ビジネス速読術講座レッスンレポート
中級者集中レッスン(1)
2月26~28日の3日間で実施した中級者向け集中レッスンの実践レポートです。あなたの速読術トレーニングの参考にしてください!
シリーズ第1回目。初日の午前中の巻き。
2月26~28日の3日間、中級者向け集中レッスンをおこないました。
参加者は、仮名(Karina)さんとおっしゃる方です。もともとSPユーザーさんで、もう半年以上ぼちぼちトレーニングをしていらっしゃった方です。忙しくなってしまう前に、今の壁を越えて成果を出しておこうということで、東京から福岡に受講しにきてくださいました。
まずは、レッスン受講の2週間前にいただいたレポートをご覧ください。
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【 ハンドル 】 karina (年齢:22才 / 性別;男)
【使用する本】「少年H」(37文字×14行×0.6)
【普通読みSp】 約 1800 文字/分(最新: 4300 文字)
【認識 Speed】 約 40 ページ/分(最新: 40 P)
【追跡 Speed】 約 150 行/分
【SRRのStep】 ステップ 7(17 回目)
【アイボール】 縦スピード 8 / 横スピード 6 (Level:初級)
【視野拡大度】 レベル 6
【擬似的速読】 11260 文字(可識字数 36 文字/1行あたり 0.1 秒)
【状況】‥トレーニングの感想・気をつけた点・感じたこと・疑問など
■ページ見わたしトレーニング
少し前まで、目を上下に動かすことなく、1行分を見れていると感じていたのですが、
本当に見えているのか最近は少し不安です(最近進歩がないので……)
効率的な視野の動かし方を学ぶのが目標なのに、上下運動が全く無いのは練習にならないでしょうか?
可識視野(でいいのでしょうか)の横幅は、テンポによって、1~3行程度だと思うのですが……
速くなっているときに、本当に3行程度でみてるのか、それより広いのか、自分でもよくわからないです。
■擬似的速読トレーニング
初めて読む内容で、1分あたりの文字数が
1回目で2000~3000 5回目で8000~10000
ぐらいかと思います。
ただ、久々にSRRの理解度の目安を確認したところ(--;
理解度D~Fぐらいになっているかもしれない、と感じました。
以前はB~Cを意識していたと思ったのですが、確か5回で5000程度にしかならなくて諦めてしまったような…… スピードになれるため、ということで割り切っちゃいました。
■スムーズ追跡トレーニング
多分一番問題があるのがこれだと思っているのですが。
きちっとついていけるのは1分100行程度だと思います(何故Step7きちゃったのか……)
測定の追跡スピードは150行いってますが……
100行以上に速度を上げようとすると、まず視野が広がってしまいます。
1文字分の横幅で見ていたのが、2~3文字分の横幅でみるようになります。
さらに、文字に沿って綺麗に視野が流れないとでもいいますか……
1文字分の幅でみるのなら、まっすぐに視線が下りないとちゃんと見えないですけど
3文字分の幅でみるのなら、斜めに視線が下りても一応1行が見えてしまう
というところでしょうか。雑になっている気がします。
あとはやはり一生懸命見てる(無理をしている)感覚がある、でしょうかね。
100行以下の時にもおそらく一生懸命見てるのですが、速くすると一生懸命見てる感覚が増えます。
無理のし過ぎで顔が上下に少し動いてる気もします……
行末を意識しながら視野を移動する、もっと読む意識を捨てる
あたりが必要かと思うのですが、いかがでしょうか?
それとも何ステップか前のスムーズ追跡からやり直した方がいいですかね?
