ビジネス速読術講座レッスンレポート
教室レッスンレポート(1)
福岡市薬院でおこなっているSRR速読教室の「教室レッスン」についてのレポートです。3ヶ月のレッスンの結果と、ちょっとしたヒントをご紹介します。レッスンの経過と詳細は、また後日。
SRR速読教室は、基本的に教室レッスンをやってません。4月からは子どもと大人のための速読教室をやろうと画策しているのですが・・・。
ただ、指導の現場を持っていないと、空想の世界で考えてしまい、受講者に受け入れられないものを作ってしまったり、語ってしまったりする危険性があるため(多くの速読教室やセミナーに、その傾向が見られると感じています)、あえて3名だけ受講生を受け入れて、指導させて頂いています。
そのうちの1名の方が3ヶ月の期間満了でレッスン終了となりました。とはいえ、オンラインレッスンという形で、あと3ヶ月程度サポートを続けていく予定です。
うちの教室レッスン・オンラインレッスン併用コースは、基本的に、トレーニングは自宅でできるため、教室ではほとんどカウンセリングの時間になります。もちろん、目の動きをチェックしたり、感覚をつかんでいただくためにトレーニングをすることもありますが。
その方は、2ヶ月目以降、ほとんどレッスンというよりもカウンセリングばかりでした。
ちなみに、その方は20代後半の男性です。オンラインレッスンに加えて、月に2回の教室レッスンという形で受講して頂き(教室3ヶ月、オンライン6ヶ月)、費用はもろもろ込みで50000円程度でした。
結果は2000文字なら非常に質の高い読書になるが、4000文字は読めているような読めていないような状態で、もう少し落としどころを探る必要があるという状態。
以下、本人のコメントです。
>>理解度Cを意識すると4000字くらい、
>>理解度Fを意識すると8000字くらいになるけど、
>>理解度はそこまで変わってない気がする。
>>いいといえばいいんだけど、
>>もうちょっと4000字レベルでゆったり読めて理解度も上がるといい
>>なあ。4000字はまだ実用的ではない。
>>理解度Aの2000字レベルは安定してきた。
上の2行が問題ですね。理解度Cを意識する、というのは「まぁ気楽に読み流していいや」という気楽さですね。ここにどれだけ「集中力」を混ぜることができるかが1ページ6秒以上の速読術の質を作るポイントになるわけです。
「読もう」という気持ちが強すぎるとスピードが落ちるだけでなく、理解の質も落ちてしまいます。やはり「リラックスと集中のバランス」が重大問題なんです。
そして、だいたいにおいて、読む気持ちを捨てたとき、文字が意味を伴って入ってくるものなんです。いつも書いている「読むとはなしに読む」という境地ですね。
まぁこの男性は後一歩の状態ですから、後は毎日の実践と、ちょっとしたトレーニングを通じて「こなれていく」のを待つということになると思います。
一応、想起トレ、複数行把握トレなどを1日15~30分ずつやったらいいですよ~とお伝えしています。それから呼吸法(6秒で吸い、12秒で吐くという丹田呼吸)もいいですよ、とも。オンラインレッスンは、後
3ヶ月弱ほど続きますし、ぼちぼちやって頂ければいいかなと思います。
その人の求めるレベルにもよりますが、1ページを12秒前後で、理解度Aで読めれば、私は十分ではないのかなぁと思っています。1冊の本を読み終えるのに1時間かからないわけですからね。
そうだそうだ、彼が1つ途中で壁を感じていたことがあります。
スムーズ追跡トレーニングで400行を超えているのに、文字が入ってくる気がしないという悩みでした。
実は気楽になりすぎて行末がとらえられていないのにスピードを上げすぎていただけでした。そこで、トレーニングの中に1行を4~2拍で見ていくスムーズ追跡トレーニング(視点をコントロールすることに重点を置いてやる方法)を加えるようにアドバイスしました。
そしたらやはり格段に読む質が上がったとのことでした。
神経質になりすぎてスピードが上がらないというのも問題ですが、気楽になりすぎて雑になってもダメ。これが「脳」というやつの扱いづらいところです!
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