ビジネス速読術講座
[45]読書の姿勢
速読術の基本中の基本として「姿勢」について、トレーニングガイドで解説しています。
眼(視覚)のトレーニングも重要なのですが、やはり速読の基本は「意識のコントロール」です。そして、理想的な弛緩集中状態(速読モード)に入っていくためには、姿勢も非常に重要な要素なんです。レッスンでも、一番最初に「姿勢」と「速読トレに臨む際の心のあり方」について体験的な作業を交えながら解説しています。
さて、正しい姿勢をとることが基本なのですが、その「正しい姿勢」とは決して背筋をピンと伸ばして・・・というものではありません。背筋をピンとするというのは、確かに美しい姿勢ではありますが、不自然な姿勢でもあります。
意識を最高の状態に維持するためには不自然な、無理のある姿勢は避けなければなりません。
では、どういう姿勢が読書、速読トレに理想的と言えるのか?・・・と言えば
実は「立って読む(トレーニングする)」のが理想的なんです。(^^)
加藤周一氏(だったと思うのですが…)は、著書の中で立ち読みこそ最良の読み方というような書き方をしていらっしゃいます。
立った状態で本を保持することで自然な状態で姿勢が良くなります。この状態で読むのが理想だというわけです。そういえば、キャノンの子会社でイスをなくしたら業務の効率が改善したっていう話がありましたよね。座ると、どこか心がくつろぎすぎるというのは、経験的にも確かだと思います。
ただ、やっぱり立って読むとか、立ってトレーニングをするというのは非常に難しいことなので、座っておこなうことになります。だからこそ「正しい姿勢」を意識しなければならないわけですし、その時の理想とする姿勢というのは立ったときの状態に近いものだと考えていいでしょう。
まずイスに座って背筋を伸ばします。天井から頭を糸でつり下げられたようなイメージで、軽く背筋を伸ばしてください。
そのまま手を上に挙げます。そしてストンと手を下ろしましょう。その時の「肩が楽に下がった状態」が理想の姿勢だと思ってください。このとき、肩を上下に楽に揺することができるはずです。背筋をピンとはると、肩の上げ下げがぎこちなくなってしまいます。
それから、本を保持する位置(高さ)もポイントです。できるだけ目の高さに近いところが理想です。
これはトレーニングをするときも、本を読むときも同じだと思ってくださいね。(^^)
下の写真は私が本を読むときの顔と本の位置が分かりやすいように写真で撮ったものです。参考にしてください。(トレーニングの際の姿勢については、「ソフトウェア活用」のカテゴリで写真入りで解説しています。)

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