■スピードチェック
・認識スピード
どのレベルでしっかり見ればいいのか? がよくわからないです。
1~数行に意識を向けて、それを横にスライドさせるということをやっていますが、その見方の中で
「しっかり見る」~「速度重視で見る」の間で30行~100行ほどの差になります。
・読書スピード
理解度は結構落としてます。3000~4200文字、まれに5000文字程度です。計測ごとに理解度を意識的に変えてるわけじゃないんですけど、理解度が勝手に変わって速度に影響がでているかもしれません。本の内容がつまらないと速くなるような?(笑
・追跡スピード
130~180行程度です。200行は一度もでたことがありません。
・擬似的速読速度チェック
以前は8000~9000で安定していたのですが、最近急に11000~12000で安定するようになりました。
1月の集中レッスンレポの、「後頭部に意識を向ける」というやつを日がな一日やっていたせいかと思うのですが、はっきりとはわからないですね。
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▼以下、それに対する私からのアドバイスです。▲
まず全体の感想などを眺めた率直な感想ですが、ご自分でも指摘していらっしゃるとおり、おそらくスムーズ追跡トレーニングが雑になっているんだろうと思います。
BLOGに書いている「新聞や2段組の本を使って、目を動かさずに文字追跡する感覚(イメージ)をつかむ」トレーニングはしてみましたか?この感覚がないと、200行を超えることは難しいかなぁと思います。
逆に、測定の時はそれが雑にならないように気を遣いすぎて、目の動きに縛りをかけてしまっていて、視野を狭めているんでしょうね。
スムーズ追跡トレーニングの200行を超えるレベル(高速追跡)は、広い視野の中を「光(視点)が走る」というイメージになります。
そしてこれは、やはり1行ずつ丁寧に追えていないと、後で理解度が高まらなくなりますね。あくまで1行ずつ、ということでやり直してみてください。最初は文字数の少ない本でやるといいですよ。
ですが、擬似的速読(チェックon PC)を見ると、視野のコントロールについては問題ないように見えます。・・・と考えると、一番の問題は「自分が正しいと確信できないこと」なのかも知れませんね。案外、自分は正しいと思えれば突き抜けられるのかも!(上に書いたことだけを意識してやってみて、それ以外は問題なしということで自信を持ってやってください!)
>>■擬似的速読トレーニング
3度目からはスピード優先でいいんですが、問題は「読む」という意識を薄めることができているかです。タダ「速さ」だけを考えると雑な読書になってしまいますので、「顕在意識の発動を引っ込める」ことを大事にしてください。
>>■スムーズ追跡トレーニング
そういうわけで、穏やかな目つきで、脱力、広い視野、イメージで追うということを意識してください。
>>■チェックonPC
>>・可識字数チェック
>>かなりばらつきます。画面の高さが同じだと20文字でも45文字
>>でも見るのにかかる時間は大差ない気がするのですが、見方が
>>間違っているのでしょうか?
「見る」という行為に「少しだけ読むを混ぜる」という間隔が保てていればOKです。制作者の意図としては「せいぜい30文字ぐらいでしょ?」というところですが・・・。
ということで、少しは何か見えてきたでしょうか?また疑問質問があれば遠慮なく聞いてください!
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さて、これであればかなり楽勝でいけるな~と思ってスタートしたのですが、いろいろと問題があることが判明しました。
まず、本人いわく「理解度のレベルというのが分からない」とのこと。
これは問題ですね~。(--; 速読というのは、あくまで「読書」なのですから、「理解」することが重要なんです。当たり前ですが。
ほかの教室に行くと、理解度を無視して「大丈夫ですよ、読めた気がしなくても、右脳は受け止めていますから」「あなたは速く読めるはずです」とか根拠のない、得体の知れないことを言って煙に巻いたりするようですが、少なくともSRRでは、自分なりの「理解度」の基準を作って読んでいただきます。
かなり重要なことなのですが、速読において「速さ」というのは、目的でもなければ、絶対的なもの、善なるもの、いずれでもありません。
読書には、何か達成したい目的があるはずです。その目的を達成する上で「効率」や「質」を上げようとする場合に、それに大きく関わる要素・手段の1つとして「速さ」というものが問題になるだけです。
※ここでいう「質」とは、部分部分の「読みの深さ」だけでなく、全体像を把握することで生まれる「視野の広がり」や、「文脈の確かさ」なども含むものとします。ちょっと私の中でも、言葉の整理ができていなくて、ちょっと不適切な表現になっているかも知れませんが・・・。
ということで、これから「速さ」を求めようとするなら、自分の読書のベースとなる「確かさ」や「深さ」を含めた「理解度」の基準を明確に把握しておかないといけません。
そういうわけで、初日の午前中は、丁寧に本を読んでいただき、「理解度」を明確にしていただくというところから始めました。
それから、スムーズ追跡トレーニングのとらえ方がちょっと混乱しているようでしたので、スムーズ追跡トレーニングの意味と意義を再確認していただくべく、ちょっとしたレクチャーをしていきました。
ということで、続きは明日。
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