ビジネス速読術講座レッスンレポート
2005.Jan.集中レッスン(4)
集中レッスンの中でも非常に重要なスムーズ追跡のスピードアップについての解説です。1分間300行突破には何が必要なのか?しっかりと確認してください!
○集中レッスン[2005.1.6~10]レポート 4
☆テーマ:短期間でスムーズ追跡300行を目指す。(おかわり)
さて、その3で書いたように、「確かさ(精度)」を損なわないように、集中追跡トレーニングを折り込みつつも、過激なまでにスピードアップを目指していきますが、やはり200行を越えると「何を見ているのか、どう見ていいのか分からない」という状態になりがちです。
実際、200行を越え、300行を目指すためには「目を動かすのではなく、意識が瞬間的に行の上を走り、それにつられて目がかるく振動する」という状態になる必要があるのです。
いいですか?
「動かす」のではなく「つられて動く」だけです。そして「かるく振動する程度」なんです。
ここまでくると、目の動きは私には分かりません。目をのぞき込みながらのレッスンなのに、本当に見えいているのかどうかは、本人にしかわかりません。そして、実は本人にもよくわからないということも多いものです。
ですから、ここでは♪=100に固定し、1拍1行(1分100行)=>1拍2行(1分200行)=>1拍3行(1拍300行)というように上げていったり、逆に下げていったりを繰り返します。そうやって、目の動きの変化をとらえるわけです。
このとき、徐々に目の力を抜くように意識すること、速くなったら「見よう」とするのではなく「行を大きくとらえ、行の上を意識(光などのイメージ)が走るようにイメージする」ことがポイントになります。そうすることで、無駄な目の動きをなくすことができ、同時にページ見わたしトレーニングの成果につなぎやすくすることができます。
それから、これも重要なポイントなのですが・・・。
「行の上を意識が走る」イメージを作るために、行の短い本を使います。
1.新聞の記事
2.新聞の社説
3.2段組の本
4.小学校低学年向けの本
5.通常の文庫本
6.通常の大判の書籍
という具合に、本をグレードアップしていくわけです。
広い視野で行をとらえることが重要ですが、ただ視野を広げるだけだと、漫然と眺めてしまい、文字が意識に意味を伴って入ってきません。ですから、あくまで上から下に意識を流してやらなければならないのです。
やり方は簡単です。
新聞を「目を動かさずに、意識だけでスムーズ追跡をしてください」というだけです。
タイマーで何度かトレーニングをして、追う感覚がついてきたら、メトロノームでこれまでと同様におこないます。これで300行のテンポについていけるようなら、本のアップグレードをします。
重要なのは、最初は速さを意識するのではなく、意識の流れをしっかりと作ることです。ただし、読むのではないですよ。あくまで「イメージ作り」ですからね。
最終的に普通の本にもどりますが、このときやっぱり1行は視野に収まらないという感覚を覚えるかもしれません。それは仕方ありません。それは脳の視野の特性であって乗り越えるのは難しいのです。しかし、今のトレーニングをどんどんリラックス状態に導き、ページ見わたしトレーニングの成果とつなぐことができれば、自然と行末が見えてきます。(行末が見えるというのは、次の行頭とつながり、脳が「意味のある言葉」として認識したということだと考えられます。)
ですから、しっかり見ようとせずに「リラックスして広い視野でとらえる」ことを重視してください。
この後は、この成果とページ見わたしトレーニングの成果をつなぎあわせて、実践的な視野の移動をつくっていくことになります。
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