速耳トレーニング
[06]携帯プレーヤーの価値
携帯プレーヤーの価値は「資産の再利用」だというお話が、日本経営教育研究所のBLOGで紹介されています。確かにCDは「死蔵」してしまう場合も多いのですが、手持ちのCDをすべてiPodなどハードディスクプレーヤーに入れておけば、いつでも再生可能な生きた資産になります。
ですが、「メディア」という意味では実はもう1つ大きな価値があると思うんですよ。
何かを学びたい、知りたいと思うとき、どのようなメディアを選ぶか。
大きな選択肢として、本、雑誌、新聞などのような紙媒体のメディア、そしてネットなどのIT系のメディアが挙げられます。これらに共通するのは活字および画像という視覚系の情報伝達であるということです。
もう1つは聴覚系のメディアです。CDやテープはもちろんですが、ビデオもこれに属すると考えていいでしょう。
いとうせいこう氏は著書「WORLD ATLAS」の中で、前者のことを「空間軸メディア」、後者を「時間軸メディア」と呼んでいます。
前者は情報の流れを無視して横断し、必要に応じて取捨選択をすることが可能です。とくに速読術を修得すると、情報入力にかかる時間的コストは限りなく小さくなります。これに対して、後者は情報を得るために一定の時間が必要です。これが時間軸メディアの弱さというかデメリットと考えられます。
しかし、ITの発達によってこの「時間軸メディア」のデメリットが、かなりのレベルで薄れていっているように感じます。たとえば、ハードディスクやDVDによるテレビの録画によって、場面から場面への自由な移動が可能になりました。もちろん、これは音楽プレーヤーでも同じことがいえます。
そしてさらに携帯プレーヤーの登場によって「一定の時間を消費せざるを得ない」というデメリットすら解消されることになります。
もちろん、30分のボリュームがあれば30分必要であることは変わりませんが、「人を待っている間」、「バスを待っている間」、「歩いている間」など、これまで有効利用しにくかった「ちょっとした時間」を有効活用し「ながら学習」をすることによって、占有され、消費される時間ではなくなってしまうのです。
さらに、速耳マスター2などのソフトによってあらかじめ加速加工しておけば、ますます時間のコストは小さくなります。
何かを学ぼうとするとき、聴覚からの入力は、視覚からの情報に比べて定着率が非常に高くなります。そういうこともあわせて考えると、携帯プレーヤーと速耳ソフトを上手に活用することで、私たちの学びはもっともっと効率のよい、質の高いものに変わる可能性があるわけですね。
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