ビジネス速読術講座
[46]「学び」をマネジメントする(1)
現在、2ヶ月に1回のペースで、集中レッスン受講者の方を対象としたフォローアップセミナーを開催しています。速読レッスンの価値は、その3日間でどれだけの成果を上げられるかではなくて、その後どれだけ、受講生の方の読書が変わり、充実した読書生活を送ることができるかにあると考えています。
いくらレッスン直後に○○文字達成!とか喜んでも、その後の読書生活やビジネスシーンが充実したものにならなければ意味がありません。なんかそれって、実験室だけのデータで喜ぶだけで実生活を豊かにしない技術と同じなんじゃないかって気がします。
そういうわけで、集中レッスンと同じペースで1日のフォローセミナーを開いているわけです。
そのセミナーで、非常に分かりやすい、予想されたことが明らかになりました。
それは・・・、
「レッスンから長い時間が経つと、読書量が徐々に減っていく」ということです。もちろん、減ってもなお受講前よりはかなり多いという方がほとんどなのですが。
一方で読書生活がますます豊かになっていっている人も大勢います。
安定して読めている人、ますます充実している人、徐々にペースが落ちてきている人・・・。この差はどこにあるのでしょう?
その答えは読書というもののとらえ方、本とのつきあい方にありそうです。
読書をますます充実させている人は、本を読む目的意識が明確だったり、あるいは自分を高めるという大きな目標を持っていたりと、読書の位置づけがすごくはっきりしているんですね。
もちろん、もともと本が好きだったって人もいらっしゃいます。
私たちって、何事においても「あるべきところに落ち着く」という傾向があります。生活、ダイエット、スポーツなど、「よし、変えるぞ!」って思っている時はいいのですが、ある程度の目標を達成して安心してしまうと、いつの間にか元に戻っているということがあります。
読書も同じように明確に意識しないと、結局自分が読みたい程度に読むっていう状態になります。これは読書スピードの問題ではありません。心の問題です。
読書というのは時間を使います。そしてこの時間は有限です。携帯電話、ゲーム、雑誌、テレビ・・・などなど読書と競合するものはあふれてします。そして、それらはたいてい魅惑的に私たちを誘ってきます。
たとえば読書スピードが3倍になっても、それが「読書の時間が3分の1になった」というだけで、「他のことをする時間が増えた」ということもありうるわけです。
もちろん、それはそれでいいことですよね。(^^;
でも、もしあなたが「自分を高めたい」と思って速読術に取り組み始めたのであれば、それは非常にもったいないことです。以前と変わりない時間を確保すれば3倍の量をこなせるか、3倍以上の質を得られるのに、それをしないなんて!!
ここで必要なのは「読書をマネジメントする」という発想です。
自分が理想とする読書を明確に描き、その理想を達成するために現在の状況を明確に把握して、しっかりとコントロールしていくわけです。
ではどうするか?
これは、時間にルーズな人、日々なんとなく過ごしている人が、どうしたらメリハリのあるコントロールされた時間、日々の過ごし方ができるかって考えるといいですね。
あるいはダイエットを志す人が、どうしたら目標を達成できるかって。
ということで、答えはもう分かり切っていると思いますが、具体的な話は次回。
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