速読術関連コラム
[25]速読ソフト考
速読術トレーニングソフトって、いろいろな種類がありますが、いったい何を基準に選んだらいいのでしょう?合う、合わないがありますし、その人の状況にもよりますので、ひょっとするとSRRが最善とは言えないかも知れませんが、SRRの考える「選ぶ基準」を参考にして、よ~く考えてみてください。
○速読術トレーニングソフト・通信教育雑感
もしあなたが信頼できる教室に通える環境がなく、次善の策として通信教育であるとか、パソコンソフトに頼ることになったとしたら、何を基準に選べばいいのでしょうか。
まず、そのソフトなり通信教育を提供している教室の理論がまともであることを確認しなければなりません。これについては、教室選びについての解説のところをご覧ください。
まず1つ断言しておきますが、パソコンソフトだけで速読を修得することは不可能です。速読トレーニングソフトを自分で作っている私が言うのだから間違いありません。
ただし、
1.決められたメニューを確実に実行できるので取り組みやすい
2.「ついついゆっくり読んでしまう」という癖を無理やり矯正してくれる
3.速読の障害となる各種の問題を、比較的簡単にクリアできる可能性がある
4.楽しみながらトレーニングができるかも知れない
という点で、本を使ったトレーニングだけをおこなうよりいいかも知れません。
しかし、これらもキチンとした理論があって初めて意味があるものです。素人(非速読者)が作ったソフトは、ほとんど価値がないものばかり 厳しいようですが、事実です。
速読ソフトを比較してみよう!なんていう企画もありますが、ソフトはその流派のトレーニングのツールの1つであって、ソフトだけを切り離してみても意味がありません。速読愛好家(たいていの場合、あこがれているだけで、修得していない)が、なんとなく作ったソフトでは「もともと素質があった人だけが修得できる」ものにしかなりません。これは、体系立てられたシステムがないからです。もちろん、教室選びでも書いたように、壁にぶつかったときの対処法もない場合がほとんどですから、やっぱり意味がないですね。
ただし、どこかの教室に通いながら、ちょっとしたプラスαの楽しみとして利用するならいいでしょう。その流派のノウハウだけでつかみきれなかったものが、何かの拍子でつかめることもあるかもしれません。(つまり、偶然に期待するわけです。)
正直なところ、Ver 4の時代までのSRRも同じようなものだったんです・・・。(私がまだ公立高校の教師だった時代の作品です。あの頃は某教室の理論を実践するためのソフトという位置づけでしたし。)
★速読トレソフトに重要なのは?
そういうわけで、速読ソフトを買うなら、ちょっと高いですが教室が作っているものを選びましょう。その上で、3000円前後のソフトを「余興」として購入するのも一つの手です。
私が、速読ソフトにとって重要と考えるのは、文字の表示の仕方でも、凝った作りでもありません。それは、
1.訓練を進める上で行き詰まったときに、サポートしてくれるサポートセンターがあるか。
2.そのソフトを正しく活用する「全体としてのカリキュラム」、「全体としての教育プログラム」があるかどうか。
3.速読術修得に不可欠な「本を使ったトレーニング」をサポート(重視、推奨)しているかどうか。
4.レベルに応じた「読み方」を具体的に示してくれるかどうか。(画面を眺めていればいいですよ、なんてウソですよ。)
という4つです。
「1」は、つまりソフトを「単なるソフト」としてとらえずに「通信教育のツール」ととらえる発想ですね。これがないと、たんなる無駄遣いになってしまう可能性が高いですよ。「2」、「3」は、前にも書きましたね。だからこそ、速読教室の提供するソフトがいいんです。
※ただし、理論が破綻している教室もありますので、これまた注意が必要です。「欧米式」を名乗りながら、やたらと目の運動をさせていたり、○記号を見るトレーニングをさせるようなところ、右脳をやたらと強調するところ、手軽さを強調するところは要注意です!
「4」は、速読のノウハウの質にも関わる問題です。1500文字を越える速読術は、本を使ったトレーニングなしでは修得できません。(もともとすごい読書家だったり、たまたまドンピシャにはまった人が修得できることがありますが。)それを、付属の本だったり、解説書の中できちんと解説しているかどうかですね。時々、速読教室の販売するソフトでも「画面を眺めているだけで…」などと、堂々とウソを付いているものがあります。これは販売業者の問題なのでしょうが、かなり問題ですね。
確認しておきますが、「教室に通うのがベスト」なのです。くどいようですが、速読できる、ちゃんとしたインストラクターがいる教室に、ですが。そして「ソフト・通信教育は次善の策」なのです。ですから、「教室に通うのと同じ視点で考える」必要があり、同時に「教室を選ぶのとは別の視点」が必要なのです。そして、速読ソフトは「買ったあとが大事」なんですよ。
★速読ソフト、通信教育の正しい選び方
「教室選びと同じ」というのは、正しいノウハウを持っていること、きちんとしたサポートセンターがあること、という点です。もう1度だけ言いますよ。『速読ソフトは買ってからが大事』 なのです。買っただけで身につくようなら簡単なのですが、買ってから数ヶ月ぐらい使い続けるものなんです。そこを忘れないようにしてくださいね。
教室に通うときのように目を見た指導などはしてもらえませんので、だからこそ、しっかりとしたサポートセンターが重要になります。通信教育で、手紙によるやりとりしかないものは、まず修得の見込みがありません。2週間も、3週間も、間違ったことをやっているというわけにはいきません。これは、書道の通信添削や文章講座などとは根本的に違うことです。
ですから、電話やファックス、ネット(メールやBBS、その他のインタラクティブメディア)でのサポートは必須です。
もう1度だけ言いますね。今度が最後。どんなにすばらしい教材も、使いこなせなければ意味がないだからこそ、サポートがとっても重要つまり、速読ソフトは買ってからが大事なのです。
こういう視点で、通信教育を探してみてください。もちろん、SRRはこれだけ偉そうなことを書くぐらいですから、それに恥じない理論・ノウハウとサポートを提供しているつもりです。でも、他の教室も様々なシステムを持っています。いろいろ比較検討して、自分が長く続けられそうなところを選んでくださいね。
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