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[ビジネス速読MM]2008.09.08号
あらためてアウトプット(1)
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[ Vol.264/読者数:9,431名] 提供:SRR速読教室 寺田
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こんにちは。SRR速読教室の寺田です。
厳しい残暑が戻ることなく、秋らしいさが深まっていってますね。(^^)
「読書の秋」なんてよく言われますが、この秋もいわゆる読書本が何冊も出版
されるようです。
「フォーカス・リーディング」もそうなんですが、あくまで読書の手引き書に
過ぎませんから、それを読んだ後に「どう読書を充実させるか」ってことを、し
っかりと考えていただきたいところです。
そして、どんどん本を楽しんでいただきたいところ。
では、今週も成功曲線を描きながらがんばっていきましょう!
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■□ 今回のお題 □■ ☆あらためてアウトプット(1)☆ □■
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☆あらためてアウトプット(1)
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著書『フォーカス・リーディング』で、「ブログに書いたり、メモに書き出し
たりするのは無駄だ!」と書きました。
これについても、非難やら反論やら、あちこちでいただいております。もちろ
ん賛同の声も。
まぁ、ある意味で「とりあえずアウトプット」みたいな風潮に一石を投じるこ
とができたとしたら、それは非常に意味があったかなと思っています。
ただ、結局のところ、反論している方の大半が、私の本をあまりきちんと読ん
でくれていないような気もしています。(--;
ある方は「マインドマップを書いておくと、いつでもその本の内容を思い出せ
る」と主張し、「アウトプットを否定するのはおかしい」と私の主張を拒否して
いらっしゃいました。
でも、私だって別にすべてのアウトプットに意味がないって主張しているわけ
ではありません。
あくまで「何のためにその作業をしているのかを見失わないこと」が大切で、
「その作業自体が目的化してしまったりすれば、それは単なる暇つぶし」になり
ますよ、と主張しているに過ぎません。
言葉(文字)だけで何かを伝えるってのは難しいものだな~と思う、今日この
頃です。(^^;
さて、この「アウトプット」については、ちょいとつっこんで考えみていただ
きたいと思うんですよ。
アウトプットはした方がいいのか?
アウトプットって重要なのか?
アウトプットとして、どういう方法があるのか?
・・・このような問いについて考えるとき、必ず頭に置いておくべきことがあ
ります。
1つは「私にとって(私のために)」どういう意味と価値があるのか?という
視点を忘れないこと。
これを忘れると「一般論」の価値の薄い思考展開になってしまいます。あくまで
「自分にとって」という軸をぶれさせないようにしたいところです。
#地に足の着いた思考をするためには、常に固有名で、具体的に考えること。こ
れは鉄則です。
2つめは、それが究極的に「何のために」やっているのか?という問いかけを
忘れないことです。
例えば上の例だと
「マインドマップは何のために描くのか?」
─「本の内容を思い出しやすくするため」
という話なのですが、では
「何のために本の内容を思い出すのか?」
「思い出して、どうするのか?何の価値があるのか?」
という問いかけを忘れないようにしましょうってことです。
#この2つの問いの建て方は、以前ご紹介した『ワンランク上の問題解決の技術』
で紹介されているファンクショナルアプローチという手法そのものですね。
>> http://www.office-srr.com/biz/column/articles/mmbn/mm20080722.html
こういう具合に思考を深めていく際に必要なのは、常に思考をニュートラルに
保っておくこと。
何かにとらわれることなく「それってどういうことだろう?」って考えるよう
にします。
私の本を読んだ人は、ひょっとすると、私の言葉にとらわれてしまっているか
も知れません。これはこれで、ある意味キケン。
そういう場合は、私とスタンスが違う人の読書本を読んでみることをお薦めし
ます。
たとえば『レバレッジリーディング』。すんごく有名な読書本ですね。(^^)
☆本田 直之著『レバレッジリーディング』(東洋経済新報社)
http://office-srr.com/Recommend/JumpTo.php?id=Leverage
多読、アウトプットの価値を説いています。
これについての私の意見はこちら。
>> http://sr20.iza.ne.jp/blog/entry/192049/
最近、この本田氏のレバレッジと同系統の書籍が出版されました。
丸山純孝氏の『いつも目標達成している人の読書術』という本です。
#買った後で、実はちょっと前にメールでやりとりをしたことがある方だと気が
つきました。(^^;
著者はエンジニアを経て独立し、現在3社の会社経営に携わっています。
この著者プロフィールは、著者の主張を作る「立ち位置」「スタンス」に密接
に関わりますからね。おさえておきたいところです。
#ちなみに私は「元公立高校教師で、現場に立つ速読インストラクター」です。
さらに本人自ら「エンジニアがビジネス書を斬る!」という書評メルマガを出
していらっしゃいます。
この本の最終章も具体的なお薦め書を挙げながら、その本から学ぶべきポイン
トを解説しています。
ここでの選書やコメントの内容でも、著者が頭に思い浮かべている「読者」が
どういう人なのかを推し量る材料になります。(間違ってもなんとなく読み流さ
ないようにしましょう!)
そして「多読」「アウトプット」を重視せよと主張しています。
面白いことに、ベースにある主張、論は『フォーカス・リーディング』の内容
と矛盾していないように見えるんです。でも、主張は正反対。
では、何が違うんだろう?と考えるきっかけになりそうです。
自分はどっちの主張を信じたらいいんだろう?
両者の主張の違いはどこから来るんだろう? スタンス、立ち位置はどう違う
のだろう? 自分の立ち位置、ステージにふさわしい結論はどう導けばいいんだ
ろう?
そんなことを考えてみていただきたいものです。
☆丸山 純孝著『いつも目標達成している人の読書術』(明日香出版社)
http://office-srr.com/Recommend/JumpTo.php?id=MaruHon
#ちなみに、この本の目玉は「アウトプット」です。「目標を達成する」ために
どんな読書が必要か、しっかりと語ってくれています!ある意味で『フォーカ
ス・リーディング』で私が書かなかった部分がメインになっています。そうい
う意味でも、ぜひ読んでみて下さい。
次回、あらためて、私のアウトプットに関する考えを書いてみたいと思います
ので、みなさんも、上に紹介した2冊を読んで(読み直して)みて、本を「読ん
だ後」にどういう取り組みをしたらいいのか、ぜひ考えてみて下さい!
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■最後まで読んでくださったことに感謝! ■編集後記&あとがき■
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【つぶやき】
○去年の今頃「あと数年で教室をたたもうかと思っています」という話を、受講
者の方にしたことがありました。
○あれから1年。もうすっかり「よし、できるところまで、しっかりがんばろう」
という気持ちに切り替わりました。ご心配をしてくださった皆様、どうもあり
がとうございました。(まぁ、でも教壇に立ちたいっていう気持ちは、まだ残
ってるんですけどね~。)
○で、「続けよう」という意志が固まってくると新たな課題が。。。3年前から
経営コンサルタントの石原明氏に言われ続けている「後継者と組織作り」。
○受講して下さった方はご存じの通り、レッスンって眼の微妙な動きから、その
人がつまずいている部分をしてきしたり、人それぞれの読書のつまずきに適切
なアドバイスしたり、かなり職人芸的な要素があります。
○それをどうするか?なんですね~。(--; 簡単には育たんだろうって…。
○とりあえずはオンラインでのサポート体制(体制っていっても私一人でやるわ
けですが)を充実させてしのいでいくしかないかな、と。(これは先週号で書
きましたね。)
○まぁ、もう少し悩んでみます。(来月、石原氏にまた相談に乗ってもらおうか
と…)
○では、また次回お目にかかりましょう。(^o^)/~
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