速読術関連コラム

[24]某教室加盟者と出会う

 某日、某速読教室のFCに加盟しているという方とお会いしました。たまたまなんですが。自らインストラクターを務めているらしいですが、ご自分は速読できないとのこと。「本部の話では、右脳が活性化すれば誰でも速読できるようになると…」との弁。でも右脳が活性化すればっていう仮定の部分がすごく怪しい気がするんですが。(--; そういえば、川島先生のお話ではパソコンを使うと脳が不活性化するということでしたが、あれってどうなんでしょうね。速読を修得するためにパソコンソフトを使ってたらゲーム脳になった・・・なんてことになるとシャレになりませんね。(^^;まぁSRRの場合は、メニューの大半が本を使ったものですが・・・。

 某日、たまたま某速読教室のフランチャイズに加盟しているという方にお会いする機会がありました。


 相手の方は私のことはご存じではなく「寺田さんも速読教室をなさってるんですか~」と驚いた様子でした。しょせん私はネット上で活動しているだけの人間なんで、業界内部の人とか、速読に興味を持っている人なんかでも私のことを知らない人は1億2千万人ぐらい(推定)いるわけですね。


 それはともかく「へぇ~。ご自分でも速読はなさるんですか?」とおたずねしたところ、「いや、私は速読はできません」と。(--; う~ん。ブルータス、お前もか…。


 その方はご自分は速読できるわけでもなく、また、教室に速読ができる人がいるわけでもなくて、ただパソコンソフトを導入しているだけだそうです。もちろん、そのソフトを使ってどのように生徒さんにトレーニングをしてもらうかということについての講習は受けているとのこと。


 「でも、それって詐欺っぽくないですか?自分たちはできないんでしょ?」などと、かなり失礼な質問をしてみましたが、「詐欺といわれると困りますが、速読はコンピュータの画面をみてトレーニングをつづけていれば誰でもできるようになるという話なんで」と、ちょっと苦笑いをなさってました。「私たちはコンピュータの補助をしているだけというか・・・」とも。


 「本を使ったトレーニングもやりますし、脳が文字を高速に写し取ることになれて、右脳が活性化してくれば誰でもできるようになるらしいんで」と、おそらくは本部から言われているらしいうたい文句のような説明もありました。


 ただ、速読が身に付いているかとか、速読がその他の学習に活かされているかというようなことについては微妙だということでした。学習塾として速読を導入しているとのことでしたので(多分)、そういうことってすごく重要な気がするんですが・・・。まぁたまたま会った人を問いつめても仕方がないので、というかすごく失礼になるので、その程度の話で終わってしまいましたが、まぁやれやれという感じですね。


 これで、私はその系列のインストラクターさんとお会いするのが5例目になりますが、まだ一人も「速読できます」という人とはお目にかかれません。野球をやったことがない人がコーチをやっている野球教室ってのは見たことがないですし、パソコンできない人がやってるパソコン教室ってのも、なかなかないですね~(経営者はパソコンできないけど、指導力のあるインストラクターを雇っているという例は多いですが)。でも、速読はそれが可能なんですよ。


 別に超すごいレベルでなくてもいいんですが、せめて自分で速読トレーニングをしたことがあって、いろいろな壁を乗り越えて修得したという人にインストラクターをやってもらいたいなぁ・・・などと思いました。根拠もなく、ただいたずらに生徒さんを励まして「あなたにも絶対できますよ」なんて言われてもねぇ。(^^;
★参考:こちらに書かれている話は、今回お会いした方の教室ではないですが、同じ系列の教室に通った方の体験談です。実際、そういう「励まし」だけで目標(測定記録)を達成させているようです。


 ちなみにその流派は5000文字が初級で、誰でも修得できると主張してます。う~ん。そうなんだ。1ページ6秒が初級か・・・。しかも誰でも。カンタンに。じゃぁ、まずインストラクターが速読できるようになるまで育ててくださいよ。本部で責任を持って!そうならないと、いつまでたっても業界に対する信頼が生まれないですよね。


 ともあれ、速読が世間に受け入れられるようになる日はまだまだ遠いなぁと思う今日この頃でした。でも負けないでがんばろっと♪
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投稿者 てら : 2006年06月14日 19:08 

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