SRR速読教室からのお知らせ
BBSでのご質問への回答
BBSでいただいた質問への回答です。
ちょっと長くなったので、こちらに書くことにします。
「
返信が遅くなり、大変失礼しました。
>>その後、日々の読書はスムーズに読める日と全く駄目な日があります。
>>トレーニングのやり方が適切でない可能性を疑っております。
以下の質問への回答に移る前に、まず。
「やり方が適切でない」のではなく、おそらく「鎮まりを作るためのトレーニングが不足している」ということに尽きると思います。
どういう状況であれ(たとえばストレスのかかるヘビーな内容であれ、読みたい衝動にかられる良書であれ)、徹底的にTPOを意識した「コントロールされた読書」を実現するための「徹底して鎮まる力」が必要です。
速読術パーフェクトマスター2のトレーニングでは、スムーズ追跡トレーニングが、最大22分ぐらい続きます。
そういう体育会系の「鍛錬」を通じて「静けさ」「クールなコントロール力」を磨いていく必要があるのかなというのが第一印象です。
では、以下、具体的に。
>>1.文字フォームAについて
>>三種類の文字の大きさの文字列がありますが、
>>いちばん小さな文字列では、文字を中心でしっかりとらえる訓練、
>>二番目三番目の文字列は、一文字単位でスムーズに視点を滑らせて移動する訓練
>>であると解釈してよいでしょうか?
まずは、そう考えてくださって結構です。
が、第2段階として「すべてを質高く、かつ滑らかに見る」トレーニングも、ぜひしてみてください。
このあたり、無料のトレーニングガイドをお読みいただくだけでもいいかと思います。
>>2.文字フォームBについて
>>文字フォームBの文字列を一本の景色のように考えて、
>>文字フォームAで視点を滑らせたイメージで見る。
>>つまり、一列単位で行うだけで、
>>やってることは文字フォームAの目の使い方と全く同じという風に解釈してよろしいでしょうか?
いえ、違います。フォームAとフォームBのトレーニングは「全然違うトレーニング」とお考えいただいた方がいいです。
おそらくAの見方を引きずっていると「視野を広げる」とか「感覚・フォーカスをシフトする」という領域にたどり着けないのではないかという気がします。
もちろん、数をこなしていくうちに、自然とその領域に到達なさっている可能性もありますが。
>>例えば、(内容的に客観的には難解と考えられる)重要書類を読む際、
>>自分は眺めるだけで十分理解できるけれども、
>>その重要さゆえに慎重さを期して、
>>視野の中心の移動を小さくして読もうとすると、
>>スムーズに目を動かすことが困難だったり、意味が理解できなかったりすることがあるのです。
これは、その通りだと思います。視野を狭めて「慎重に読む」ようにすれば、スムーズさは損なわれますし、それはそれで問題ありません。
自分で「慎重さ」を重視しているわけですので、そこでは「スピードを殺す」ことに価値があるのではないでしょうか?
結局は速読というのは「意図したように、スピードと質をコントロールする技術」ですので、ご自分で「慎重に」と思えば慎重な読み方になりますし、「楽にポイントをつかもう」と思えば、そのような読み方になります。
ということは、トレーニングの問題ではなく、単にTPOの設定の仕方の問題なのかも知れません。
もちろん、その上で冒頭に書いたように「徹底的にクールに、最適な状態を維持できるような『鎮まる力』」は身につけて奥に越したことはありません。
>>このように視点移動を小さくしても、理解の流れには悪影響を及ぼすということはないはずですよね。
それは解釈の間違いです。書籍の第1章で書いたように「がんばって読めば(この場合は「慎重に読もうとすれば」になりますね)、理解・スピードが悪くなる」ものです。
>>そこで、トレーニングによって作った眼(身体)の動きが普段の読書に
>>どの様に影響を及ぼしているのか、そのメカニスムを教えてください。
眼の動きは「意図したように動く」ようにトレーニングをしておく。これが基本です。眼を動かすのではなく、適切に動く眼を作っておくわけです。
その後は、「読もうとする意識の強さに連動して、視野の広さが変わる」というのが最大のポイントです。
慎重に読もうとすれば視野が狭くなり、スピードと質が劇的に落ちます。
>>[適度に広がった視野]が必要なのは、可読視野の役割を担う範囲が必要という風に解釈してよろしいでしょうか?
「可識視野」ですね。そして、「広がった視野」が必要であるということは「適切な入力レベル」が必要だということとイコールです。
>>[理解しようとする意識]というのは、普通に意味を取ろうとすればいいんですよね?
>>特別な行為(例えば、意識を文字列の上に流すというトレーニングがありましたが、ああいった行為)は不要ですよね?
「普通に意味を取ろうとする」のではなく「意図した入力レベルで意味を受け取ろうとすること」が必要ですね。
その点で「クールに鎮まる力」が要求されます。(くどいようですが。^^)
この話は非常に重要なことですので、近いうちにメルマガとブログでも書いてみようかと思います。(これまでにも何回か書いてはいるのですが。)
徹底的な「鎮まり」を作るトレーニングをしようと思ったら、かなり徹底的なトレーニングが必要です。
ぜひ、速読のキモは「速読モード・鎮まり作り」、そして「TPOを明確に設定してコントロールしようとする覚悟」だとご理解ください。
では、引き続きがんばってください!
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