速耳トレーニング
[08]速耳活用高速学習(1)
速耳マスターというソフトは、もともとヴィジョン・ラーニング・フォーラムという社会人向けの学習支援サービスのために作られたものです。ソフトのヘルプファイルには学習に活用する際のスピード設定法などについて解説してありますから、一度読んでみてくださいね。
まず、高速学習とはなんぞや?ということですね。
高速学習とここで呼ぶのは、日本へは故関先生によってもたらされた加速学習の手法を用いた、あるいはそこから発展した学習手法や、それとはまったく無関係に行われているパソコンその他の機器を用いることで機械的に学習スピードを上げて行うものです。
今や、高速学習を実現するためのナビゲーターとなる書物はたくさんでていますので、適当に手にとってみて、自分に活かせそうなところから実践してみるといいのではないでしょうか。
これらの手法のいいところは、学校や塾で一般的に行われる学習と違うチャンネル(感覚器官、脳の部位)を使うため、これまで学習が苦手だった人にも効果が上がりやすいことと、ストレスなく、楽しく取り組める場合が多いため継続して取り組みやすいということです。
○基本
まず、これまで何かを暗記・記憶するためにおこなってきた、眉間にしわを寄せながら必至で口に出したり、紙に書いたり、線を引いたりというスタイルを捨てる覚悟で臨みましょう。
それらの手法が悪いということではなく、「その手法の採用の仕方が悪かった」ということです。口に出したり、紙に書いたり、線を引いたりすることは非常にいいことです。ですが、それらの作業がストレスになったり、効率を下げたりするようでは意味がない、マイナスだ、ということです。
これまでの読書から速読へ、というパラダイムシフトに近い「学習手法、スタイルの変革」を自分の中に起こしましょう!
さて、学習というのは非常に長い期間、時間での取り組みになりますから、その中でどのような手法を採用するかというのは、まさに様々でいいと思います。というよりも、いろいろ試して最終的に自分なりに効果的と感じる、飽きずに取り組める方法を選んでいくことになるでしょう。
ですから、どういう視点で学習スタイルを作っていけばいいのかということを押さえておくことにしましょう。
1.目的・意図をはっきりさせる
まさに読書と同じですね。試験に合格するための学習なのか、いい点数をとるための学習なのか、実践に活かせるようにするための学習なのか、それによって方法はまったく違うはずです。
あなたは何のために学習をしているのでしょうか?まずはそれを自分に対して問いかけてみましょう。
2.脳、感覚器官を幅広く使う
例えば音声を聴くという「音」による入力と、解説を読むという「文字」による入力。声に出すという「音」による出力と紙に書くという「文字」による出力。あるいは文章を構造化してマトリックスに表現する(世間でよく語られる)「左脳的」な学習、イラストや図式化する「右脳的」な学習。
覚えにくいものを語呂合わせにしたり、音楽に合わせたり、そういった手法も同じだと考えてください。
3.回数を重視する
学習事項(記憶事項)はかけた時間でも、かけたエネルギーでもなく、繰り返した回数に比例して定着するものと考えましょう。
4.全体から詳細へ
全体像、全体の中の位置づけがつかめると、細部の理解が容易になります。また「芋づる式」という言葉がありますが、記憶も幹を押さえておくと、周辺部の理解、記憶は非常に楽になるものです。
5.リズムを付ける
集中して学習した後は、リラックスして取り組むなど、単調を避け、リズムを作って学習するようにしましょう。
6.楽しく取り組む
脳は楽しいことはよく覚えるものですし、楽しい取り組みの時は集中力も高まります。
積極的にイラストや図に書いてみたり、語呂合わせを作ってみたり、楽しみながら学習出来るようにするといいですね。
進度チェックをマメにおこない、「進んでいる!」と実感出来るようにするのも「楽しみ」を作る技と言えるかも知れません。また取り組みの始めと終わりに、自分の得意分野を持ってくる、学習の後にはおいしいデザートを食べるなどもいいかも知れません!
...基本の「き」だけを解説してみました。具体的な取り組み方については次回!
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