセミナーなどを活用して、本当に目指すところまでご案内させていただければと思っています。(ちなみに、22歳の彼は「事前1ヶ月の自主トレを、サポートを利用しながらしっかりおこなうこと」という条件で受講を認めたのですが、事前サポートはまったく利用してもらえませんでした。(--; 「事後サポートは3ヶ月しっかり受けてね」という約束をしてお別れしました。)
次は7月以降に開催できるかな?と思っていますので、受講をご希望の方は事前によく相談してくださいね。(^^)
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