ビジネス速読術講座
[52]心技体で学ぼう!
ビジネス速読術講座は「速読」の技術をお伝えする講座ではありますが、その先に「効果的な学び」と「確かな成長」を実現する「本当に価値のある読書」があります。
速読ってのは、基本的に「読書」の1つの「技術」でしかありませんからね。
あるいは、速読を身につけることで、情報化社会の荒波の飲み込まれない、情報化社会の「煽り」に「踊らされない」、そういう情報力を手に入れていただきたいと思っています。
だから、「本の読み方」みたいな話がすごく重要になるんですね。
小手先の技術ではなく、もっと根本的な部分です。
最近思うのは、ビジネスパーソンの「学び」にせよ、学校の勉強にせよ、「心技体」を充実させることが重要なんだよな~ってこと。
スポーツの世界では、よく語られますよね?「心技体の3つが充実してこそ」って。
この視点で自分の『学び』を充実させていかないと、空回りの空振りで「疲れるだけ」になってしまいかねません。
最近売れ筋のスゴイ作者が書いた読書・学び系の本を読んでも、どうもしっくりこないな~って思っている人、刺激も受けるし、感心もするけど、参考にならないと感じている人、やるぞって思って奮起したはずなのに、どこか違和感を感じている人・・・もし、そういう人がいらっしゃるとしたら、「学びにおける心技体」を見直した方がいいかも知れません。
たとえば「営業マン」としての成長を願うのであれば、
・心:仕事とは人に喜びを施すことであり、営業マンというのは…というような「よき営業マン、よき企業人としての心」
・技:営業のトーク、クロージングの技術など、本質的か小手先かは別として「技術」として語ることができ、まねることの出来るもの
・体:場数を踏むことで蓄積される経験値、あるいは営業、マーケティングの理論など「技」を活かす前提となる基本の部分
というような3つを考えなければならないわけです。
この3つがバランスよく充実してこそ、本当に成績の上がる営業マンになれるって考えてみてください。
今、ビジネス書などで学べるものは、基本的に「技」の部分が中心になってしまっています。いくら技を学んだところで、それを使いこなすだけの「体」がなければならないし、その大前提として「正しい心」を養っておかなければいけないわけです。
最近大ヒットした書籍「ノウハウを学んでいるのに、なぜ儲からないのか」も、まさにこの部分にフォーカスした内容になっています。ノウハウをいくら学んでも、それを活かす「心」「体」ができていないとだめですよって、わかりやすい語り口で説いてくれています。
☆吉井亮介著「ノウハウを学んでいるのに、なぜ儲からないのか」
http://office-srr.com/Recommend/JumpTo.php?id=WhyMoukaranai
それと同じスタンスで「SEO対策」についてかかれたのが宇都さんの「消えるサイト、生き残るサイト」といえるかも知れませんね。
ただ、私たちはどうしても即効性とか具体性とかを求めてしまいがちです。本当は「心」とか「体」の部分が大事だってことは分かっているんですね。
だから「そういうことは分かってるから、すぐに成果の上がる方法を教えてよ」って思ってしまいます。
でも、やっぱりその基本の部分が軽薄だから成果が上がっていないわけです。分かってはいるんだけど、薄っぺら、と。
ここで翻って、読書で何かを学ぼうとする自分はどうだろうって考えてみましょう。
何を学ばなければならないんだろう?って。心・技・体って、自分にとっては何なんだろうって。
自分が読んでいる本は、本当に自分の心技体を高めてくれる本だろうかって。単に勧められるがままに「読まされて」いないだろうか?って。
いかがでしょう?
その上でさらに考えてみましょう。
「読書の心技体」はどうだろう?って。
・「技」としての「速読術」ばかりを求めてないだろうか?
・「体」としての基本的な読解力とか洞察力、想像力は十分に働いているだろうか?
・何のために読んでいるのかっていう「心」の部分は確かめられているだろうか?
そんなふうに考えていくと、本当に成長志向で読書をしようと思ったら、「体」作りとしての「熟読玩味する読書」を励行する必要がありそうですね。心を耕し、感性を豊かにする名著や古典にもたくさん触れる必要がありそうです!
情報化社会ってのは、やたらとノイズが入ってきて、気がついたら流されてた、煽られてたってことになりやすい社会です。
本を薦める記事に出会ったら、「勧めている人は、どういうステージに立って、この本を評価しているんだろう?」、「今の自分にとって、本当に必要なものだろうか?」って、一度考えてみなければなりません。
煽られて本を買って、本を処理するために「技」として速読を学んでも、単に「煽られてるだけ」ってことに変わりありません。
むしろ「煽られ方」が加速したりして!!
速読を身につけた方、身につけたいと思っている方は、もう1つ心に留めておいていただきたいことがあります。
速読できるような本を、読める程度に読み流して多読を誇っても意味はありません。
「量は質に転化する」なんて言いますが、それは「体」をしっかりと作り上げた人が量をこなした場合か、「体」を作るようなしっかりとした実のある読書をした場合にだけ言える話です。
薄っぺらな多読は軽薄な言葉と思想しか生みません。そのことは速読を学ぶ人には意識しておいていただきたいところです。
ぜひ、自分の人生の、あるいはビジネスの「心技体」を鍛える読書ってどんなものなんだろうって、ゆっくり考えてみてください。
自分のレベル、ステージでは、どんな本を読むことが自分を育てることにつながるんだろう、どういう読み方をしたらいいんだろうって。
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