ビジネス速読術講座

[36]「できる」という確信

 とある集中レッスンの中で「どうしても目が動かない」という方がお一人おられました。
 他の方が(全員ではないのですが)追跡スピード240行以上に到達していく中で、「どうしても150行ぐらいが限界」と感じてしまうということなんですね。

  
 そこで、お昼ご飯のカレーを一緒に食べながら、いろいろ打開策について話をしていたのですが、1つの大きな原因が見えてきました。
  
 それは「あるラインを超えると、自分には無理って思ってしまう」ということだったんです。「スムーズ追跡トレーニングで140行ぐらいになると混乱してしまって、こんなの見えるわけがない」って思ってしまうということなのです。
  
 速読トレーニングは、基本的に体育会系のトレーニングです。目指すべき高い目標に対して、練習・トレーニングのポイントを設定し、ポイントに絞って徹底的に反復練習していきます。レッスンでは「ポイントに意識をフォーカスする」なんてカタカナ言葉で表現しています。
  
 目標を確認してトライし、手応えや感覚をしっかりとつかみ、その目標と手応えとの差を埋めるべく、さらにひたすらトライします。このとき「手応え」「感覚」をどこまで敏感に感じ取れるかがすごく大きな問題になります。
  
 どうしても眼の動きではチェックできないコトが出てくるんですよ。
  
 だからやっぱり大事なのは、自分で「どう見えているか」、「眼がどう動いているか」を確認すること。感覚をフィードバックしてやることです。
  
 その上で「がんばって上を目指す」のと同時に「大胆に次のステージを体験する」ことによって、技を進化させていくんです。
  
 このときに、自分の感覚が「できた」「できなかった」という2分法になっていては、進化する手がかりが何にもないことになってしまいます。
  
 勉強でもスポーツでもそうですよね?何ができなかったのか、どうできなかったのか、どの程度できなかったのか、そういう視点で問題を見つめないと改善していけませんよね?
  
 そんなときに2分法に陥りがちな自分を支えてくれるのが「自分はできる」という確信です。
  
 とことん自分を信じて、できていない状態に途方に暮れるのではなく、目標との差を探りながら試行錯誤していく。そうすることで初めて目標に近づけるものなんです。
  
 もし「だめだ」って思ったり、口に出したりすると、もうなんか細胞レベル(?)で目標達成をあきらめてしまって、絶対に上手くいきません。これは毎回レッスンの最初にお話しして、受講者の方に体験までしていただいているんですが、「だめだ」っていう言葉って、本当に私たちの体中のコントロールを奪ってしまうものなんですよ。(--;
  
 前に「心身一如」っていう言葉を紹介しましたが、とことん自分の成功を確信し、達成して喜んでいる自分をイメージしながら、ひたすら努力すること。これが速読術修得を目指す上で一番大事なことですよ。(^^)
  
 そういえば、4年前、沖縄のヴィジョン学習研究会の速読レッスンで、1万文字レベル修得者が続出したのですが、何のトレーニングに力を入れていたか、何が効果があったと思うかって受講者のみなさんに質問したら「イメージトレーニングがよかった」っておっしゃってました。
  
 速読できている自分をイメージする、速読できている人の姿を目に焼き付け、その姿に自分の顔を当てはめ「自分が速読できている姿」を描くんだそうです。
  
 速読に限ったことではありませんが、達成イメージを描くことを忘れずにがんばっていきましょう!
●●

投稿者 てら : 2006年06月16日 21:00 

[ビジネス速読MM]  2006.02.20号 ビジネス速読術講座トップへ戻るカテゴリ:ビジネス速読術講座のトップへ[ビジネス速読MM]  2006.02.28号

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