速読術関連コラム
[20]科学的速読の微妙さ…(2)
非科学的な、でたらめ速読教室は論外として、科学的速読を名乗る教室なら安心してまかせていいの?というと、それはどうでしょう・・・。ということで、速読教室というものについて考察してみました。
「科学的」の看板にだまされるなってなことを、前編で書きましたが、やれやれっていうぐらい氾濫していますよね。最新の脳科学では、これまで「右脳が活性化している」と言われていた状態が、実は脳全体が活性化しているということが分かっています。
さて、科学的を名乗る速読教室もあるわけなのですが、たとえ「速読術の熟達者の脳の活動」が分かったからといって、だから速読が科学的に証明されたわけでも、修得率が高くなるわけでもありません。もちろん、だからといって科学で証明されていない人間(の脳)の可能性が否定されるわけでもありませんが。
もう少し簡単な例を出してみましょうね。
例えば野球を習いたいと考えた時に、どこにいくでしょうか?
まず、野球をやったことがないインストラクターのところにはいきませんよね。これは他のコラムで紹介した「速読できないインストラクターがいる教室には注意しましょう」ということです。はい。(某速読教室の公認インストラクターになるには、大金を払って、数時間の講習会に出席するだけでいいんですよ。すごい話ですよね!)
それはともかく、ここでお話ししているタイプの教室はどういう例え方ができるかというと、野球のプロ選手の筋肉や運動神経について科学的に研究しているところという感じでしょうか。
想像するに難しくないと思うのですが、イチロー選手の筋組成とか、神経伝達回路とかの謎が解明されたからといって、誰もがイチロー選手のような野球選手になれるとは考えませんよね?
ですが、科学的を名乗る速読教室は、「速読修得者の脳の活動が科学的に解明されました。だからうちのメソッドは科学的に正しいのです」と言っているかのようなのです。これってインチキでしょう?
科学的に見て間違ったメソッドを採用している教室は論外として、さらに速読できないインストラクターがいる教室も論外として、本当に「正しい速読教室のあり方」というのは、脳を科学的に研究するのではなく、教授方法を科学的・理論的に研究することではないか、というのが私の意見です。
速読「研究所」ではなくて、あくまで「教室」ですからね。
そして、「教室」ということで、さらに「教室として正しいあり方」を考えるなら、こちらに書いているようなことを考えるべき、と思っています。
※教室選びということで補足しますと・・・
○「終身会員」にだまされるな!一生トレーニングをする人はいない!
スポーツジムなら一生続けても良いのですが・・・。うちのVIP会員も「終身」ですが、あれは「専用サポートページが使える」ということがメインですし、まぁ、今、忙しくても、いつか暇になったときにどうぞという意味を込めています。(^^;
○修得までにかかる時間と金額を明確にしてもらいましょう!
追加、追加で・・・・気が付いたら想定金額の数倍??
○修得できなかった時に何が残るか考えましょう!
残念ながら修得率はあまり高くありませんよ。それは教室の責任も半分。時間を確保できなかった自分の責任も半分。トレーニングの過程で何かを得られるようならいいですね。
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